故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

旅立ち

2017-12-03 08:39:19 | よもやま話

人生の最期というタイトルの絵です。
どんな気持ちで、こんなタイトルを付けたのでしょう。


今日のタイトルは、「旅立ち」です。
手甲脚絆をつけて、今年も独りのお年寄りが旅立っていかれました。
昨日まで息をし、温かい手に触れられた。
病魔と闘い続けて、力尽きるように逝った。
呆然と見送る私達。物音が消えるように感じた。

幼子が、大きなリュックを背負って、迎えのバスに乗りこんだ。
明日は帰って来ると判っているのに心配顔の両親。

こうして、私達は「旅立ち」を経験し、強くなっていきます。
旅立ちとは、
旅立つこと。旅行に出ること。かどで。(広辞苑より)

明日から、一週間広島に帰って来ます。
帰郷する妻にくっついて行くと言う格好です。
往復2,400Kmの旅です。
夏には、3,000Kmを体験したから大丈夫だろうとは思います。
「旅立ち」前の今日は忙しい。
昼からは、近所のおばちゃん達の茶念仏、
夜は仲良し旅行会の忘年会です。
もらった猪の肉を料理することができるかな。
珍しい程度の少しで良いでしょう。

「旅立ち」は、別れが伴います。
かどで。と割り切りましょう。
行っておいで、そしてまた帰っておいでと送りたい。
あれが、最期だったんだね。
と思うことが、いくつもあります。
旅立つ前の少しの間、心安らかな時を過ごしたい。

寒空に 帰って来ぬよと 旅立った 

2017年12月3日
コメント
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