故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

後がない今がない

2016-11-01 06:04:37 | よもやま話

中国では、中小都市化計画が進んでいます。
輸出の伸び(外需)が鈍化して、経済下支え(内需拡大)を計画してのものです。
農村市民は生まれた時の戸籍があり、一定の条件(家の購入など)を満たさなければ
都市市民にはなれなかった。都市と農村では、医療、教育その他の補償制度が異なり格差がある。
農民が、都市市民になるのを進めるために、条件を緩和(購入→賃貸)して大都市に住んでいる
都市市民になれない農村出身者と農村に住んでいる農民工を中小都市へ移動するよう促しています。
農民の大移動による内需拡大が目的です。

一方、日本では老人の犯罪率が上がっています。定年後、刺激を求めて万引きを繰り返す人たち。
会社では、年下の異性とも話す機会があったが、定年後は医療関係者かサービス(店)の若者と
話すくらいしか機会がなくなった。老人のストーカー犯罪率が上がっています。
最底辺の老人の犯罪は、開き直りともとれ反省が無い。
捕まっても、冷暖房完備で栄養バランスのとれた三食があり、
同じような仲間が塀の向こうで待っている。
会社人間として過ごし、定年後に和やかに暮らそうとした家族の関係は冷え切っていました。

今日のテーマは、「後がない今がない」です。

どちらの記事もネットで見ました。
体面もお金も失うものが何もない状況で、人は何をするんでしょう。
中国では、GDP拡大(国家の力を増大)のために国家が決めた実験的な政策です。
日本では、一生懸命働く人の環境を平等に支えて来た結果のような話です。

どちらの状況も、瞬間的には「後がない今がない」ような感じです。

嬉しいことがありました。
二人の大先輩が、助けてくれました。
「カフェの活用」の新聞記事(私が出ている)を持ってここまで来てと電話がありました。
先輩は、カフェの持ち主の旦那様とは親しい間柄でした。
私と旦那様の新たなつながりを作ってくれました。

フェステイバルのため、CDプレーヤーが必要なので、調達してほしいと依頼がありました。
今どきラジカセみたいなCDプレーヤーを若者は持っていない。
地域の友人に教えてもらい、ダンスがうまいと名が高い先輩を訪ねました。
私に頼み事をしてくれるなんて嬉しいね。
と2階から古いプレーヤーを持って来てくれました。
試しにチュニジアのCDをかけました。
あれあれ、チャチャチャのリズムで腰をリズミカルに振られ踊り出されました。
プレーヤーの埃を拭いてくれながら、昔はレゲーも踊っていたんだよ。
今度のチュニジアと地域の交流会に特別ゲストとして招待させていただきました。
あいよ。と快く了解してくれました。
昭和10年生まれの方もダンサーとして来られます。に、私と同い年だね。

二人の先輩には、誇りのようなものを感じました。
「後もあり、今もあり」と楽しんでおられます。
こんな先輩のような人物になりたいものです。

蓮華草 もう一花と 咲き乱れ

2016年11月1日
コメント
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