タイトルは、「温かい」です。
突然の依頼で、似顔絵を描かせていただいた。
後に、「描いてもらって、嬉しかった」とお礼の言葉をいただいた。
描かせていただいたことが、嬉しかった。
話がはずみ、旧知の仲のよう。
昨日は、楽しい想いをさせていただいた。
カフェで、若い女性が食事会をしてくれた。
コロナで、客足は遠のくばかりのなか、貸し切り状態となった。
私の担当料理(天ぷら、お好み焼き)が終わったころ、話をしようと2階に上がっていった。
似顔絵を描かせてくださいと申し入れ、写真を撮らせていただいた。
和やかとまでは、いかない。
若い女性ほど、表情は固い。
どんな顔が似顔絵に向いているか。
私の表情は、どう写っているのか。
他人に写真を撮られたことがない。
遠くから、歓談の様子を100枚近く撮らせていただいた。
自宅に帰り、写真の編集をした。
良い(美しい、気になる、心をとらえる)表情を、切り取っていった。
30枚近くのスクープ写真を印刷した。
それを彼女たちに見ていただいた。
ああ、こんな風に表情を捉えるんだ(抜く)と分かった。
話している間に、表情は千変万化です。
どの方にも良いところがある。
私は、キャラクターを重視する。個性が表情に現れる。
そして、個人を中心にポートレートを撮らせていただいた。
前回の表情とは、明らかに違った。
少し分かってもらえたのである。
危ないおじさんではないのかな。
真面目に似顔絵を描いてくれそうだ。
若い人は、シャイなのである。
3時間も、写真の顔と向き合いながら格闘するのです。似顔絵を描く作業の説明をする。
ずーっと、見ていて欲しいと思うのです。と言われた。
苦行の仕事を自ら宣言した。
リスクを取らないと、前には進まない。
一か月後に、また食事会をします。似顔絵を楽しみにしています。
ええ、私も楽しみです。
私なりの、今日のタイトル「若い人とコミュニケーション」でした。
裾を踏む かみさんとんと 後を押す
2020年7月24日