故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

どうしたのと言われても。
悩むこともあるでしょう。
気持ちを伝えてみましょう。
聞いてもらえるだけで、気が晴れることもありますよ。
今日のタイトルは、「田舎暮らし」です。
敢えて、プロジェクトエンジニアーのカテゴリーにいれました。
現在、田舎に移住し田舎暮らしをしています。
リタイヤーして、田舎暮らしが好きだからとは違います。
仕事を選んでこの地に来ました。
仕事は、「地域おこし」です。
地域おこしの仕事を頼むようなところは、田舎以外ないだろうがとなります。
そうですね。ここは田舎です。
昨日、東京に行き日帰りをしました。
照り返しがきついと感じました。
緑と緑でない部分が田舎と真逆でした。
田舎暮らしをすることになって良かった。
あのまま、都会に住んでいたらと思うと恐怖さえ感じます。
自分の家と気に入った(用事がある)場所の往復をするだけでした。
たまには、自然(山)に入りましたが、それも目的があったから。
ここでの田舎暮らしは、不特定多数の知らない人との暮らしです。
誰もしらない土地に来ました。
やったことのない暮らしです。
畑にも山にも幸があります。
しかし、それは自ら育て収穫して初めて自分のものになります。
お金は介在しません。
田舎暮らしは、大きな意味で自活です。
色々と指導は受けます。
自らやらなければ何も始まりません。
人とも積極的に付き合わなければ、生活は成り立ちません。
ここが都会とは違います。
こんな暮らしがあったのです。
田舎に生まれて、大人になってから都会で暮らしました。
田舎で暮らすことになっても、苦にはなりませんでした。
身体はきついが、頭はいたって健全です。
田舎が、いかに自由で広がりがあるか伝えたい。
自然と共生する面白さを伝えたい。
田舎にも 都会があれば 行かぬのに
2017年6月7日

活き活きとしたお嬢さんでした。
これから、ますます磨きがかかることでしょう。
期待しましょう。
タイトルが決まらぬまま、絵を載せる。
若い人のほっぺは、はち切れんばかりです。
少しすると艶艶のほっぺがシュッとします。
今日のタイトルは、「病気見舞い」です。
病気にはなりたくないが、避けては通れぬものらしい。
身体が動かなくなるか、脳に問題が起こるかするらしい。
亡くなる前に、平均6-7年は誰かの世話になるらしい。
このタイトルでは、筆が進まない。
あまりにも多くのことを考えてしまいます。
先輩が、胃の全部を摘出されました。
まだ出してもらえないけど、病院内を歩きまわっているらしい。
一緒に酒を飲みました。
「ここまで」とストップをかけてくれました。
かける言葉はないけれど、会ってきます。
朝露が 軒を伝いて 陽をはじき
2017年6月6日

柏の葉っぱです。
何を包みますか。
人生をかけて、何を包みましょう。
素敵なおばさまたちがいらっしゃいました。
お好み焼きが食べたい。テレビで視た広島風をお願い。
パンとパウンドケーキも食べていただきたいので、
お好み焼き(小)を勧めました。
何が素敵なのか。
元気があるのは、この辺では当たり前のこと。
三人のおばさまなら、人の噂が普通の話題。
人を悪く言われませんでした。
永年、商工会の女性部長(元、元々、現在)をされてきただけはある。
苦労はいっぱいあっただろうに、すべて笑いに昇華されていました。
素敵でしたよ。
今日のテーマは、「ニーズに応える」です。
私の仕事は、一貫して「ニーズに応える」でした。
こんな機械が欲しい、あんなプラント(食品工場)を作りたいに
応えてきました。
こんな機械とは「何」から始まり、「こんなものですか」と作ってきました。
パンを何個作りたい。プラントの値段は、そしていくら儲かる。
乱暴なニーズですが、こうしてああしてと応えてきました。
合間に、お客様の技術の伝承の手伝いをしたり、
本社に上げる報告書のゴーストライターをしたりしました。
お客様は、皆さんわがままです。
カフェでも同じです。
昨日は、試食会でした。
こんなものを作ってみました。
味はいかがでしょう。もっとこうした方が良い。
値段はこうしたいのですが。いやそれは安すぎる。
こんなケーキが食べたい。あんなパンやピザが食べたい。
美味しい、今まで飲んだことがない、
香りが良くて、味がすっきりしたコーヒーが飲みたい。
静かで、清潔な場所で飲みたい話したい。
とニーズは高くなり終わりがありません。
ニーズに応える。
地域を元気にしてもらいたい。
これが、今の仕事のニーズです。
長年かかってここまでになったものを、そう簡単に元気にはできません。
相も変わらず、「こうして、ああして」と考え、身体を使ってやっています。
冒頭のおばさまたちのように、素敵な人生を送りたいから。
自分にできることを一生懸命やるだけです。
萌える草 私も生きる 権利あり
2017年6月5日

