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そうなんだ。

外国語で知ったこと。

高野山②・奥の院

2024-11-02 13:29:21 | 旅行


前回に続き、友人ゴンと旅した「高野山レポート」第2弾です。

高野山を訪れる人が必ずお参りするのは、弘法大師空海の御廟がある「奥の院」だそうです。



一の橋から歩きました。

他の寺社仏閣の御神木以上の太さの杉が空を覆い隠すように連なっています。



その杉林の中にたくさんのお墓や供養塔。
戦国武将のお墓や




大企業の供養塔。


浄土宗・法然上人や浄土真宗・親鸞聖人など真言宗以外の僧侶のお墓もあります。


木の根元には、こんな可愛らしいお地蔵さんも。


年季の入って苔むしたお墓は少々不気味でした。
ようやく、その風景に慣れたとはいえ
「姿見の井戸」をのぞき込むのは、勇気が必要でした。
自分の姿が映らなければ、三年以内に死ぬ。との言い伝えがあるのですから。



ゴンの顔も私の顔も映ったので、三年間は生きていられるようです。

ラッキーだったのは
この日は、一年に一度の諡号奉讃会(しごうほうさんえ)で
奥の院の「燈籠堂」に集まり法要を行っていた僧侶の方々を見れたことです。


若い僧たちも、声を揃えて真言を唱えていました。


お茶処で、歩き疲れた足を少し休めて無料のお茶を頂きました。



奥の部屋のお釜にお茶が入っています。


奥の院散策では、非日常的な空間を存分に味わうことができました。


今秋はいつまでも暑かったので、高野山でも紅葉が遅れているようです。
それでも、色づき始めの美しい景色を見ることができて良かったです。




達筆過ぎて読めない「奥の院」の御朱印二つで、奥の院レポートを締めくくらせて頂きます(^^)/。








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高野山① 宿坊・一乗院

2024-10-29 12:29:22 | 旅行

私の死ぬまでにやりたい事リストにあったのは

①高野山参拝
②宿坊に泊まる
③写経体験
④座禅(瞑想)

叶いました(^^)/

友人ゴンと旅した「高野山レポート」の第一弾として、宿坊を紹介させて下さい。

8か月前に宿坊に直接電話して、予約をしました。
「一乗院」は人気の宿坊です。



立派な門をくぐると、宿坊の玄関があります。


イメージしていた通りの磨かれた廊下。



右手は、「上段の間」。
皇族関係や大名の休息に使われた部屋だそうです。
襖絵・緒掛け軸・調度品が見事です。


左手は中庭です。
昼もライトアップされた夜も、素敵です。



二人部屋として予約した「梢月亭」が、広くて感激しました。
窓を通して見える緑に癒されます。






禅宗で言うところ「禅(ぜん)」を、真言宗では「阿字観(あじかん)」と呼びます。



丸い中に書かれた文字は、梵字の「あ」です。
この月のような丸ごとを体に取り込んで、宇宙くらい大きくしたり小さくしたりする瞑想法です。
宿泊者は「阿字観」の導入編にあたる「阿息観(あそくかん)」を
住職に指導して頂けます。

この瞑想法を家でも練習できるように、テキスト(?)を持ち帰れます。
家でも練習して習得します!


食事は部屋食で、豪華な精進料理。
17時半とちょっと早めです。
見た目もキレイで豪華です。
白飯はお断りしたほどのボリュームでした。
もちろん、胃もたれはしません。




宿坊には大浴場もありました。
たくさん歩いた足を伸ばして、疲れを癒せます。




夜は部屋で心静かに写経。




翌朝6時半からの朝勤行(あさごんぎょう)に参加の際に、お坊さんに渡して
願い事を祈ってもらえます。
朝勤行の時だけ、宿泊者の特権で本堂内が見学できます。
ガイドブックにも載っていた一乗院秘蔵の品を、間近で見れました。

勤行は45分位で、住職と3人の僧侶で行われました。
私たちは椅子に座れるので、足は痺れは心配しなくて大丈夫です。
お経が唱えられている時に、順番に焼香をします。
最後に般若心経を、宿泊者も一緒に声を合わせ
「南無大師遍照金剛(なむたいしへんじょうこんごう)」と繰り返して終了。

私も友人ゴンも真言宗宗徒ではありませんが、とても厳かな気持ちになりました。
翌朝の朝勤行用には、お土産屋さんで買った数珠を左手にかけて参加したほどです。

本堂の撮影は禁止されていたので、写真でお見せできないのが残念です。

うれしいことに
滞在中に一人のお坊さんと話が弾み、互いのインスタをフォローし合いました(^^)。

皆さんも高野山宿坊を検討されてるなら、一乗院をお勧めします。







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47都道府県  英語

2024-10-19 11:48:55 | 旅行

書店や古本店で本を物色するのが好きです。

先日、古本店で見つけたのは
益田ミリ著 「47都道府県 女ひとりで行ってみよう」



2008年の作品です。

「はじめに」にあたる書き出しの部分に心が動きました。

「日本には47都道府県もあるのに、全部行かないのはもったいないなぁ。」

確かに!

