そうなんだ。

外国語で知ったこと。

パートとアルバイト   英語とドイツ語

2013-06-05 13:00:00 | 語学
私の世代は、“第2期の働き盛り”なのでしょう。
かつて専業主婦で子育てしていた“ママ友”のほとんどが
パートなりフルタイムなりで働いています。
必然的に“ランチ”や“お茶”をする機会もなくなりました。

そういえば、アルバイトという人はいません。
パートとアルバイトの違いは何でしょう。
語学的には(パート)は英語で、(アルバイト)はドイツ語です。

英語:
「part-time job」(パートタイムジョブ)・・・アルバイト
英語圏ではアルバイトという言い方はしません。

ドイツ語:
「Arbeit」(アルバイト)・・・労働・仕事
ドイツ語では日本でいうアルバイトは(タイルツァイトベシェフティグング)
と言います。(タイルツァイト)が英語でいう(パートタイム)で
(ベシェフティグング)が(ジョブ)にあたります。 長い単語・・・。

これらの外来語も以下のように、日本独自の解釈が広がりました。

パートは労働基準法によれば、賃金と労働時間を除いて、有給休暇・
各種保険・健康診断などの面で正社員と同じ待遇でなければ
ならないそうです。
それで大手スーパーなどでパートしている友人には有給休暇が
あるんですね。
私の場合は個人経営のクリーニング店でのパートなので、
正社員といえばオーナー御家族。 正社員とは言え、有給休暇も
なさそうだし、社会保険でもなさそうだし、健康診断もないので、
そういう意味では正社員と同じ待遇です。
お得な待遇は、クリーニングの割引があることかな。

アルバイトは、本業が別にある人が臨時的・副業的に仕事をする事です。
学生のアルバイトとか、学校の先生が家庭教師をするとか、
会社員が夜間だけコンビニで働くとか・・・。
パートと違って、正社員と同じ保障待遇はありません。

だんだんわかってきました。
だから短期はアルバイトと言いますし、募集広告で
“パート・アルバイト募集”
とわざわざ並べて書いてあるものは、雇う側の与える保障の違いですね。

単純に、働く人の年齢の違いかと思っていました・・・。









コメント (2)
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