山吹は実をつけぬと詠むなかれ。
絵のタイトルは、「山吹のいつかはつける実ひとつ」です。
転職の話は随分書いた。
辞めた会社のこれはという方とは、今でも行き来している。
昨日も、1時半に起きだし160Kmを走り、霞ケ浦の近くでゴルフをやって来た。
大学を卒業後、入社した会社で世話になった方々と遊んできた。
気分が良かったのか、霞ケ浦で獲れた魚の加工品を、ここの友人への土産にした。
一石二鳥。
今日のタイトル、歳をとったら「3つのグループ」に属せよと教えられた。
何処にも気の合わぬ人はいるもの。
その人がいるグループとだけ付き合うと、息が詰まってしまう。
人生の予防線のようにも思うが、実はそうではない。
自ら動くことで、視野が広がり楽しくなる。
3つのグループ、つまり多くの人と付き合うのは疲れることである。
案の定、昨夜は足がつった。
今朝も同じ時間に起きだした。
これも書こう、あれも書こうと次から次にタイトルが浮かんできた。
久しぶりの感覚である。
高揚感があるというか、頭の中がすっきりしている。
今度いく秋田の山間(やまあい)は、今が花盛りである。
妻に見せてあげたい。
犬を飼い始めて、引きこもりがちな先輩を引っ張り出すことにもなった。
象潟の有耶無耶の関も見ることができる。
大学時代の友人と、40年ぶりに会える。
若い時、こんな処世術(3つのグループに属す)を会得していたらと、残念でならない。
所謂、残念でもない。気づくことができたから。
可愛い子には旅をさせろとは、こういうことなんじゃないだろうかと思う。
身の回りで学ぶことも大事だが、
見知らぬ土地で見たこと、会って話した人の考え方の斬新さに気づくことが、
子供の視野を広げるのだろう。
歳をとったら、経験値から「迷惑をかける」ことを恐れるようになる。
誰でも歳をとることから逃れられない。
70歳を過ぎたら、免許更新で、認知症の検査が加わる。
歳をとるごとに、自分の運転技術に自信を持つようにもなると言う。
周りの人との乖離が始まる。
同時にマイペース(頑固)にもなっている。
いつまでも車で移動しなくても、乗り物はいっぱいある。
車の維持費を考えたら、タクシーを使う方が安いこともある。
おまけに老人への優遇措置もある。
目立たぬ色の服なんか捨てて、派手な色の服装にする。
ヨーロッパを旅した時、老人ほどカラフルな洋服を着ているなと思った。
道路を横断する速度が遅くなってきます。
ドライバーが気付いてくれる色にしなければならない。
このあたりの辻で、枯葉マークの車を見たらいったん様子をみます。
枯葉マークの車にとって、公共道路もあぜ道と一緒で、おらだけの道なのです。
急に飛び出し、急に曲がります。
その方が悪いんじゃない。
歳をとると視野が狭まり、運転技術は向上一方(意識の上では)ですから。
歳とった あの人だけと 思うなかれ
2018年5月30日