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Afternoon Avenue 25 (by hide_boo)

Perfumeと乃木坂46、IZ*ONEなどのアイドルやクルマやバイク、好きなものついて、だらだら綴ります。

潮騒のメモリー / 鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)

2013-09-27 22:33:55 | Weblog

明日9月28日(土)で最終回を迎えるあまちゃんだが、今週第153話で、鈴鹿ひろ美=薬師丸ひろ子が、劇中ながら生バンドに生歌で、「潮騒のメモリー」を歌った。「セーラー服と機関銃」「Wの悲劇」の主題歌でのびやかな歌声を披露してはいるが、ドラマでライブするなんぞ、初めてではないだろうか。芝居しながらも生で歌い続けるから、芝居も歌も両方に相乗効果で迫力と説得力が出る。

 

天野春子とも天野アキとも違うもうひとつの潮騒のメモリーをこういう形で披露するとは、何たる冒険だろう。ドラマなのに海女カフェに座って聴いているような錯覚に陥り、何回もリピートして視てしまう。。さすが鈴鹿ひろ美。。

 

ストーリー的には、鈴鹿ひろ美は結局、歌の仕事をやりたくいないが為に、音痴の演技をし、25年間周囲も世間もだまし続けてきた。その自分の”演技”のために天野春子の歌手へのチャンスを奪ってしまったことを知った苦しみを、さらに音痴の演技を続けながら、北三陸で歌うことで解放する、ってとこになるんだろうが、女優とはなんたる恐ろしい存在だろう(笑)。潮騒のメモリーの歌詞を”三代前からマーメイド、親譲りのマーメイド”と歌いなおされ、鈴鹿ひろ美の天野家三代に対するリスペクトと愛情が溢れたものになり、最終回で復活するユイとアキの潮騒のメモリーズ(Z?)も鈴鹿版の歌詞を引き継いで歌っている。よくよく考えてみれば、映画「潮騒のメモリー」のリメイクの展開を含め、鈴鹿版がオリジナルで、”三途の川、友達少ない”版はこれを隠すためのふざけたフェイクだったのだ。笑わされたけど。

 

実は自分は野性の証明もセーラー服と機関銃も観に行ったし、野生時代も薬師丸ひろ子特集なら毎号買っていたし、大ファンだった。アイドル時代はあまり接点がなかったはずの小泉今日子と薬師丸ひろ子を演技だけでなく歌でも競演させてしまった、あまちゃん、クドカンの凄さを思い知らされた回なのでした。

 


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