私はクリーニング店で受付のパート仕事をしています。
標準語のイントネーションであっても、関西の方だとわかるのが
ワイシャツの呼び方です。
関西の方は、ワイシャツのことを
「カッターシャツのクリーニングをお願いします」
と、おっしゃいます。
初めて聞いた時は、 「このシャツは、何か特別な仕立てなのだろうか?」 と、考えてしまいました。
それまで、カッターシャツという呼び方を聞いたことがなかったからです。
しかし
それはどう見ても、普通のワイシャツでした。
関東では、ワイシャツ。
関西では、カッターシャツ。
呼び方が違うと気がつきました。
ところで、ワイシャツという言い方は和製英語だと言われていますが
白いワイシャツであれば、英語圏の方にもワイシャツで通じます。
「white shirt」(ゥワイシャー)・・・白いシャツ
”白” を日本語ではホワイトと言いますが、 英語の発音では(ゥワイ)です。
もともと、ワイシャツは英語圏の人が (ゥワイシャー)と言っていたので、
ワイシャツと呼ばれるようになりました。
そのワイを「Y」と書いて 「Yシャツ」とした辺りから、和製英語になってしまったのでしょう。
先日の英会話教室の授業中、若い英国人講師の発音を聞いて、なるほどと思ったのです。
「He's wearing a white shirt.」(ヒズウェアリンガゥワイシャー)・・・彼は白いシャツを着ています。
確かに、ワイシャツと聞こえました。