話題の「あまちゃん」には、私もハマってしまっていて、朝まで”あま”テレビが放送される前に、「純と愛」から惰性で続けていた録画を第一話から全部見直して7月下旬にようやく追いついた。忠兵衛さんの送別会(だったかな)でついに劇中生歌で小泉今日子が歌ったシーンは、結構感動した。当初は海女ちゃんから、アイドル路線へ話がいくとは思ってもいなかったので、小泉今日子が歌うシーンがあること自体想像もしていなかったからだろう。
バラードではじまり、途中からアップテンポに変わるポイントなど、アイドルポップスのパターン満載だが、歌詞はいろんなヒット曲のフレーズというより単語を組み合わせて、でっちあげたといっても良い内容で、これがまた面白い。特に「三途の川のマーメイド」でバックコーラスが「SANZU-RIVER~~~♪」と歌いあげている部分には爆笑してしまった。紙ジャケット仕様ということもあって、発売日にはCDを買ってしまっていた。
小泉今日子といえば、あまちゃんの前は、「最後から二番目の恋」で中井貴一と共演していたが、屁理屈をこねまくり、絶対に折れない、セリフ回しはあまちゃんでもそのまま。たぶんクドカンも中井貴一との言い合いのリズムを持ってきたかったのではないかと思われるほど。
いろいろなドラマレビューでは、今までの朝ドラにない母親像とか書いている記事もあったが、小泉今日子に母親役をやらせれば、これが今どきの、なのだと納得してしまう。とにかく、春子さんの愛ある意地っ張りが大好きなのだ。
若き日の天野春子を演じている有村架純も、小泉今日子のリアルタイムを知っている世代も十分納得するほど、違和感なく若き小泉今日子を演じており、今の天野春子としっかりリンクした役作りをして好演している。今日もアキの目の前に「生霊」となって姿をみせてくれている。
月末には待望の「あまちゃん歌のアルバム」(当然ロッテ歌のアルバムをパクったんだな、いうまでもないか・・・)が発売され、暦の上ではディセンバーのドラマ版(ベイビーレイズ+有馬めぐ?)が聴けるらしい、、、、、買います。