故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

仕事の価値はお金じゃない

2015-11-06 03:27:50 | プロジェクトエンジニアー
我が家のベランダでも芋が採れました。
   
長年一緒に仕事をしてきた方々から贈り物をいただきました。

漆塗りの「忘れ盆」です。シンプルでありながら、実に使いやすいのです。
20cm四方の箱状です。深さは3cmです。
木製の箱に漆が塗られています。10cm黒、次の10cmが臙脂の色合いです。
底には鉄板が入っているのか重く安定感があります。内張りは毛氈仕上げです。

これを選んだ方のセンスに感謝です。

月に100万円稼いでいた人は、同じような仕事を50万円ではやりたがりません。
何故でしょう。お金が先の発想になっているからです。
月100万円になるまでは、30万円の時も60万円の時もあったのです。
仕事ができる喜びをいつしか忘れてしまったのです。

お金がお金を作る時代です。
お金持ちが牛耳る時代になっています。
稼いだお金をパッと使う。そうではなくなりつつあります。
アメリカの格差社会は深刻です。
一部の金持ちが自分たちの富をさらに増やしているのです。
そのためにロビー活動をし、自分たちに有利な法制にしているのです。

仕事の価値は、お金じゃないのです。

良い仕事をする職人が必ずしもお金を稼げるとは言えないのです。
ただ、職人は恥ずかしい仕事は出来ないと思って努力しているのです。
ある芸術家は、世にたくさんの良い仕事を残されました。
しかし、生前は不遇でした。死後評価されたのです。つまり高い金で取引されたのです。

お金ありきの仕事はないのです。
良い仕事をすることに価値があるのです。

先人に色々学ばせていただきました。
私は恩返しをすることを忘れていました。
今日からでも、性根を入れなおします。
そしてできることはないか、必死で探します。
お金じゃなく、仕事です。仕事をさせてくれる環境です。

妻のお父さんは、野菜を作って市場に出されていました。
お父さんは、自分が良いと思う野菜だけを売られていました。
仲買人は、お父さんの番号札を探して買われるようになりました。
次第に高く売れるようになりました。

今日は、ゴルフです。
かつて勤めた外資系の会社が主催するコンペです。
前回より、少しだけ良いスコアーを目指します。
まずは、退職した人間を呼んでくれることに感謝です。

包丁は 使って研いで 妻嬉し

2015年11月6日

コメント
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