「GIGAスクール構想」という文科省の事業を、遅ればせながら知りました。
これは、義務教育を受ける児童生徒のために、1人1台の学習者用PCと高速ネットワーク環境などを整備する5年間の計画です。
先日、テレビニュースで映し出された映像は、東京都のとある小学校のクラスの様子。
クラス児童全員に一人一台のパソコンが配られていました。
マイクを向けられた児童は、嬉しそうに意気込みを語っていました。
9月12日の朝日新聞夕刊によれば、文科省は今年度内に99.6%の配備が達成されると見込んでいるそうです。
柔らかくて、すぐに吸収できる脳をお持ちの小学生・中学生が専用のパソコンを与えられて使いこなす図。
頼もしいよりも、恐ろしいと思うのは、負け犬の予感でしょうか。
彼らが社会に出るのが10年~20年後だとして
パソコンを使いこなすのが、当たり前の世界になるということでしょう。
現在進行中の 「go to トラベルキャンペーン」。
ホームページから予約した宿泊先の割引特典を受けるには 「STAYNAVI」に登録して
予約番号やらコース名やら料金やらを入力しなければ、なりません。
おそらく、
製作者にとっても、若者にとっても、とても簡単な手続きのはずなのでしょう。
しかし、
私にとっては入力している間は緊張の連続でしたし、時間もかかりました。
ところで、GIGAの意味です。
通常使われている ギリシャ語で巨人の意味の「GIGA」(ギガ)は、10億倍を表す単位の接頭語です。
文科省事業の「GIGAスクール構想」のギガは
「Global and Innovation Gateway for All」 の略語。
つまり「全員がグローバル(国際舞台)とイノベーション(革新的創造)の扉を開けることのできる学校にしていこう!」という意味だそうです。
DAI語みたいです。
意味が分かっても、頼もしいけれど恐ろし~い!
若かりし頃、駅の券売機の前で切符の買い方が分からないお年寄りのかわりに、操作してあげたことを思い出しました。
なんで、切符が買えないんだろう?
無理だと思わずに、新しいことを覚えないと
通帳も作れないし、買い物も出来なくなっちゃいます。
#GIGAスクール構想 #文部科学省事業 #一人に一台パソコン