そうなんだ。

外国語で知ったこと。

レントゲン   ドイツ語

2012-08-31 13:00:00 | 語学
中学2年生の時、 コンタクトレンズデビューしました。
ハードコンタクトだったので、 レンズの曇りが気になった際には、
外して口の中に入れ、 クチュクチュっとしては、 目の中に戻す。
衛生的にどうなの? という方法で対処していました。  
他人の口の中でやってもらったり、 私がやったものを他人の目に
入れるわけではないので、 まあ良しとしましょう。
しかし、 懲りずに何枚呑み込んでしまったことか・・・。

小学生時代、 時々校門の前でおじさんが一畳ほどの敷物を敷き、
子供が喜びそうなものを売っていました。
ある日、 おじさんが口を閉じているのに、 ピーピー不思議な音を出して
いました。 小指の先位の小さな笛を口の中に入れて、 音を出していたのです。
薄っぺらいけど、堅くて鉄っぽい・・・。
どうしても欲しくなり、 帰宅後、 代金をせがんで買いに行きました。

とっても嬉しくて、 早速口に入れてピーピーやっていたのですが、
家に着く前に呑み込んでしまったのです。
材質が材質なだけに、心配した親に翌日病院へ連れて行かれ、 レントゲン撮影
をしました。
材質が材質なだけに、 X線写真に写っていました。
医師曰く、 「腸まで行っているので、 そのうち出てくるでしょう。」

レントゲンとX線。 同じものを指します。

ドイツの物理学者 「Rontgen博士」(レントゲン博士) が
新種の放射線を発見しました。 これに数字の未知数を表わす 「X」の
文字を使い、 仮の名として付けたのが 「X線」 です。
彼はこの発見で、 1901年、 第1回ノーベル物理学賞を受賞しています。

謙虚な人物だったのでしょう。 自分一人の手柄ではないと、 自身の名が
付けられた呼び名 「レントゲン」 より 「X」 という呼び方を
好んだそうですよ。
コメント (4)
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