故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

しんしんと雪が降る

2017-12-27 08:24:56 | よもやま話

なんとも温かい表情です。
周りを和ませる人なんでしょう。


物音が消えました。
雪見障子ごしに外を見ています。
植木の葉っぱの上に綿帽子です。

今日のテーマは、「しんしんと雪が降る」です。
瀬戸内海で育ったものにとっては、未だに慣れない風景です。
札幌でも雪は経験しました。
阿蘇外輪山に降る雪は、尖ってほほに刺さりました。
生活に追われていた分、記憶としては乏しいようです。

原風景は、幼いころ頃の記憶です。
朝晩凪になる夏、鏡のような海になります。
島の上の入道雲に、渡り船が作る一筋のあと。
蝉が朝からやかましく鳴いています。
幼い私は、今日は何をして遊ぼうかと考えていました。

いつもより明るい朝です。
昨日でなくてよかったと二人で話しています。
昨日は、妻とゴルフに行きました。

雪を見たせいか、二人とも動こうとしません。
お腹が空いてきましたが、動こうとしません。
きっと、怖気づいているのです。

お腹の音がなっただろうと、妻を促しますが動きません。
さらに真っ白になっていきます。
なったのは私のお腹でした。
動くことにします。

窓に露 真白き庭を 風揺する

2017年12月27日
コメント
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