OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

室礼「七夕展」

2023年05月26日 | ニュース・講座

四季折々の室礼は、美しくいとおしい暮らし方。

江戸の年中行事を学び、楽しみ、味わう、という室礼研究会「ゆずり葉」のイベントに、

“特別講座ー書家のお話とパフォーマンス”として呼んでいただきました。

室礼講座とお食事を楽しみに、ついでに小熊、でよろしかったらご参加ください。

 

室礼「七夕展」七夕の室礼とお食事を楽しむ…

時 7月7日金曜日 10時半から14時15分予定

場 フォレスト・イン昭和館1階「昭和の森 車屋」大広間

JR青梅線昭島駅北口より徒歩7分(シャトルバス運行もあり)

参加費 10,000円(消費税・サービス料・お食事・お土産込み)

定員 50名(先着順)

参加お申込み

電話042-542-3333(日本料理 昭和の森 車屋)

 

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第15回 日本の夏じたく 於 横浜 三渓園

2023年05月04日 | 気になる展覧会

とうとう15回。

横浜三渓園の多くの会場を使っての俊英工芸作家の展示会である。基本、販売あり。

わたしも元メンバーで、創立から参加していたが、今回は、パンフレットの筆文字と、扇子が少々、紀波さんのところに置かれているくらいであるが、私も知らない作家もでてきているが、ここは私にとっても、いまだホーム。

いい作家たちのいい仕事を、新緑香る三渓園で一日ゆっくりお過ごし願いたいものである。いまや、夏の風物詩である。

会期 2023年5月19日から21日

会場 横浜本牧 三渓園

各種イベントもあり。

興味を持った方は、「日本の夏じたく」HPをみてから。

 

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鳩山書会第二弾 体験会

2023年04月24日 | ニュース・講座

5月1日13時より15時まで。

鳩山コミュニティマルシェ会議室。

小筆をつかって和歌俳句など和文を書いていきます。

その体験第一回目です。

体験は無料ですので、希望者は、小熊のHPより、ご一報ください。

 

基本的に、第一月曜13時より、月一回、小筆を中心に筆と戯れます。

変体がななども詠めるように進んでいきますが、今回は「いろは」から。

尚、第三月曜13時~は、漢字中心の講座が、お陰様で成り立っています。

 

コミュニティマルシェも感じのいいところですが、新緑の鳩山は気持ちいいです。

にぎやかしにきてください。

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65世

2023年04月16日 | 書道・筆文字

また上野、鶯谷の王義之と蘭亭展に。

今回は、シエルの会の3人と。

伊秉綬(いけいじゅ)の扁額のある中国風のしつらえの前で、記念撮影をすることになった。

まゆみ譲がソファに腰かけている女性にシャッターを頼む。

二三枚撮ってくれた。

マスクはしていたが、感じのいい女性だったので、ありがとう、といったあとに、

「中国人ですか?」と、「旅行か?」とか「どこから?」とかかなり乱暴にきいたりしていると、

「王義之の故郷の方」と。こちらは浙江省がでてこなくて「杭州の方か」と。「そうだ」と。

つれのおばさまがいて「こちらは北京から。王義之の65世にあたる方」だという。

この展覧会のために来日したようだが、「えー!」だ。彼女はさらに詳しく説明するが、こちらの語学力が足らない。

その女性とそのおばさま。かなり品のいい方だった。

博物館を後にし、もっと詳しく、じっくり、話をきいておけばよかった。

そのあと、鶯谷の宮川は予約で入れず、笹の雪はとっくに閉店してて、各種餃子食べ放題ランチでお腹一杯。

今日は、満腹すぎて、餃子ランチと、65世のおば様と娘のような彼女の印象が良すぎて、蘭亭が浮かんでこない。

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ワルツ 素人園芸

2023年04月13日 | 生きる発想

昨年に引き続き登場「アルプス乙女」リンゴの花は好きだ。埼玉中央やや北部。

バレリーナツリー「ワルツ」今年初めて花が咲く。三年目だったかな。バレリーナツリーリンゴの中の、ワルツが花も実もいい、と考えたが、どうだったか。現在は満足。

ほぼ都内になると、すこし温度差があり、ポンテローザのジャンボレモンの鉢植えは多く花をつけた。

鉢植えシークワーサーも、つぼみが大きくなる。

二日前の徳川家ゆかりのボタンと小熊家ゆかりのボタンの違いはあるか。

ということで、きょうは、仕事になるかならないかわからないものを、気になったので、書いてみた。

広告系の仕事は、いつもやってはいけないと思うが、たまにやると、とても新鮮。

その依頼主が昔の知人。転職して転職して今に至るようだが、その嬉しさが、書く原動力だったかな。

あとは、素人園芸の水やりの日々だった。

 

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蘭亭を近くに

2023年04月11日 | 書道・筆文字

国立博物館から美味しい洋食屋さん、そこから書道博物館と、王義之と蘭亭の旅は、講座を中止にし、外に出かけることにした銀座中心の流浪の会を中心に11名で。

日に恵まれ、若葉まばゆい中、大人のそぞろ歩きで、いい笑顔でなる。写真は寛永寺に通りかかってのスナップ。

こちらは、中村不折像。今日は、不折さんにまで感謝したいほどの気持ちいい一日だった。

しめは羽二重団子に寄って、アルコールなしでみんな帰路へ。

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新選組書展 見学

2023年03月17日 | 書道・筆文字

第16回目の新選組書展を見学。

一回目から思うと、うますぎの小学生が多すぎるくらいだ。選外も一緒に展示しているのは、ここでは当たり前。そう、入選作よりうまいか下手かというと、うまい選外作がいっぱいある。だからといって、適当な審査をしているわけではない。その時の基準にゆれはある、が、審査するのが、歴史や民俗学の専門家やお坊さんまで。書の観る角度も一般の書展とは違う。書家も、お習字の上手いものは認めながらも、多くの美をみようとする。

