故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

筆まめ

2015-11-08 04:08:04 | よもやま話
福岡櫛田神社の朝のお勤め風景です。巫女さんが印象に残りました。

   
書いて伝えることは、苦痛ではありません。
短い言葉で、感動を伝えることは、到底叶えられません。
ただ伝えたいと努力することはできます。

私は、筆まめなほうです。

日記は今まで続いたことがありません。
どこかで挫折しました。
うそがあるような気がして、やめるようなことが多かったように記憶しています。
どこかで、格好良く自分を表現したいという魂胆が見えてくるのです。

ブログを始めて18ケ月が経ちました。
昨年の12月からは一日も欠かさず続けてきました。

続けることで、2つほど自分の中に変化が見られます。

1つ目は、自分の気持ちをあるいは感動を第三者的に見られるようになったことです。
このブログの読者の方々のほとんどが、筆者である私を知っておられます。
毎日何人の方が読んでくださっているかいつも気になります。
いい加減なことは書けなくなりました。一生懸命書かなければなりません。
すると、自分の感情だけでは続かないことがわかりました。
自分は書き手でありながら、冷めた第三者の目を持つようになりました。

小説を書いたときもそうでした。
自分(筆者)だったら、どう考えまた行動するかではなく、
作中の登場人物は、どう考え動くだろうと考えるようになりました。
登場人物が、個性を持ち始めて動き出す瞬間です。

2つ目は、人に少しだけ優しくなったように思います。
自分が評価するほど、自分に文章能力はないと毎日実感しています。
あるいは考えの狭さ、知識のなさや度量が小さいと思い知らされます。
草取りも同じでした。厳しいことに耐えられないのです。
頭で考える自分は、常に天才で男前です。
実際は、大いに違うのです。
どろどろとした気持ちで溺れそうです。
よって、酒を飲んだ時はけっして書かないようにしています。
これだけは守っています。
多少残っていることもあります。そんな時は、楽しい話を書くように勤めています。
ちょっぴり嘘も書いてユーモアを加えます。

自分(の弱さ)を知れば、人に優しくなれるのです。
逆説的には、他人の良さを見つけるようにすれば、他人が理解できるようになり、
他人に優しくなれるのです。

絵を描く時は、いつも自分が気になる(描きたい)所から描きます。
人物画であれば、その人の優れた箇所であったりその人らしさの印象だったりします。

日記は続かなくて、ブログはどうして続くのでしょう。
読んでくださる方がいるからです。
ちゃんと書かなければと思い続けています。
与えていただいたことは、返さないとならないのです。

凛とした 鼻褒め人が 好きになる

2015年11月8日

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする