
絵のタイトルは、「あんたが好きよ」です。
さあ、似顔絵を描きますよ。
良い顔をしてください。
わずかに撮ったのは2枚だけ。
この方から、クレームが出ました。
さっき撮った若き美しき女性の写真は、20枚くらいだったけど、なんで俺は2枚だけ。
似顔絵の出来は、「期待外れ」でしたか。
今日のタイトルは、「期待外れ」です。
期待していた物事が実現しないで終わること。当て外れ。
(広辞苑より)
振り返って、期待していたことは何?と自らに問うた。
さて、なんだろう。
良いことも悪いこともあった。
思い当たることは、期待通りにいかなくてよかった。
仮に期待した通りの生活を送っていたら、つまらなかった。
何でも思い通りになるんだったら、早くに死を選択していたかもしれない。
「期待外れ」だから、頑張れた。
今度こそと思い、やり直せた。
そもそも期待なんてなかったのだと思う。
「期待」とは、
将来その事が実現すればいいと、当てにして待ち設けること。
(広辞苑より)
逆に、「期待しない」冷めた自分がいることに気づき、残念な気がする。
「期待外れ」に慣れてしまった。拗ねものです。
世の中を斜にしか見れなくなっている。
「期待外れ」が怖いから、期待しない。
なんだか血が騒ぎ始めた。
期待していいんじゃない。
期待して、「期待外れ」の繰り返しも悪くない。
足りなかった。何かが足りない。何だろう。
これからも期待しよう。
こうなったらいいな。
こうしたいな。
こっち向け あれ向いたけど 俺じゃない
2020年7月18日