私が、仕事をしていて、一番大事にしていることの一つは
「子育て中の母親が支えられていることが子どもの幸せにつながる」ということです。
私自身が子育て中、支えてもらえなくてとてもつらかったこと。
専門家に支えてもらって、とても子育てが自然と楽に楽しくなったこと。
両方経験する中での確信になりました。
その専門家の一人が、私にとってとても大事な友人でもある助産師さんです。
優曇華の花というブログを紹介したことがありますが、その助産師さんのブログです。
彼女に支えられて、私は多くのことを学びました。
母親を支えるということ、いえ、人を支援するということ、その時に自分の思いの持ち方。
人を受け入れるということ。自分の偏りを修正していくこと。そうしながら自分も保つこと。
つまり「私も大事、あなたも大事」ということですね。
本当に多くのことを教えてくれた大恩人です。
彼女と出会っていなかったら、今の仕事をしていなかったかもしれません。
(そんな出会いのもう一人は、知ろう小児医療の会の代表、いつもお尻をたたいてくれる、いや背中をおしてくれる)
だから、よく出会えたなという思いもあります。
よく出会えたな、豊かなおつきあいができたな、と。
大きな病気になってしまって、でも、医療者として冷静に自分の病気に向き合って前向きに闘病を続けて・・・
ブログを見ていて、なんと強い人かとおもいます。
そして、彼女のことを誇らしく思います。
彼女と友人でいることに誇りを感じます。
だから、彼女が教えてくれたことを大事にして、彼女がくれた仕事を一生懸命することが彼女への恩返しだなと思っています。
今、オーストラリアで生活していて、3月末に会いに行きます。
短期間ですが、24日から28日まで、お休みをいただきます。
人生の中での出会いは不思議ですね。
どこかに仕込まれているようです。
その時には引っかからなかったのに、後になって気になってくることもあったり・・・
多くの出会いと、その人との関わりが今の私を作っているのです。
そういうことが歳を重ねて、だんだんはっきりしてきました。
だから、私も、応援するという関わりを作っていきたいなと思います。
恩返しになるから。
直接に恩返しができないなら、他の人に、お役に立つことがお礼になるかも・・・
そうだったらいいなと思いながら、いろんな方とお付き合いしています。
一番応援したいのが、「お母さん」という人たちです。
子どもを身ごもり、胎内でそだて、産み、休む間もなく育てる日々・・・
心と身体を傷つけないとできないことだと思っています。充分に喜びもあるのですけれどね。
ところが、お母さんという人たちは支えがないと、本当に辛くなってしまうんですよね。
枯渇するんだと思います。
そうなると、考え方までネガティブになってしまって・・・
私なんて、お母さんだなんて、と自分を責めてしまったり、子どもの行動や感情をうまく受け止められなくなってしまったり。
でも、子どもを育てているってことだけで十分ですよね。
世話をしてるだけで十分。
うまくいかないときは誰にでもしばしばあります。
私はそんなとき、「明日になったら今日は過去!」と唱えて早めに寝ることにしてました。
今なら「思い通りにならない日は明日がんばろう~」ってことです。
明日はくる、また新しい気持ちで頑張れる日がくる。
開けない夜はない。
終わらない嵐もない。
大丈夫大丈夫、そう唱えて深呼吸してみてください。
自分だけじゃない。
いろんな悩みを誰だって抱えてると思います。
悩んでいるときは、もがいて苦しくてモヤモヤして、くらい場所にいて、先が見えなくて辛いと思います。
でも、あとから考えると、その時期に成長したんだな~って思えるんだと思いますよ。
苦しさを知ったら、その分、わかることもありますね。きっとあると思う。
私も、まだまだ苦しいことがあります。
これからだってあると思う。
たぶん、まだまだだから苦しいんでしょう。
もっと学びなさいってことで、苦しい経験があるんだろうと思います。
もちろん、苦しいことだけでないから、人生やっていけるんだとも思います。
なんか抽象的なことばかり書いてしまった・・・
あるお母さんの苦しい胸のうちを知って、何か力になれたらいいのですが、それもできず・・・
でも、ただただ応援したいという気持ちで書いてみました。