そうなんだ。

外国語で知ったこと。

グラフィー   英語

2013-06-17 13:00:00 | 日記
先週の日曜日就寝後、右胸が張って少し痛いんです。
あれ~?
触ってみると、ピンポン玉くらいの大きさの塊が・・・。
乳がん検診も自分での触診もここ何年もしていませんでした。

うぇ~ん、来ちゃったか~い?
いつからあったんだよ~?

翌日病院に行こうと、寝付けないながらも眠ったようです。
この日は月曜日で仕事。 
いざとなると、検査時間を考えて躊躇します。

懸念の癌であれば、この大きさは、もはや手遅れだろう。
一刻を争っても仕方あるまい。

仕事が休みの金曜日に外科病院に行ってきました。
問診後、エコーとマンモグラフィーの検査です。
検査前に看護師さんが私の名前を呼んで
「妊娠はしていませんか?」
と確認をしたので、苦笑してしまいました。
それこそ大あわてで産婦人科に行きますよ。

検 「ちょっと痛いですよ。」
受けたことが無いであろう男性マンモ技師がそう言って
検査を始めましたが、ちょっとなんてものじゃありません。
私 「イタタっ、イタタっ! 物凄く痛いですよっ!」
検 「ごめんなさいね。我慢してください。あと3枚撮ります」
私 「血管切れたりしないんですか?」
検 「それは大丈夫です。 青あざが出来る方はいますけど」

今日は接尾語「-graph」(グラフ)と「-graphy」(グラフィー)
についてです。

「-graph」(グラフ)・・・~を書いた(描いた)もの・~を記録する器具

(グラフィー)は(グラフ)に技術的は意味合いを持たせます。

「photograph」は“光で書いたもの”で写真ですが、(フォトグラフィー)
だと、“写真術”になります。

「thermography」(サーモグラフィー)だとサーモ《熱》
と《記録する器具》+技術的で、体表面の温度分布を測定する機械。

「biography」(バイオグラフィー)だとバイオ《生命》
と《書いたもの》+技術的にで、伝記。

前置きが長くなりましたが、「mammography」(マンモグラフィー)。
「mamma」(マンマ)はアメリカ《幼児》やイタリアで、ママへの
呼びかけ言葉です。イタリア語の(マンマ ミーア!)は映画のタイトル
にもなりました。
インターネットの“英和医学用語集”によれば、“乳房”となっています。
(マンマ)と(マンモ)の違いはありますが、これは《乳房》と《記録する器具》
+技術でしょうね。

診断結果は“のう胞”。 今後も無くなる事はないそうで、大きくなったり
小さくなったりするが、ほっておけばいいそうです。
確認しましたけど、年齢とは関係ないそうですよ。

女性の皆さん。 
あわてないように、時には自分の立派な、または
少々情けなくなっている(失礼)、お胸をさわりましょう。
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お米   イタリア語

2013-06-14 13:00:00 | 語学
とってもナイスアイディアの内祝いを見ました。
出産祝いのお返しです。

中身はお米なのですけれど、外袋が洒落ています。
『我が家の新米です』の文字と、生まれたての我が子の写真。
写真の下には、新米家族である赤ちゃんの名前と出生時の体重
が印刷されています。
袋に入っているのは、もちろん出生時の体重分のお米。

内祝いが届いた際に、受け取った側は赤ちゃんの顔写真を
見ながら、抱っこして重さも感じられるというスグレもの。
だいたい3キロ前後のお米でしょうから、もて余す事もない
でしょうし、送る側の予算としても適当でしょう。

次回の私の出産時のお返しはこれに決めた!
いや、ない、ない・・・。

イタリア語でお米のことを

「riso」(りーゾ)・・・米・米飯

リーゾ、リーゾ・・・。リゾット?

「risotto」(りゾット)・・・米をバターなどで炒めて雑炊風に       
              炊き込むイタリアの米料理

リゾットはイタリア料理でしたか・・・。

炊き込む米料理のピラフ(pilaf)はフランス語です。

炊き込むねぇ・・・。どちらもチンの御飯を使う私の料理は
リゾット風・ピラフ風ということで。

 





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大蔵省・財務省   英語

2013-06-12 13:00:00 | 語学
『うわっ!自分の物差し短(みじか)っ!と思った瞬間』

クリーニング店のパートで働いている時に、店に流れる
ラジオ番組で、この『お題』に寄せられた投稿文を
面白可笑しく読み上げていました。

記憶がよみがえりました。 私にもあります。
新卒入社したての頃。 学生時代にスキーロッジで仲良く
アルバイトをしていた京大生の亀さん《男》と自宅の電話で
お喋りしていた時です。
同じ年齢でしたが、彼は1浪していたので学年は1つ下
でした。 彼は当時、就活の内定を貰い始めた頃で
社会人としては、私は先輩です。
バブル時代で仕事探しは売り手市場でした。 京大生の彼も
商社・銀行などの大手企業から引く手あまただったようです。
商社・・・。
世界を股にかけるエリート中のエリート、海外商社マン。
おいおい、その妻になって一緒に海外に行っちゃうか~い?

