そうなんだ。

外国語で知ったこと。

シェイプアップ   和製語

2014-07-14 13:00:00 | 語学
同じ町内に一人で暮らす母の家には
なるべく顔を出すようにしています。
その日も、ひとしきりお喋りをしての帰り際。
玄関に向かう私に、後ろから見送る母が“クスッ”
と笑ってつぶやきました。

母 「ハリキッテいるお尻だこと・・・」

ハリキッテいるお尻・・・。
ハリキッテいるお尻???

それはズボンのお尻が限界までパツパツに張っている
状態を指すのか、 はたまた“どうだ” とばかりに
振って歩いている様子を指すのか、意味を尋ねました。

母 「ふふっ、 両方だよ」

『体の一部が自己主張している』 という意味で
とらえるならば、最近お腹も目立とうとしているようです。
通っている体操クラブ “カーブス”。
私の中では当初、シェープアップのシナリオを描いて
いましたが(表現が大袈裟)、現在は健康維持に修正しています。

シェープアップ。

もともと「shape」(シェープ)という動詞には
“形作る” という意味があります。 

「shape up」・・・形をなす・ちゃんとしたふるまいをする

スタイル関係の和訳が見当たりません。
英和辞典には解説がありました。

「スタイルをよくする」という意味での「シェイプアップ」
は、和製語。

これも和製語でしたか。 日本人は言葉の魔術師です。

しかし、最初に “シェイプアップ”という和製語を
考えた人の意図したイメージが見えてきました。
ダイエットと違って体重を減らすのが目的ではなく
運動によって、引き締めたり・引き上げたりして
体のラインを形作るということなのでしょうね。

今から・ここから、理想とされているラインを作るには
相当の努力が必要でしょう。
目標を健康維持に修正したままで、体操クラブを続けます。





コメント (6)
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