OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

神羅万象

2019年02月19日 | 覚書
「神羅万象チョコ」なるものがあるようだ。
が、ここでは、
森羅万象
ではなく、その
神羅万象
を、示し申されたもの、としての「神」
つらなる、としての「羅」
とし、
万物やあらゆる現象の「万象」の
示し申されたとおりのすべての現象、とする。

水そのものに流れや力はない。
そこにあるときの流れや力があるだけだ。

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静謐な空間

2019年02月09日 | 文化・芸術
気になった言葉もすぐ流されてなくなってしまう。
でも、気になった言葉を、大事にあたためて、どんな紙に、どんな大きさのどんな形の活字に、どんな色にして、それを表現したら、その人が受けたその言葉が、そこに定着できるのかもしれない。そうした表現は無限なのかもしれない。
活字での表現ではなく、気になった言葉を、フリーハンドで書くのは毛筆も同じだが、ペンを基本に、手で書いて、その思いを字体を変え、紙という素材を自由に遊ばせ、空間に思いをつないだり。

星さんとヒロイヨミ社の山元さんのお二人の奏でたのは、言葉と文字ではあったが、繊細な空間がそこにできていることが新鮮だった。

ロシアの骨董と存在感のある花々に囲まれて、19世紀の洋館にながれているような時間はこんなかんじだったかな、と思った。

「三日月と金星のあいだ」星幸恵 ヒロイヨミ社 

場所 南青山 はいいろオオカミ+花屋西別府商店
日時 明日10日まで。明日は、11時から19時

静謐な空間を離れ、青学前の国連大学前は土日マルシェになる。そこで燻製の肉や卵、無農薬米のおいしいおにぎりなどを提供するコメシルナをめざす。
ぜんぜんインスタ映えしないお弁当ながら、肉も卵もおにぎりも、うまい!
土日、青山界隈に行ったら、コメシルナの移動販売カーをめざせ。



今日はその日にアップした。

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とうり

2019年02月09日 | 日記
大人の一日散歩 上野・鶯谷・日暮里  墨アカデミア 東日本橋教室9人珍道中編

上野 国立博物館 「顔真卿」 ……期待以上の展示。これは行った方がいい、素人の方でも。でも、混んでる。一日そこでつぶす覚悟が必要かも。
10時過ぎで祭姪文稿20分待ちはまだまだよし。中国人の方々多し。
鶯谷 宮川 ……うなぎの名店は鶯谷にもあった。お豆腐料理の有名店もあるが、みんな食べたことがあるというのでうなぎ屋になったが、私はまだ。
子規庵  ……ボランティアの方々が子規庵を守っている。枯れた糸瓜の写真の通り。
     この辺はホテル街である。その対比が、大人の散歩らしい。
書道美術館 ……甲骨文から唐時代まで様々な年代の書に触れて、書の原点を思い出させてくれる当時のままの本館もいいが、掲示文がイケてて笑える。もとの持ち主の中村不折ばりの字で「監視カメラこっそり作動中」とか。 
羽二重団子 ……本店は改装中ながら、日暮里駅前店あり。コーヒーはやめて、抹茶と団子、ぜんざいなど、ホッと空間。
主婦の方はそこで終了。5時。
その後、近くの居酒屋に6人。書の話はほぼなく、TVや雑誌にはけっして公表できない事情通のみなさんの話で盛り上がる。

みんな楽しかったようでなにより。


へちまは、繊維があるので、糸瓜と書くが、〝いとうり〟がつまって〝とうり〟とも呼ばれ、そこから更に、江戸のしゃれなのか、
いろはにほへと ちりぬるを
の「へ」と「ち」の間に、「と」があるので、「と瓜」からの「へ、ち、間」となり、「へちま」となった、らしい。

と、ゲストの平安の大詩人の末裔の方が教えてくれた。
私の書道解説より、よっぽどみんなの記憶に残った。



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誘惑

2019年02月06日 | 日記
骨董品屋さんが店じまいとかで、50%OFFにつられてはいってみたんですが、もッとまけてくれるんですよ、と生徒さん。

そういう言葉に弱い。


おおぎっしり物あり。

硯は端渓と書いてはあるけれど。

ん、黄色い石は田黄!?

