故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

雨に煙る

2017-06-01 08:19:29 | よもやま話

奥山の石垣は、円いものが多い。
川でとれたものをつかっているのでしょう。



天気予報どおり雨が降りました。
雨が降ると、ゆっくりできます。

今日のテーマは、「雨に煙る」です。
雨粒が見える。森の木々が雨に霞んで見えない。
これほどの(30mm/時間)雨が降ると、冠水が心配でした。
古い浸透桝が機能しないのです。
台地の町では、雨水経路の勾配が取れませんでした。
高台の町で浸透桝を推奨したのは、
東京都23区に水を回さないための施策だったのでしょうか。

雨水系は飲み込みませんが、排水系はどこまでも飲み込みました。
排水系は、配管でつながれ、勾配がしっかりとれていました。

夜目、遠目、傘のうち。
美人に出会えるチャンスが多くなる瞬間です。
そして勘違いの始まりです。
差し出す傘に納まる二人。
これから何処へ向かうのでしょう。

東海道23次には、驟雨の景色が多く描かれています。
突然の雨にも関わらず、人々は自分のすべきことを成し遂げています。

瀬戸内では、風にあおられ海面に雨が走りました。
島蔭が霞み、周りの音が消え、孤独になったものです。

雨音が静かになりました。
雨上がりの虹が見えるようになるまで、もう少しかかります。
植えたばかりの稲には、良い雨だったでしょう。
昨日、草を刈っていてよかったなと煙草をくゆらせます。

雨ごとに 緑濃くなる 里暮らし

2017年6月1日
コメント
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