故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

田舎育ちの田舎知らず

2017-06-25 02:43:08 | よもやま話

広島市内の的場から猿猴川を渡って広島駅に向かう。
猿猴川にこのボート小屋があります。
ドーム行きと看板がかかっています。
原爆ドームのことでしょう。ドームまでの渡船があると言うことでしょう。


20歳まで広島で暮らしました。
学校と家の往復をしただけでした。
広島のことをよく知っているかと問われれば、
甚だ心もとないのが実情です。

今日のテーマは、「田舎育ちの田舎知らず」です。
日本人が、日本語を理解できる。
広島弁を理解できるから広島出身と言っても良いかもしれない。

都会に住んでいても、近所の人と話す機会は稀でした。
会社と家の往復の生活でした。
海外出張しても、ホテルと会社の往復でした。
国内出張も、同様でした。
高知県と和歌山県以外の日本中を仕事で歩きました。

この地に来てわずか一年です。
地域との関わりは、経験のないほど濃密です。
関わらないと生きていけないからです。
今まで何をしてきたんだろうと言う思いです。
浮草人生でした。

何度か書きましたが、この地へ来てよかった。
都会で暮らしていた頃は、休日は一日中家でごろごろしていても良かった。
ここでは、それは出来ません。
休みの日は、畑や家のこと、また地域のことを手伝います。
何が良かったのか。
何が悪かったのか。
お金に使われていたように思います。
お金(自分のため)にならないことはしない。
これは極端な言い方です。

田舎育ちが田舎を知らないこともある。
都会暮らしが、都会の良さを実感できないでいる。
お金が介在しなくても、楽しいことがある。
お金が無くては何事も始まらない。
このさじ加減でしょうか。
何か気づいたような、するりと逃げたような感覚です。

無理するな 一日一歩 ゴーヤのび

2017年6月25日
コメント
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