故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

バランス感覚

2015-11-01 05:56:00 | よもやま話
   

昭和記念公園で出会った可憐な女性像です。



昭和記念公園は、デートの場所としては不向きです。
黄色いコスモスを見に行きました。
盛りを少し過ぎていました。

暗くなるのが早くて、やっとゲートを出たのが、夕方5時前でした。
もう真っ暗でした。森の中は、不気味でさえありました。

あれが見たいな、これが見たいと歩きまわるうちに、すでに15,000歩、歩いていました。
疲れて、あとは何もする気がしないというのが、デートには不向きな場所と言う理由です。

今日の主題は、バランス感覚です。

冒頭の絵は、昭和記念公園の中に置かれているいくつかの彫像の一つです。
この彫像に魅かれたのは、バランスが取れているスタイルであり、表情でした。
若い美しい女性像です。健康そうで、少し愁いを宿している表情が素敵でした。

腰回りと、胸、頭部のバランスが取れているのです。
腰を支える脚が、美しいのです。頭を支える首から肩にかけての線に乙女を感じます。

今日は、久しぶりのゴルフです。
練習しすぎででオーバーワークのようです。
あちこちに張りがあります。
力が抜けてちょうど良いかもしれません。

テレビやラジオで、話を聞くことがあります。
司会者はバランス感覚を持っています。
主題から外れないように、トークを進行します。
話し手の魅力を引き出そうとされます。
それは、聞き手の感覚です。ここが素晴らしいところだを話し手を通じて表現されています。

お笑いなどを聞いていると、バランスが微妙にずれることがあります。
これが面白いのです。期待したものとずれる時の感覚です。
外されると言っても良いかもしれません。
面白い落語家は、間の取り方が絶妙です。

何でも面白いことを言い続ければ良いものでもないのです。
聞き手に面白さを理解してもらう少しの間のことです。

ジゴロの強みは、押すようで引く、この絶妙の感覚がおしゃれに見えるのです。
女性はいつしか虜になっているのです。

バランス感覚は、天性のものではありません。
いっぱい失敗して、血のにじむような努力をして、初めて力の抜き方がわかるのです。
バランスの取れた方と話すのは、実に心地よいものです。
その方は、いつも相手が喜ぶことを言い続けるのです。
その場にあった話題を選び、雰囲気を作るのです。
いつも相手に迎合するのでもありません。
話の展開は、その人なりの感覚です。
そして、話し尽くせなくなるのです。

さて、今日はバランスに気をつけて、フェアウェーにどれだけ落とせるでしょうか。

2015年11月1日


コメント
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