そうなんだ。

外国語で知ったこと。

ベンツ   ドイツ人

2013-06-21 13:00:00 | 語学
結婚後から出産までの間、派遣社員として南青山にある
旅行会社に勤めていました。
地下鉄半蔵門線の『青山1丁目』駅から、オヒィスに向う道のり
には、三宅一生など有名ブティックが並んでいました。
芸能人も大勢見かけました。
私が座るオフィスのカウンター席から、自転車に乗った
谷村新司を見かけたこともあります。

こんな都会にも生活があり、地元の子供が通う公立の小学校が
あります。
女社長は、ここ青山のマンションに住んでいて、当時男子小学生
のお子さんがいました。

社長 「大変な事になっちゃたわよ!」

あちこち私用電話らしきものをしていた社長が言いました。

お子さんを含む小学生数人が、下校途中にカマキリを見つけました。
そのカマキリが車の下に逃げ込んでしまいます。
車の下から、どうにかして出そうと皆で石を投げました。
当然、いくつかの小石はボコボコと車体にぶつかります。
さすが南青山。青空にベンツが停まっていたようです。
そのタイミングでベンツの持ち主が戻り、小学校に怒鳴り込みました。

子供の親たちで、修理代を割って弁償することになりましたが
その額は万単位・・・。

都会なのでカマキリごときが珍しい → ゆえに執着する → 
通学路に高級外車が停まっている → ごめんなさいじゃすまない 
→高額の弁償金

都会での子育ては、大変だと思った一コマです。

ところで、ベンツはドイツ語でしょうけど、どんな意味があるのかしら?
とりあえずドイツ語辞書を引きましたが、「Benz」は載っていません。
似た単語はありました。

「Benzin」(ベンツィーン)・・・ガソリン・ベンジン

ふ~ん、ベンジンはドイツ語だったんですね。 ドイツではガソリンの
ことをベンジン(ベンツィーン)って言うそうです。
次に百科事典を調べてみます。 わかりました。

カール・ベンツ。ドイツ人技術者の名前でした。

この人が工場を設立して、史上初の実用的なガソリン自動車を
作ったそうです。
『HONDA』や『SUZUKI』と同じように、名字では
ドイツ語辞書には載っていませんね。







コメント (4)
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