アパートから見た朝焼けです。
タイトルは、去る者は追わず、来る者は拒まず。
そんな方がおられました。
ありがとうございました。
有名な歌手や俳優たちが、旅立って行かれます。
この地に来て、いくつかの会合に出席する機会がありました。
紹介され話をし、もう一度お会いしたいと思う方がいました。
顔を覚えるためと描き始めた似顔絵を持参し、その方にお会いすることができました。
失礼があってはならぬと一生懸命描きました。
そして、大胆な第一印象を文字にしました。
似顔絵をじっと見て、笑顔を上げられ家に入ることが許されました。
間違いなく、素晴らしい話が聞けました。
そんな方の一人が逝かれました。
今日のタイトルは、「結果を残す」です。
その方は、専門書を取り寄せ、なぜそうなるのかを学ばれ、自分の畑や果樹園で実践されました。
結果は、ぶれない作物の出来栄えでした。
奥深い味わいの果物であり、肉厚の野菜でした。
その方の畑の土は、手で掘れるほどふかふかでした。
肥料として、有機物がしっかり入っている証拠です。
長年続けておられることが、一目でわかりました。
畑の周りは、極力草を刈らない。
作物から、虫を寄せる工夫でした。
信じたことを続けておられるから、土に活性がある。
少々のことがあっても、結果(出来映え)がぶれない。
「結果を残す」ことは、狭い範囲のヒット率を上げることではなく、
成功する基礎力の幅をあげることです。
ここまでやれば、結果が出せる。
いや、結果が付いてくる。
勝負の世界で、感動的な場面に出会うことがあります。
針の穴を通すような技術に見えます。
鍛錬によって、針の穴は洗面器になりたらいになる。
プロフェッショナルにとっては、当然の経過です。
あとはルーチンワークをするだけ。
「結果を残す」だけでなく、出し続ける。
理想が高いから、少しの成功では満足しない。
結果が出なくても、耐える。
予想のレンジが広いから、補うこともできる。
目の前のベストに挑戦し続ける。
歩いた後を汚さない。
隠しはしない、正直に見せる。
後に続けと、見せている。
そんな方が逝かれました。
実は、もう少し話が聞きたかった。
私の怠慢です。
花咲かせ 惜しまれながら 後に咲け
2018年5月21日