自分の過去には、消しゴムで消したいと思うものがいくつかあります。
良しとしない自分がいます。
こんなはずじゃなかった。
人を見ていて、そして表現していて、
消したい過去は、雑味と言うなんとも言えない奥深さになるのです。
それが良いのです。
完成された味は確かに美味しいのですが、また食べたいとは思いません。
あきるのです。
なんだろうな。
このよく解らない味わいは。
謎なのです。
この雑味がなかったらもっと美味しいと思わせるのです。
ところがそうじゃない。
これが美味しいのです。
しかし、当人にとってはできれば消したい過去なのです。
気づかないのです。
それがあなたなのです。そして私です。
だから、深みがあるのです。面白いのです。
三歩進んで、二歩さがる。
二歩下がらなかったら、どれだけ効率的でしょう。
どうでしょう。
二歩下がったから、また三歩進めるのではないでしょうか。
大事なことは、また三歩進める勇気を持つことです。
二歩下がった時になにくそとまた一から始める勇気です。
できることから始める辛抱強さです。
二歩を否定したら、勇気を醸成する時間を、
また工夫(生き様)を否定することになるのです。
ありのままで良いのです。
受け入れることです。
私は、これだけの人なのです。
でも私です。世の中に私は一人です。
他の誰もがなれないのです。
自信を持って良いのです。
あなたはあなただけ。私もわたしだけ。
前に進むことです。
過去に後戻りはできないのです。
反省は必要です。
今度はもっと自分らしくなろう。
アドバイス通りにはいかないのです。
そんなに優れたアドバイスなら、その人がやって成功すればよいのです。
自分を大事にすることです。
あなたには数えきれないほど良いところがあります。
愛する心根の持ち主です。
だから私は好きなのです。
どこかの誰かが想っています。
そうですね。
好きなら好きと言ってよ。
解らないよ。
いいえ、よく見てください。
あなたの周りを。
興味津々で、あなたを見ている人がきっといるはずです。
二歩さがった時に見えると良いですね。
きっと、奮い立つような勇気をくれるでしょう。
よれよれと 誰かがそっと 支えるか
2015年11月21日