3月18日各鉄道のダイヤ改正と同時に、相鉄東急新横浜線が営業を開始した。
通勤で利用しているJR横浜線には大きな影響はないと思っていたが、新横浜、菊名と連続する2つの駅それぞれが東急線に接続できるようになったことで、菊名駅のコンコースの混雑が少なくなったようだ。
特別にデータをとっているわけではなく、あくまで印象の範囲なのだが、階段やエスカレータで待つことなく自分のペースで進めるようになった。
菊名は東横線で渋谷、東急新横浜線は東横線から目黒線に入るという違いが、横浜線沿線ユーザーにも影響したことは新鮮だった。
横浜線は東京西部から神奈川県内を南北に走っているため、従来から乗換駅が多い。将来的にはリニアとも接続する。新横浜の新たな路線参入で、横浜線沿線も住民が増加していくかもしれない。
それから、もうひとつ驚いたのは、東横線の一部でワンマン運転が開始されたこと。
以前、このブログで4輌編成の相模線がワンマンになったことに不安を感じる主旨の記事を書いたことがあるが、もはや10輌編成でもワンマン運転を行う時代になっていたのだ。自分の感覚の古さにとまどってしまった。
東急が全駅ホームドア設置を敢行したのは、安全性の問題だけではなく、全線ワンマン運転の実施による人件費削減の布石だったのだということに今回気づかされたのだった。
運転中、緊急事態が発生しても、乗務員が一人でも二人でも乗客の安全リスクをカバーできるレベルはあまり変わらず、それならワンマン運転を実施したほうが得策と判断されたのだろう。
そこまでコロナ禍の影響は鉄道各社の収益を圧迫しているということだ。