OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

2024年08月21日 | 文化・芸術

松岡正剛さんが亡くなった、とニュースで。80歳。

私は書を初めてまもなく、雑誌「遊」に刺激を受けた一人。

あれからざっと40年。

今年1月4日、永井画廊主催のイベントでスピーカーの一人として登壇。

“みんな絵画を持ち上げすぎなんですよ”とポツリ。

その言葉が一番印象に残る。

視点が鋭く、文化文明を俯瞰しながら舌鋒をふるった。

周りには、直接縁のあった人もちらほらいるが、こちらはどこか斜めにみながらいて、どこか憧れていた。

 

書の理解者が一人減ってしまった。

 

 

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