この家(うち)で、一人と一匹を送りました。
大事な家族を失い、哭きくれたものです。
最後まで力を振り絞り、生きようとしました。
それでも力尽きて、亡くなっていきました。
亡き妻のことを思うと、慙愧の念に堪えなくなります。
犬のジンがもらわれてきて、亡くなる前には日向ぼっこが好きでした。
どちらも、息を引き取るのを見ました。
私は、きっと良い爺ちゃんになったでしょう。
毒にも薬にもならない人になったことでしょう。
そうなっても良かった。
ある人にあった時、この人を幸せに出来るのではないかと感じました。
この人はこのままではいけないと、勝手に妄想しました。
競争相手の存在しないレースでした。
多くのライバルに負けじと勝手に突っ走りました。
何が、私を突き動かしたのでしょう。
埋めるものが欲しかったのかもしれません。
外界と繋がるドアが欲しかったのかもしれません。
再婚を機に、私は間違いなく元気になりました。
体は締まり、気力も充実してきました。
よぼよぼになっても良いと思っていたのです。
今は小さいながら家族です。
この人のためにと互いに思っています。
新しい妻を家に迎え入れることが出来ませんでした。
よって、終の住処探しの旅に出ることになりました。
東京で就職をし、新たに東北で使ってもらっています。
仕事はできます。
得意なことを、人に出来ない工夫を突き詰めます。
仕事はそんなことで良い。
家族の在り方は、違います。
いつまでも真剣勝負です。
やれることをやれる人がする。
よぼよぼになることが許されるなら、それもよい。
再婚を機にすこぶる元気になりました。
再婚の是非は、人それぞれです。
お茶飲み友達とありながら、少し違います。
妻の最期をみとるのは、私です。
家族が増えたと、家族に思ってもらえるまで頑張りましょう。
七回忌 新たな旅路 終わりなき
2016年11月20日
「60過ぎ、再婚の是非」について、過去3度投稿しています。
多くの方が、同じような境遇になります。一助になればと思い発表しました。
リンクのコピーが出来ませんでした。新たに後日実施します。
「ブログを見る」→ 左のツールバーで「2015年2月3日」を検索すると記事が出ます。
2015年2月3日投稿記事「60過ぎ、再婚の是非」
2015年12月2日投稿記事「60過ぎ、再婚の是非、Part2」
2015年12月19日投稿記事「60過ぎ、再婚の是非,part3」