故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

頼り甲斐

2015-11-14 03:55:09 | よもやま話
  

昭和記念公園で出会ったブロンズ像です。



ブロンズ像は可憐な顔立ちでした。
顔立ちとは、少し違う身体の印象でした。
アンバランスさが気に入りました。
どちらも表現不足です。

今日の主題は、「頼り甲斐」です。
頼りにするだけの価値、頼るに足るだけの実質。と広辞苑に出ていました。

ほとんどのお父さんが頼りにされているはずです。
私もその一人です。

絵を描く時に、線を描き、色を付けます。
私は、絵の対象の「ここが気に入った」から入ります。
良く見て、強い印象(特徴)の個所から描きます。
できるだけ、迷わず筆を走らせます。
色を付ける時は、この色のような気がするとパレットに落とします。
多少違っても、その色を通します。
その色に見えたところは、選んだ色で通します。
一度、色をのせたら後戻りは出来ないのです。
あとは、バランスでその絵は生きるか死ぬかのどちらかです。

迷ったときは、構わず破り捨てます。
何枚描いても気に入らないのです。
諦めます。これが実力だと。

絵は写真のようにはいかないのです。
わざわざ絵にしているのは、理由があります。
ここに感動したと、伝えたいのです。

頼り甲斐とは、頼るだけの価値があるかで決まると考えます。
未知のことは、誰にも分りません。
一つは、始める前に一杯悩むことです。
大事なことは、実際に始めることです。
始めたらぶれないことです。
反省は、後からすればよいのです。
決めたらやり通すことです。

失敗したら、足りなかったと反省すれば良いのです。
こう思ったけど、違ったな。となります。
仕方がありません。力不足なのです。

頼り甲斐とは、積み重ねです。
プロジェクトを始める前は不安で仕方がありません。
一つだけ、胆に命じることがあります。
失敗したら、これが最後だと。
後には引けないのです。
こうして、40年近くやって来ました。
私が決める合格点は、未だに取れていません。
次は取れるんじゃないかと期待感はあります。

この人なら大事なお金を任せても良い。と顧客はお金を工面します。
始めたら、逃げ出せません。逃げないから任せてもらえるのです。

絵の線も色も、思うものがなかなか出せません。

写真はすべて映します。
人間の目は、感動を選択します。
私は、自分の感性でことにあたります。
けっしてひるまないと、覚悟を持ってやらなければなりません。

絵を描いて、ゴルフをやって足りないことを毎日実感しています。

頼り甲斐のある親父になりたいのです。
脛も補強したいのですが、常に精一杯です。

今日のテーマは、自分の願望でした。

校庭が 狭しと気づく 父の背と

2015年11月14日


コメント
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