明けましておめでとうございます。
本年も 「そうなんだ」 ブログをよろしくお願い致します。
コロナ感染対策の為、今年は三が日の初詣を控えようということになっていたので
本日、4日に西新井大師で護摩祈祷を受けてきました。
昨年、
夢枕獏著 『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』 を読んで以降、すっかり弘法大師空海のファンになっています。
そこで初詣は、空海の西新井大師に行くことにしました。
ちなみに、
「大師」 という呼び名の付くお寺は、すべて弘法大師の大師に因んでいます。
護摩祈願料は、5,000円からです。
以前、出雲大社にお参りに行った際に、ガイドさんが言っていました。
自分にとって少々高いかな? と思う金額がちょうどいいそうです。
そうですね。 私にとっては少々高いかな?
祈祷の行われる本堂の畳は床暖房になっていたので、恐れていた寒さはありませんでした。
まずは、お坊さんのレクチャーです。
コロナ感染予防対策はばっちりでした。
護摩炊きの際は、10人くらいのお坊様が入っていらっしゃいました。
複数のお坊様が太鼓をならしたり鐘をならしたりしながら、お経を唱和する声を
目を閉じて合掌しながら聴いていると、まるで宇宙を漂っているかのような不思議な心持になりました。
弘法大師空海が言うには、真言宗の大日如来は宇宙そのものでしたね。
今後も
お正月は5,000円で厄を払ってもらいがてら、この不思議な宇宙体験を受けようと思います。
目を閉じることが、肝心ですよ。
護摩祈祷は、空海の真言宗と最澄の天台宗で行われる祈祷です。
ともに密教。
インドから中国へ、中国から日本へは主に空海が持ち帰りました。
サンスクリット語で表す単語の音や発音が、中国では漢字によって表記され
日本ではその漢字がさらに日本的な読みになっていきます。
護摩はサンスクリット語で供物などを表す『ホーマ』 の発音が
漢字で 『護摩』と書き表され
日本では「ゴマ」と発音されるようになりました。
護摩供養は、ホーマつまり供物となる木を燃やします。
さぁ~。
今年の厄は、払いました!
万全の体制でスタートします!
P.S. 西新井大師のご朱印をご覧になりたい方はこちら
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