Afternoon Avenue 25 (by hide_boo)

Perfumeと乃木坂46、IZ*ONEなどのアイドルやクルマやバイク、好きなものついて、だらだら綴ります。

永島聖羅 / 乃木坂46

2015-12-20 22:41:11 | Weblog

12月17日、アンダーライブ武道館初日に永島聖羅さんの卒業が自身の言葉で発表された。

 

5枚目シングル「君の名は希望」で1回だけ選抜メンバーに入ったが、以降ずっとアンダーメンバーのまま。しかし、斎藤優里に続いて、2人目のラジオ番組レギュラー(アルコ&ピース沈黙の金曜日)となり、今年は冠番組として2本目のラジオ(デリシャスミュージック)も始まり、乃木坂の中でアンダーメンバーでも個人仕事がゲットできる魁となった。とにかく明るい性格、暴走するトーク力、アンダーライブでの各メンバーへのフォロー活動など、その存在はアンダー、選抜に関わらず、いまや乃木坂のバックボーンになっていた。乃木坂46が好きだからこそ、隠れた総監督に徹した感のある最近の活動に対して、やはり自分の夢である役者としての仕事、乃木坂での演技のチャンスがなくなってしまったことは否めない。21歳という年齢も役者としてリスタートさせるには遅いかもしれないという気持ちもあったかも知れない。そう考えると卒業という選択は決して間違っていないと思える。夏にSKEを卒業した松井玲奈も24歳。テレビでの露出は圧倒的に多いとはいえ、女優としての下積みを考えると遅いかもしれない。それに対して3年のアドバンテージは、永島聖羅をラジオパーソナリティ以外の新たな道が開けるチャンスをもたらしてくれるだろう。

 

残念なことがひとつ。にわかファンの私は永島聖羅さんの歌声を君の名は希望のほんの短いユニゾンでしか知らない。バラエティやラジオではその暴走気味の明るさと破壊力抜群のトーク力を十分知っているけど、アーティスト、アクターとしての部分はまだまだ未開拓。カップリングの歌唱メンバーを調べて永島さんの声を改めて聞き込んでみたいし、ご本人の夢である女優としていち早くチャンスに恵まれるよう祈りたい。

 

問題は、これからの乃木坂46。

 

選抜メンバーはともかく、アンダーライブ以外ではモチベーションの下がりやすいアンダーメンバーをサポートできる人材がいるのか、ということ。私のような外野ファンに指摘されなくても、乃木坂ファン全員が心配していることだろう。永島聖羅の立ち位置に一番近いのは、2期生のお姉さんである伊藤かりん、1期生でアンダーが長い川村真洋、中田花奈、能條愛未、川後陽菜といったところか。なにせ永島さんはムードメーカーからアンダーメンバー全体のサポートまで一人でこなすというとんでもない才能を発揮していた。彼女とまったく同じことを残るメンバーに求めるのは酷だろう。ダンス・歌唱なら川村・中田、チームワークなら伊藤かりん、斎藤優里、能條愛未等に期待したい。今回の武道館でアンダーライブは一区切りつけるのかと思いきや、来年は全国ツアーを開催するとのこと。バースデイライブと真夏の全国ツアーの中間、又、今年と同様、10~11月の期間を使って、もしかしたら舞台組とライブ組のように2チーム構成も検討されるかもしれない。そうなればアンダーメンバーといえど、選抜並みの稼働率になってくるだろうし、「本番」で鍛えられる、2期生たちの伸びと1期生アンダーでももっと顔を知られて、個人の仕事、乃木坂全体の底上げが成就するかもしれない。そのときにそれぞれのチームで、全員が永島聖らならどうするだろうと考えてさえくれれば、そうした心配も杞憂に終わるだろう。

 

卒業したメンバーで、伊藤寧々さん、畠中聖羅さん、市来玲奈さんがTwitter上で活動が伺えるが、映画出演の成った市来さん以外はまだまだこれからの状況。永島さんもチャンスに恵まれるまでは多少の時間はかかるかもしれない。それでもラジオで鍛えられたトーク力をテレビで発揮できる日が来れば、きっと注目されるだろうし、乃木坂アンダーメンバーの中心にいたことは将来に渡って、永島さんを裏切らないと信じている。

 


最新の画像もっと見る