OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

早乙女カナコ

2025年03月14日 | 文化・芸術

「早乙女カナコの場合は」という矢崎映画初日。

申告を終え、新宿で観る。

その前に大庵のにしん蕎麦をいただく。

にしんを蕎麦に乗せようと考えたのは誰が考え付いたのだろうか?

大庵の接待は気持ちいい。その二日前には、大庵下のくらわんかのランチだった。

ここもいい。

さて、ピカデリーだ。

橋本愛とのんちゃんの共演もあった。あの三陸の朝ドラをおもった。

中川大志もすなおにカッコいいと思うが、いろんな顔をみせる。

ほかの出演者も、この映画では新鮮にみえたが、この映画、

みんないい人。悪い人がでてこない。

山田杏奈を覚えた。中村蒼はいまの大河の役と全く違うがどっちもいい。

草野さんもでていたな、やはり。

 

これをみなくちゃ、と木坂は「侍タイムスリッパー」。映画ライターの渡邊は「型破りな教室」。

みれなかった。

早乙女カナコ映画の前宣伝で「かくかくしかじか」やってました。5月、これはみますよ、たぶん。

 

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空師

2025年03月13日 | 日記

松原忠司。

土方、沖田や近藤、源さん、斎藤一等々はよく知られているのに、松原さんは知名度は低い。

そんな方を筆文字で書くのもいい。新選組書展18回目。

候文を隷書で書いたものが大賞に選ばれた。みんな遠方の方々なので、日野までは足を運べないかな。

こちら書展見学の前に、以前審議委員でご一緒だった方を訪ねた。

昔民放のプロデューサーとして料理番組なども作っていて、北海道にいた外国人の料理家が作った燻製肉がとんでもなく美味しかったので、と、庭で燻製肉をいぶしている途中だった。からすみも自家製を作ったので、と、下戸な私だが日本酒とともにいただいた。

その方がいるときの審議会は面白かった。形式、しきたりでなく、本音で語った。なにより地元を愛していた。

また5月には伺い、美味しい料理をごちそうになる予定。日野のきれいな用水が脇を流れ、大きなケヤキも伐ることもなし。

そうとう高所剪定にはお金がかかるが、剪定はよし、伐採はいかん、との主義。

高所剪定をする方を、空師(そらし)という、と教わった。

 

 

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筆置き

2025年03月11日 | 日記

最近はガラスに勢いがあるという。

アメリカでも人気の作家のようだが、カエルをモチーフにしたものや、説明を聴いてもわからない技法のものがいっぱい。

ランプもよかったが、小さなガラス作品の台座は、筆置きになるな、と失礼ながら、本体は買えず台座を筆置き用にいただく。

ケンタロウさんのお母さんは静岡で書道家だそうだ。

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木に書いて思ったこと

2025年03月10日 | 書道・筆文字

茶室の扁額が京都に掛かった。

義理のおば様の名と亭主の名を一つずつ取った庵名ということで、そこに一つの美があるようで、その思いに添うような書になるよう務めた。

板は古材だがよくみつけてきたと思われる少し山がたの板。

木が古いので、年輪が波打って書きにくそうであったが、一枚、長方形の同じ板を添えてくれたので、試し書きができたのは助かった。

その試し書きの筆文字がわりと上手く入ったので、それも一緒に、何かに使って、と送った。

 

掛かったら写真を送って、と依頼の設計屋の師匠に頼んでおいた。

そしたら玄関に扁額を、待合に、縦書きの試し書きの庵名を書いたものが掛けられていた。

どっちが良くできたか、といわれたら、本番じゃない方が、いいようだ。

ということは、まだまだ、心ができていない、ということだ、と正直思う。

 

板の扁額は、書いたものを彫って塗って加工したもの、これがいい。

紙に書いて気に入ったものを選べるから。

 