彼女でもないけど、瞬時に都合の良い妄想を膨らませつつ、
どこが第一希望なのか、先輩ぶって尋ねた時です。

亀 「公務員もいいと思ってる」

ガクっ。
私の中で公務員と言えば、警察・消防・先生・区役所・・・
当時は有楽町にあった都庁舎さえ、おんぼろでした。
海外赴任の妻を勝手に思い描いた私としては、痛い。

私 「えーっ? なんで? もったいない気がするよ。
   もっと上を目指せばいいのに・・・。
   商社がいいんじゃない? 亀さん優秀なんだし。」

亀 「えっ? そうかなぁ・・・。」

私 「(市)役所ってことだよね? 公務員も色々あるけど?」

亀 「大蔵省を考えている。」

うわっ、地方公務員しか思い浮かばなかった私って・・・。

“物差し、短いっ!!!”  はずかし~っ。

この時は会話を巻き戻して、やりなおしたかったです。
しかし、勘違いを気付かれぬ様に押し通しました。

私 「そっちの方ね。でも私は商社がお薦めかな。」

まぁ~、私のアドバイスは関係ないでしょうけど、亀さんは
住友商事に就職しました。
赴任先のアメリカから、長い物差しであろう奥さんとの
写真入りクリスマスカードが何枚か届いていましたっけ。

今、同じ会話になったら迷わず国家公務員を薦めます。

大蔵省・・・「the Ministry of Finance」(ザ ミニストリィ オブ ファイナンス)

2001年からは、財務省という名称に変わっています。

財務省・・・「the Ministry of Finance」(ザ ミニストリィ オブ ファイナンス)

英語表記は一緒でした。 仕事的には同じなんでしょうね・・・。





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ゴンドラ   イタリア語

2013-06-10 13:00:00 | 読書
私が図書館にリクエストしていたらしい、本の順番が回って
きました。
三浦しをん著 『船を編む』。 
なんだっけこの本?

2012年本屋大賞で1位を受賞した時に、リクエストしていました。
忘れていても不思議ではないほど、ずっと前のことです。
「大勢の方がお待ちですので、延長は出来ません」と釘をさされ、
読みかけの時代小説を脇にどけて、こちらを読み始めました。

舞台は出版社の辞書編集部。 新たな国語辞典の刊行計画から
15年もの歳月を要してようやく出版に至りました。 この地道な
頑張りをユーモアを交えて描いています。

・・・この単語はどういう意味だろう?

と常々興味を持っている私には、ストーリもさることながら、文中に
出てくる言葉の用例なども面白く読めました。

運動部のキャプテンの言葉と思って下さい。
「試合も近いので、シメていこう!」は、気をひきしめる。
「あの子サボってばかり。ちょっとシメてやろう。」は、こらしめる。

この『船を編む』というタイトルの意味がわかった時には
感動しました。

『辞書は、言葉の海を渡る舟だ』

私達の生活に言葉はかかせません。 
広い世間を海に例えれば無源にある海水を単語としましょう。 
取り違えた解釈のないように、手助けしてくれるのは辞書です。
水(単語)にのまれそうな時には、舟(辞書)を利用するのです。

『海を渡るにふさわしい舟を編む』

なんと文学的で美しいタイトル。

読み終わり、映画も観ると決めたのに、残念ながらタッチの差で
上映が終わっていました。
文中のイメージでは、海は夜の海でした。
舟はどんな舟でしょう・・・。 小型の舟ですよねぇ。
ボート・ヨット・カヌー・クルーザー、いろいろありますが、私の中では
ゴンドラです。 ゴンドラはイタリア語です。

「gondola」(ゴンドラ)・・・ヴェネチアの平底小舟

夜空の星が海面に映るほど穏やかな海に、一艘のゴンドラ。
座って漕ぐ様より、立って漕ぐゴンドラがシルエット的にピッタリ。

私もこのブログで、小さい舟を編んでいきたいです。
心もとないでしょうから、プロが編んだ舟と併用して下さい。
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世間体   英語

2013-06-07 13:00:00 | 日記
先日は久しぶりにママ友と、互いのパート勤務後、3時の“お茶”を
約束して、楽しいひとときを過ごしました。

前回はこの件を書き始めたのに、“パート”という言葉で話が
ズレてしまいましたので、あらためて書きなおします。

ママ友の一人が思い出したように、
「おかげで、通夜や葬式のお経が苦痛ではなくなった」
とうれしそうに言いました。 
どうやら私が以前に何か喋ったようです。

なんの話やら・・・、すぐにはピンときませんでした。

お経について詳しい訳ではありません。
そう言われてみると・・・。
葬祭等でじっと座って聴きながら、気付いた事を話題にしたのでしょう。
まず、南無妙法蓮華経か南無阿弥陀仏か。
節回しはどうか。 速さはどうか。

そのうちに、“この御坊さんは声が通って良い声だ。”とか
“そこまで一息で読み上げるとは、息が続くなぁ”とか。

一番のお気に入りは、浄土真宗のお経で高低がはっきりしていて
歌っているようだ。 とか・・・。

新たにこの裏技を聞いていた別の友は、
「そんな風にお経を聴いたことがなかった。これからは注意して
聴き比べてみる」
と感心したように言いました。

これ・・・。 不謹慎といえば、不謹慎・・・。
最近は近隣のお通夜・お葬式に参列する機会も増えています。
喪主及び親族の方が聞いたら、どう思うでしょう?
愁傷な顔付きでお焼香する私を見て、どうなんですか?

お喋りすることが唯一の楽しみだった子育て時代。
面白可笑しく調子に乗って、あれやこれや言っていたようで、
今となっては、ちょっと心配・・・。

英語です。
「appearances」(アピアランスィズ)・・・外観・外見・世間体


若い頃とは違って、世間体というものを気にし始めるようになり、
“笑いを取りに行かない自分でありたい”
と願うお年頃になっています。
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