さて、写真を撮ったが、新しいPC変換に不具合あり、残念で失礼ながら、なし、で。

大人の方は、常連の方も多く、受賞経験者は毎回よくても選外になることも多い。そういうなかで、ほぼ、様々な賞を獲っている人がいる。

毎回、書体や書風やスタイルまで変えて、それでいて抜きんでた作品をつくる。

今回は、やややりすぎではあったが、下地に薄墨で黒船の画を描き、「黒船」と横書きした周りには、当時の黒船が来た時の驚きを現した狂歌まで書いてきた。

書の力量あってのことなので、「黒船」という課題なのに、課題違いとできないで認めてしまう。もともとそういうところはゆるめにみてしまう審査なのだが、、、。

宮城は東松島の方だが、2度ほどボランティアに行った先が東松島だったので、覚えてしまったが、黒船は終わったので、そろそろ来年は船外!? 

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四十三賢図

2023年03月12日 | 書道・筆文字

サントリー美術館での青木木米展にでている白泥で作った涼炉は「蘭亭四十三賢之図」と篆書で刻され、風を入れる場所には、王義之が、愛する鵞鳥(レリーフ)を見ている。

図録の解説にも説明があったのか確認はしていないが、気になったことがあった。

王義之が主催した禊の行事といいながらの雅宴は「蘭亭序」として有名すぎる。

その集まりには、友人知人子どももいれて41人と認識している。ここに主催者の王義之を入れても42人だ。

江戸時代の文人で陶器の技術も高かった木米は、「43賢図」とした。

このころ、42人の参加で、王義之を入れて43人としたのか、と考えたが、

ん、待てよ、この涼炉の風門には王義之の奥にお付きのものがいるではないか。

ん、この付き人もいれて「四十三賢之図」か! とは考えすぎか。

ま、いい展覧会であった。

王義之関連の展覧会が、上野や鶯谷でやっているが、この木米の涼炉をみるのも一興と思う。

さて、涼炉を観た次の日は、涼さんのイベントへ、

山のお話と山の絵本と山の詩を読むイベントの、山の話は、教員をしながら世界の山に挑んだ加藤富之がゲスト。

みんな高校の同級生で山岳部にみんなかかわった。

単独行の加藤文太郎に憧れた加藤君は加藤文太とも名乗るが、K2に挑んだ話も魅力的だった。

聞きそこなったが、ヨーロッパ隊の1人が彼の脇を滑落していった時があったという。

そういう時、男は、ただでさえ寒い高所で、〇〇〇〇がちじみあがるとおもうのだが、きみはどうだったのか!?

大雪になってしまったK2登頂300メートル手前で、断念は残念だったろうが、そのまま進んで登頂していたら、今はこうして会えなかったかもしれない。

引き返すのも勇気。君も賢者の1人かもしれない。

 

 

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名もなき俳人の梅の句

2023年02月01日 | 文化・芸術

梅の花遅速のありし人の世も 三枝

自由とは孤独が裏の夜の梅  三枝

一句目、平凡に流してもいい句かもしれないが、生き死にから何かとある競争社会を考えるとき、気になる句であった。

二句目、気丈にみせる人ながら、独り居のなかの静寂。

伯母の句集の中から、その伯母の葬儀の礼状に添えた梅二句。

大寒のとうふ掬えば皆うごく 三枝

とか、三枝支持。

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若者は山里をめざす

2023年01月18日 | 文化・芸術

埼玉県の消滅可能性都市NO.1、埼玉県唯一の村である東秩父村のドキュメンタリー映画である。

東秩父は、長年関わった和紙に関しては、まったく小川・東秩父と一体である。映画のなかにも出てきた和紙の原料である楮(こうぞ)の皮むきである「かしき」は、小川の和紙体験センターばかりでなく、東秩父の和紙の里にも何度も出向いた。

東秩父の最後の和紙職人と紹介されていた根岸さんは私も教えを乞うた一人であるが、この映画を製作した原村政樹監督によるとこの映画を待たずして旅立たれたのこと。3年目の若い和紙職人に希望を託そうか。

さて、この映画は小川から外秩父に沈む夕日を同時期にみていた同級生の涼から知ったのだが、場所は、新宿のK’sシネマ。そこでチラシを前もってもらっていたが、ちょっと田舎を美化して作っているドキュメンタリーの嘘っぽさがあるのかなとおもいながら観た。

それはいい意味で裏切られた。まったく美化している感じがない。半分地元意識でよく知っているところだが、そのままだ。チラシの真ん中に写っている田舎のねえちゃんは、これも実際、とっても自然ですてきな女性であった。

原村監督が舞台あいさつで、「山里は全国的に危機的状態である」と強く訴えていた。不便であったという昔は、便利になった今より、ずっと豊かな暮らしぶりがあったことに気づかされる映画である。

今週末からは、川越の映画館で上映されるという。

写真は、本当はもっと美人の西さん中心のポスターと原村監督。

 

その後は新国立の独立展へ。片岡先生、藤田先生の作品が印象に残る。

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