安すぎ。
艶もなし。紅皮田黄とは書いてあるけれど。
本物はそうそうないとはわかっているが、宝石以上の価値となってしまった「田黄」という言葉に弱い。

骨董品屋のご主人も悪い人ではない。
陶器には詳しそうだが、硯や石は一応の知識のようだ。

わかっちゃいるが、にわか田黄を二顆買ってしまった。

30年前、ルリチャンで買うことをためらってしまった親指ほどもない田黄の郷愁が、面影になって誘惑するのである。





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ツッコミ

2019年01月29日 | 日記
語学は苦手だがかじるのは好きな私。

今日は、ブラジルやアルゼンチン、ペルー、ボリビアなどから選抜されて来日中の、ポルトガル語スペイン語圏の日系人三世四世の中学生36人に書を教える日だった。

まずは挨拶。
ジュ マペール オグマ

と言ったら、

それフランス語だよ! と生徒の一人からつっこまれた。

「あっ! 
 スパニッシュはなんだっけ!」と私。

「ミ ノンブレ…!!」 

「あああああ」
そうして、お互いリラックスして、書に向き合った。


いい書ができあがったのはいうまでもない。

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大死一番

2019年01月16日 | 覚書
大死一番とは、『碧巌録』からのようであるが、死ぬ気で精いっぱいやることに転じたらしい。
が、ここでは、断ち切る覚悟、死ぬ覚悟としておこう。

死ぬときは、スーと死ぬのがいい。
かならず蘇らなくてはいけないけれども。

クマに出会ったら、死んだふり?
抱きつく?
いやいや、何も考えないで、何かする。
それがその人の本性かな。

雲流る。
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創作文字

2019年01月11日 | 日記
リンテックさん、“書は易しい”と読んでしまった。

もうじき、上野東博で特別展「顔真卿」がはじまる。
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日々新

2018年12月31日 | こども書道
子どもは才能のかたまりである。
生かすも殺すも、そこに関わった大人たちの責任は大。
「子どもを教えることはないでしょう!」と私のことを思って言ってくれた知人がいるが、
いやいや子どもを教えられることに感謝している。
大人は?
どちらも、自分の成長がないと、教えられない。
ので、日々新に。

写真は6歳作。
世界は自由だ。
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貫く棒の如きもの

2018年12月20日 | 日記

去年今年 貫く棒の如きもの  虚子

年の暮れである。国立教室の一点。

お正月用の小条幅は、白楽教室。
近くの料亭用のは今年わたし。

オーソドックスすぎることを毎年のようにやっている。
飽きないか。

心の持ち方次第かな。


 
先日の感謝WSの石の印、3名で楽しく終了。写真撮るのを忘れた!が、感謝したい方は今年もいっぱいいる。
書の先生ながら多摩美で日本書道史を教え、表装もプロだった宮坂直樹さんが今年、逝ってしまった。
この時代に、良心で生きる人がこの世から一人いなくなった。
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自分で刻す石印体験

2018年11月28日 | ニュース・講座
柔らかい石を刻して、自分の愛おしい印をつくる
年末恒例、今年もありがとうおぐま感謝祭です。

といいながらも、今年は石材代などを含め、一般3000円。墨アカ会員2000円。
5名先着。

日時 2018年12月13日木曜 13時30分から15時30分
場所 銀座区民館(歌舞伎座脇)

お申し込みは、小熊廣美HPの「お問合せ」より、お申込みください。
道具類は私が持ち込みますので、手ぶらでおいでください。

申し込み時、何に使いたいか、何という文字を刻したいか、お知らせください。
基本15㎜程度の印で、一文字を考えています。
あとの希望は、その後のやりとりで。

今回は一回でそれなりの印を作りたいので、フォローたっぷりの予定です。

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