せつない想いは届いたのでしょうか。
ねえこっち向いて。
りんごでジャムを作りました。
この時期のりんごは、本来の甘みが少ない。
砂糖とレモン果汁で甘みと風味を足してやっとできます。
モテナイ君(青りんごは未熟品で酸っぱいだけ)と完熟りんご(甘すぎる)を
合わせたジャムは美味しい。モテナイ君は、煮ても溶けないでつぶつぶで残る。
このつぶつぶと酸味が、完熟りんごの甘みをより一層引き立てます。
今日のタイトルは、「甘い関係」です。
愛し愛されて一緒になります。
一緒になれてしあわせと、結婚式で披露します。
皆が祝福します。自他ともに認める「甘い関係」です。
あなた稼ぐ人、私使う人。
あなた作る人、私食べる人。
と生活が始まります。
バランスが崩れるのは、子どもが出来てから、
仕事が忙しくなってから。
役割を再確認します。
ほころびが出始めます。
ここが正念場でした。
甘い関係は、本来の甘みを失っていきます。
そのままを受け止めるしかありませんでした。
好きだと言ったことも、言われたこともいつしか忘れて一生懸命になります。
かすかすになっても、わずかな甘みは感じられていました。
ならばよかった。強烈な甘みは忘れてしまえばよかった。
岐路です。
出来ないことを代わりにやる。
やれる人がやる。役割なんか忘れてしまった。
いつしか、酸いも甘いも噛分ける人になっていた。
この花は 崖に咲きしも 寄り添いて
2017年6月4日

私がママよ。
初めての子を産む。
この子のためなら何でもできると、決意を固める。
乙女から、母へ。
今日のタイトルは、「縁側」です。
外でも内でもない曖昧なゾーンが縁側です。
ばあちゃんが繕い物をする。
じいちゃんが鼻水を垂れる。
訪ねてきた人が座る。
内の人がお茶を出す。
そして、よもやま話が始まる。
これが縁側です。
都会の家では、縁側をつくるくらいなら駐車スペースを取ります。
子供も巣立ち、2階の掃除もままならなくなった頃、縁台を置きます。
わずかな庭の木や草花を見ながら、通りを見る。
訪ねて来る人はいません。
老夫婦の憩いの場が、縁台です。
仲良く並んでお茶をすする。
私はカフェがこんな場所だったらと思い、開店しました。
いつしか仕事に追われ、忘れていました。
外で草取りをしていると、通りがかった人が必ず声をかけてくれます。
通学路を帰って来る小学生に、「お帰り」と声をかける。
初めは恥ずかしがっていた子たちが、「ただいま」と
言ってくれるようになった。
これから先があります。そして永い。
暇な時は、カフェの外のベンチで作業をしましょう。
絵手紙を描いたり、編み物をしたり。
日陰が必要です。
いただいたへちまの苗を植えることにしました。
ある意味、客寄せです。
峠の茶屋のような風情になれば良い。
皆さんちょっとだけ休んでいってください。
縁側のような居心地の良い休み処を作ります。
これこれと あれあれ会話 ひぐらしと
2017年6月3日