
絵のタイトルは、「おーい」です。
横浜ベイブリッジを遠くに眺め、誰かに呼びかけたくなったのです。
木炭車が緩やかな坂を登る。
乗客は、皆降りて押すのである。
戦時中の島でのことでした。
今日のタイトルは、「後押し」です。
私にとっては、ブログのアクセス数です。
読んでくださるのは、友人であり、どこかの誰かです。
今日は書けない。読者数を見ると頑張ろうとなります。
子どもには俺たちより良い暮らしをさせたいと、世界中の親たちが学校に通わせました。
都会に巣立つ子供の背中を押してやりました。
押してくれた親の年を越えました。
親は背中を押し続けてくれました。
子供と同じ速度で成長しなければ、押し続けることはできない。
親としても、成長であり挑戦だったのです。
親を越えることは、生涯できない。
私は、親の背中を見て育ちました。
親の背中しか覚えていません。
大人になったら、勝手に歩いていました。
子供に私の背中は、どう映っているのでしょう。
自分の背中は、見ることができません。
気が引き締まると同時に、楽しんでいるよと後ろを振り返りたい。
力がある限り、後押しはできます。
誰かの後押しになればと、生きています。
無観客 一人で登る 木が月が
2020年7月20日