書家冥利は直書きだろう。だが、試されている、と毎回思う。

自分の存在にもっと自信を持てたなら、もっといいのが書けるのだろう。

書家は上手い、と思われての仕事だと思うが、名前先行も困ったものだが、小熊に書いてほしい、となれば、もっと楽に書けそうだ。

 

古美術商の知人から、ネットオークションの副島種臣をみて、どう思うか聞かせてくれ、というので、副島の作品や手紙をここ一年たまにみてきた。副島のような気持ちで書ければ、と毎回思う。

書はその人以上のものにならない、とは魯山人。

まっとうな書家とはなんとつらい仕事だろうか。ま、まっとうな書家の部類ではない私がいうのも変だけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2025年02月06日 | 日記

東風吹かば匂ひおこせよ梅の花、との道真像は根津美術館の庭園に。

表参道の交差点では老舗の書店があって、水曜日にはその三階でネルドリップで淹れるこだわりの店主がいる。

フツーでいながら、すごいこだわり、そんな姿は、むかしは其処此処にあったんだろうな。

 

 

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新年あけましておめでとうございます

2025年01月01日 | 書道・筆文字

 

いろいろあるけれど、毎日。

でも、今日もいい日。

いい日で行こう!

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かわいいメリークリスマス

2024年12月26日 | こども書道

一、二日におくれた。

言葉が聞こえてきそうな「メリークリスマス」!

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胡蝶

2024年12月14日 | 日記

いくつかの芸名や俳号を持った知人で生徒にもなってくれた方の偲ぶ会は、告別式もなく、お別れができていないまま来てしまった気分を収めるいわゆる3回忌の集いであった。

偲ぶ会はごく親しい方々となってしまったが、30名弱で、手作り感満載のイベントとなった。

華やかな方で、粋で、キップの良さもあって、すてきな恋もしてきたであろう方であった。

帰り花いまさら好きと言はれても

なんて句もあった。

夏帯をぽんと叩いて逢ひに行く

なんていうのも。たまには私たちのところへも、天国から逢いに来てよ、と思うのは、今日の参加された方々、みんなの思いだ。

小唄や常磐津、俳句と、伝統芸能や文芸を堪能する一時ともなった。

小生、雑な進行であったが、みんなの‘’思い‘’があると、一つにまとまる感覚があって、いい会となった。

世話好きで、私もいっぱいお世話になった。

みんなの思いの中に生き続ける人である。

 

イベントに行く途中、銀杏の葉を拾って、コートのポケットにいっぱい入れた。地元で、湯島聖堂裏で。

銀杏を二つ折りにして、元の方の一本の筋を丸めて、先を二等分にして、蝶をつくるつもりだった。皆さんのテーブルの上に置くつもりだった。

準備の忙しさに忘れた。

イベントが終わって帰り際に、会場に、一つだけ作った蝶を置いてきた。

 

凍てついてなお美しき胡蝶かな

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腕を揺らす

2024年11月26日 | 日記

今日の銀座での稽古は、手で書くことではなく、腕を揺らす稽古となった。

私も生徒となって、小用先生発案の『揺腕法』を、高弟であり出版編集をした下村先生に学ぶ。

身体の基準性。

書は、頭で書くものでなく、腹で書くものでなく、身体で書く!?

その基準とは如何に。

腕を揺する。少し揺する。そこから気づけるか。

今の方々にとっては、矯正の動きなのかもしれない。

座骨、横隔膜、耳の水平垂直。中指の地面へ突き刺すような動き、と。

習慣が大事そうだ。

 

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自己流?

2024年11月23日 | 日記

専門的にお茶をやっていた奥さんが亡くなった後、奥さんが活けていたのをなんとなく見続けて、見よう見まねで住職が花を活けている。

こういうのは自己流といわず面影琉とでもいっておこうか。

今頃、売らずに奉納とした「龍」を持参。

12年後に掛けてもらえば、といったら、辰年生まれの奥さんの一周忌にかける、と住職。

気に入ってくれるかな。

 

 

 

 

 

 

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