故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

常に一緒

2015-11-17 05:11:36 | よもやま話


天草に旅したときに、妻と同じ夕日を見ました。


  

亭主元気で、留守が良い。
名言です。

お互いに息が詰まるのです。
相手のことが好きなだけに、気を使うのでしょう。

ばあさんや。
はい、じいさんや。

と言葉をかけられるのが、ほんに嬉しい歳になるのでしょう。

退職して、一か月が過ぎました。
今は、妻と常に一緒です。

痩せたい妻にとって、昼ごはんは本当に軽いものにしたいのです。
抜いても良いくらいです。
夫がいるとそうもいかないのです。
そして、仕方なく昼ごはんを作り始めます。

一人になりたい夫にとって、
あれこれとお願いされることが、うっとおしく感じるのです。
次はこうしようと考えているとします。
同じことを先にお願いされると、いやそうじゃないと反発するようになるのです。
素直になれないのです。

私達は、夫婦の新米です。
「常に一緒」が嬉しいはずです。

私は、ゴルフにはまってきました。
妻も始めました。
私が始めた時より、上達が早いのです。
素直な妻は、アドバイスを活かすタイプなのです。
いつまでも我流で通す私とは違います。

先輩は、スケジュールが埋まるのが嬉しいのです。
つまり、時々奥さんから離れる口実のようにも取れます。

別の先輩は、
奥さんから「一人になりたいんでしょう」と勧められドライブに出かけます。
好きなCDをかけ乍ら、海までドライブを楽しまれるそうです。

私は、これまでの長い人生で、一か月も妻と一緒に過ごしたことがありませんでした。
常に、仕事と酒の繰り返しでした。時々家族と一緒でした。
ゆっくりさせてもらいました。妻に先立たれ、後悔しました。
私は、いい加減な男なのです。そんな大事なことにも気づかなかったのです。

仕事を再開すれば、元のように忙しさを楽しむ男になるのです。
「常に一緒」は、今しかないかもしれないのです。
妻のさらなる良いところを発見するチャンスです。

爺さんや。婆さんや。
元気で一緒が良いのです。

一人酒 少し温もり 独り寝る

2015年11月17日

コメント
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