思い立ったら吉日です。
早速、白地図をプリントアウトしました。
行った県に色を塗ります。
何だか、楽しいです(*^▽^*)



旅行好きを自負するわりに、こんなに足を踏み入れていない県があったとは・・・・・・。
関東より上は何度も行っていますが、西は残念な結果です。
特に四国は全滅です。

縁あって日本に生まれ育ったのですから、死ぬまでには47都道府県全制覇したい!
まぁ、制覇といっても
地域の食べ物や話し言葉など、雰囲気を味わえば充分とします。

友人と行ってもいいし、一人で行ってもいいし。

新たな目標ができた次第です。

日本語では47都道府県と言いますが、英訳では

「47prefectures」(フォーティセヴン プリフェクチャーズ)・・・47都道府県

個別に言う際の英語表記は、東京都だけ「Tokyo Metropolis 」(東京メトロポリス)
それ以外は道も府も県も、「prefecture」(プリフェクチャー)で表記されます。


ちなみに
今月末に友人と高野山に行ってきます!
高野山は和歌山県です。
上記の行ったことない県のうち、とりあえず和歌山県はクリアーです(^^)/





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宗派  英語

2024-06-25 09:55:02 | 旅行

先日の伊香保温泉宿泊の続きです。

伊香保温泉旅行では
水澤観音にお参りして「水沢うどん」を食べるのも、お薦めのコースとされています。
水沢うどん街道沿いには、何軒ものうどん屋さんがあります。
なんとなく入った「丹次亭」ですが、とても美味しかったです。



さて、
1,300年の歴史ある水澤観音参拝レポートです。
参道を上がると仁王門。



くぐる際には、上を見上げて狩野探雲の天井絵を、お見逃しなく。



私たちは駐車場から入ったので、この階段を下から登っていません。
上から降って見学しました。

駐車場からの参道。


お土産屋さんの反対側に



ホームページの境内のご案内通り
十二支の守り本尊


六角堂




本殿



水澤観音の宗派は天台宗です。
天台宗といえば、最澄。 最澄といえば、比叡山延暦寺。

この天台宗のお寺境内に、なんと真言宗の空海が祀られていました。
空海とえば、高野山金剛峰寺。



ドラに隠れて良く見えませんが、「弘法大師」と書かれています。
弘法大師は、空海のことです。


また、本堂左端にお座りになる「びんづる様」の上には



「南無 大師遍照金剛(なむたいしへんじょうこんごう)」は、真言宗で唱えます。
ちなみに、天台宗・浄土宗・浄土真宗などは「南無 阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」
日蓮宗は「南無 妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」

僧侶の方に「天台宗のお寺に、空海が祀られた由来」を伺いました。

水澤観音の信者の方で、四国八十八か所巡りをした方が奉納されたとのこと。

もとをたどれば、最澄と空海は留学仲間ですし、天台宗も真言宗も密教ですが、
宗派を超えてとは、フトコロが広い!

宗派を英語で言うと

「sect」(セクト)・・・宗派

「Tendai sect of Buddhism 」(テンダイセクト オブ ブッディズム)・・・天台宗

「Shingon sect of Buddhism 」(シンゴンセクト オブ ブッディズム)・・・真言宗

ただし、
水澤観音ホームページの「境内のご案内」には、この二つについては紹介されていません。
参拝予定の方は、お見逃しなく。





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和風旅館  英語

2024-06-16 10:55:40 | 旅行

初めての宿泊当選です!

カーディーラーのくじで、高級旅館ペアご招待が当たりました(^^)/
宿泊先をカタログから選べます。
関越自動車道に乗れば、1時間ちょっとで到着できる利便性を重視して
伊香保温泉の旅館を予約しました。

「岸権旅館」
門前に、誰でも入れる足湯を設置しています。




客室は和室を選びました。


何種類かの浴場がありましたが、イチオシは別棟の露天風呂です。
こちらは宿泊客のみ、利用できます。



緑がまぶしくて、なんとすがすがしいこと!
紅葉の季節も素敵でしょうね。

夕飯も美味しゅうございました。




朝食はビュッフェスタイルでした。
デザートも充実していたので、ご飯の後にお腹に詰め込んでしまいました。



コースターによれば、創業は1576年とのことです。



織田信長が安土城の築城開始した、安土桃山時代です。

伊香保温泉の歴史によれば

「天正  4 (1576) 長篠の戦後、武田勝頼が真田昌幸に将兵の療養所の造成を命じる」

伊香保温泉は戦国武将らの心身を癒すために造られのですね。
言われてみれば、私の腰痛も緩和された気がしますよ。

ホテルライフも好きですけど、温泉地は旅館にかぎります。

和風旅館を英語で紹介するなら

「Japanese-style inn」(ジャパニーズスタイル イン)・・・和風旅館

余談ですが、朝食ビュッフェの時のことです。
ご飯の入ったお釜 → ご飯茶碗 → お味噌汁の鍋 → 具入りのお椀
の順番に並べられていました。

私の前の若い白人女性の行動です。
白米をよそったご飯茶碗にお味噌汁を掛け、お椀の具をその上にふりかけたのです。

「Pour miso soup into this bowl」味噌汁をこのお椀にそそぎます

と教えてあげたら、ちょっと恥ずかしそうにお礼を言っていました。

味噌汁のお椀がもう少し大きければ、間違わなかったのかもしれません。
一口サイズ(?)のお椀だったから、まさか汁を入れると思わなかったのか?
はたまた、
味噌汁はご飯にかける派だったのか?

むか~し、マドリッドの和食店でほとんどスペイン人が
ご飯茶碗の白米に醤油を回しかけて食べていた光景を思い出しました。

違いますよ~😱 


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