OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

ko2

2015年01月26日 | ニュース・講座
ウエブマガジン コ2(kotsu)が本日オープン。

http://www.ko2.tokyo/

武術と身体のコツまとめ。
とあるように、なかなか面白いのである。
私の気にしている身体の宇宙を様々な角度から探っています。

私も、ずーっと探っている書の魅力をここで語らせていただきます。

特に、書など興味なし、とか、書は下手だ、と思っている方に読んでいただきたいです。
書はその人そのもの。上手い下手は関係なし。





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ラジオ深夜便

2015年01月20日 | 文化・芸術
ラジオ深夜便 は、まず聴いたことがない。
というかラジオは車に乗っている時くらいしか聴かない。
車に乗るのは、たまに、である。

だが、このラジオ深夜便にその昔「小熊さん」と出たことがある。
上海での展覧会中、当時、上海在住だった日本画家の小田さんは、
ラジオ深夜便の海外からのリポートを届ける特派員の役をしていた。

小田さん宅へ日本画家のアランさんらと何人かで伺った夜だったのか、特派員レポートで、展覧会とその夜のことを小田さんはレポートしたらしい。
小田さんの作品を観て、落款の筆致に、私がケチをつけたら、アランがそれに反論し小田作品を擁護したことなど、当時の事がかすかに蘇ってくる。懐かしい、いとおしい一日。
結局、小田作品は、深い洞察ある日本画だということを私は後からじわじわ感じている一人であるが。

さて、そんなラジオ深夜便の特派員のことなど知らなかったが、友人のお母さんが“書家の小熊さん、ってNHKのラジオでいってたけど、あの小熊さんかい?”、と訊かれたと友人はいった。

というわけでラジオ深夜便は、私の知らないところで根強い人気があるのだとそのとき以来、敬服しているわけである。
ジェット・ストリームはなくなっても、ラジオ深夜便である。

ラジオ深夜便ストリーミング、でネット検索。
過去に出演の著名人のお話しが面白そう。
このブログに三度登場「タクシー・サウダージ」の人生と語り口がいい。
次は、矢野顕子さんを聴こうか。
2月9日まで。

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あけび

2015年01月18日 | 書道・筆文字
木通、通草で、あけび、ならわかる。

上に〝山〟、下に〝女〟と書いて、あけびと読ませる国字があるという。
おまけに、その上下の間に、〝一〟を入れているのもあって、誤字である、としながら、第二水準の漢字表にあるという。
山+女の方は、第三水準とか。

誤字であっても、一部の苗字とかで慣用的に使われていたためかと思われるが、そんな字を書かされた。
それも古い字体にして、である。

国字で、誤字を、篆書で、である。

どこか犯罪に加担した気分である。

何も悪いことはしていない?

今の日本を取り巻く環境と似ていると、ふと思えた。
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局中一統…

2015年01月17日 | ニュース・講座
日野市にある新選組のふるさと歴史館主催「第8回 新選組書展」締切まじか。1月20日消印有効だったか。
新選組のふるさと歴史館HPで詳細を。

上手いものだけを選ぶではなし、いいものを選ぶ。
素人の書の祭典の先駆は、落ちても展示する。
みんなの書展だから。
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島うちゅう

2015年01月15日 | 文化・芸術
海から海水を汲み、塩を炊く。
炊けた海塩を竹筒に入れ、木々と一緒に燃やす。

お前がやるコトは、貧乏をしていた頃の生活。
貧乏から抜け出したくて、父ちゃんは頑張ってきたのに…。

私が感じる≪生活の知恵≫と≪貧乏≫が、父の中では重なり合う。
戦中を生きてきた世代と、高度成長の中 生まれてきた世代。
 
お互いの想いの主張が、答え無く繰り返される。
灰の中から塩の塊りが現れると
「美味しい。」と私
「今度はもっと沖に汲みに行こう。」と父

【島うちゅう】という小さなパンフの中の一文より。

第54回日本クラフト展の大賞 勝知恵美「島うちゅう」は、自然のままの素材から、紙を漉いたり、糸を作ったり、糸を染めたり、そして織ったりして、帯を作ったようだ。繭も育てたんだったか…。

11月頃だったか、和紙→星→勝のご縁、国立で、濃縮された個展を見たのは。

素朴。

生活の知恵、の時間の美しさ、愛おしさ。

日本クラフト展は18日まで、東京ミッドタウン・タワー5階


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JE SUIS …

2015年01月13日 | 日記
共和国広場に集まった人々の映像からは、人間の美しさを感じた。

今回フランスで起きたテロは許せるものではない。

ただ、スローガンの中の何が正しくて、何が表にでてこないのだろう。

この硬直した社会はどうしたらいいのだろう。

頭が悪いなりに考える。


犠牲になった方々の冥福を祈るばかり。


Je suis touriste.

でも、他人事にしないように。
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初期化

2015年01月11日 | 日記
あらためて書とは何かと思う。
書は何のためにあるのかと考える。
書は判りにくいものになった。
そりゃ目につく所でへんなものばっかりみせられて、その扱いが立派過ぎたら、何が何だかわかんなくもなる。
そりゃそうだろう。

PCの扱いにトラブって、初期化を余儀なくされた。
書の世界も、初期化ができたら、どこまで戻す?
ついでに家庭の初期化も必要である。
あらら、自分自身の初期化も必要だった。

ま、書こう。
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雅叙園 

2015年01月01日 | 文化・芸術
立花。 
凛々しい。
龍生派の先生の作品。




書のワークショップは、昨年に続いてまた来てくれた親子もいて、嬉しかった。
今回は子ども中心であったが、なかなか子どもは面白い。
3歳?「び」もびっくりだった。「美」も羊と大であるし、「未」もビ、ミであるので、「び」はひつじ年にもっとも関連した平がなだったのかもしれぬ。
「天」「杏」「愛」…、子「花」親「華」も。フランスからの女の子はひつじ年だけど「馬」の字が好きだといった。
昔覚えありのヘアーデザイナーさんは、「羊」「節」を書きぬく。「節」は今年のテーマだとか。
今日は、私のフォローにまわってくれた3人の書家のみなさんも、上手く指導してくれたようで、みんな満足してくれたようだった。

会場が広くなって、ワークショップ中、私はそこで一回目「祥」、2回目「翔」をさっさと書く。披露もなし。

ワークショップが終わって、会場を整え、ぽつりと置いてあった「翔」がやっと目に入る。
帰り際に何組かのご家族と一緒に写真に納まったが、その時の勢いだけの「翔」だが、みんなが書いてくれた色紙とともに、一緒に写真に入ったら、ひつじ年の元日にふさわしかったかな、と反省。

「翔」を持ってくれているのは、お手伝いをしてくれた旅行会社の女性社長と若手の書家の方である。

ご縁あったみんなに幸あれ。
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