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Untersee-Boot

あるいは感想記として

『スポーツドリーム』 2/14

2009年02月19日 | スポーツドリーム
前回に引き続き、ゲストはサッカー元日本代表の名波さん。

まずは、

南原 「南原清隆のニッポン放送トヨタスポーツドリーム、今日のゲストはサッカー元日本代表の名波浩さんです。今週もよろしくお願いします」
名波 「よろしくお願いします」
南原 「どうですか?ラジオちょっと慣れてきました?」
名波 「そうですね」
南原 「えぇ」
名波 「映像に映らない分」
南原 「えぇ」
名波 「やりたい放題のとこありますからね」
南原 「アッハハハハハ、なんですか、やりたい放題(笑)」
名波 「(笑)」
南原 「(笑)そこまで暴れまわってないじゃないですか」
名波 「そうですね(笑)、ハッハハハ」
南原 「えぇ(笑)やりたい・・やっぱ気楽ですよね」
名波 「気楽ですね」
南原 「えぇ」

というやり取りで番組はスタート。
前回の放送では、わりと淡々と喋ってる印象が強かった名波さんでしたが、名波さんの中ではあれで十分ハジけてた・・のかな?(笑)
う~む、酔ってもなかなか顔に出ない人もいますし、ハジけ具合は人それぞれ、十人十色ということなのでしょう(例えがちょっと違うかも・笑)。


今回は恒例の10の質問・・"名波の左足というフレーズは私のサッカー人生の誇りだ?"という質問などでサッカー話をあれこれと。
質問の途中には、「ドリブルとかね、パスやるときに気をつけてる点っていうのはどういうとこなんですかね?」という南原さんからの質問も。
名波さんいわく、ドリブルやパスのときは「自分の近くにボールを置きながら 顔上げて周りの状況を見れば今ドリブルしなきゃいけないときなのかパスしなきゃいけないときなのかその判断が出来ると思うので、それが大事かなと」。
そして、

南原 「フリーキックやるときに気をつけてる点はなんですかね?」
名波 「ま、自分のリズムで」
南原 「うん」
名波 「練習通り」
南原 「はい」
名波 「僕はだいたいボールをセットしてから」
南原 「はい」
名波 「あの、何歩下がって」
南原 「はい」
名波 「どれくらいの角度から」
南原 「はい」
名波 「ボールを蹴るって、もう、やっぱり何千回も蹴ってるんで」
南原 「はい、もう体が」
名波 「はい」
南原 「システマチックになってる」
名波 「そうですね、はい」
南原 「はい」
名波 「それをだから自分の体に叩き込むことが」
南原 「はい」
名波 「まず先決だと思いますけど」
南原 「そうじゃないと何かいろいろな状況で、「やべ、決めなきゃ」とかいろいろドキドキしてくると」
名波 「決めなきゃっていうプレッシャーはないんですけど」
南原 「はい」
名波 「いつもあそこにボールを落とすとか、その、ゴールのあのへんに蹴るっていうことを先に考えてしまうと」
南原 「はい」
名波 「自分のリズム悪くなったり」
南原 「あぁ~あぁ、はいはいはい」
名波 「なので」
南原 「はい」
名波 「まずその、蹴る前の」
南原 「はい」
名波 「そのほうが大事だと思いますけど」
南原 「蹴る前からひとつひとつづつ」
名波 「はい」
南原 「自分のリズムをクリアしていって」
名波 「はい」
南原 「その、同じリズムで蹴って」
名波 「蹴って」
南原 「そのリズムが崩れるとやっぱ入らないもんですか」
名波 「僕はそうでしたね、ほとんどそうですね」
南原 「う~ん」
名波 「リズムを叩き込んでから、もう、いいボール蹴れるようになったなと自分では思ってたので」
南原 「その、(ボールの)置き方ひとつにしても同じように置くってことですよね」
名波 「僕は、置き方は、ボールを置く感じはいつもバラバラなんですけど」
南原 「はい」
名波 「ちゃんとやる人は」
南原 「はい」
名波 「空気を入れる穴のところを、こう自分のちょうど蹴るところに持ってきたり」
南原 「はい」
名波 「色んなことをやる人がいるんで」
南原 「(名波さんは)ボールはポンと置いて」
名波 「はい、僕はポンと置きます」
南原 「それよりも、そのあとの下がり方とか」
名波 「そうですね、はい」
南原 「こう、見て」
名波 「はい」
南原 「そのリズムとか」
名波 「はい」
南原 「そこで、途中で邪魔されるとダメですね」
名波 「ダメですね、はい」
南原 「えぇ、ちょっと、「(小声で)なんだ、このやろう」」
名波 「はい、ハッハハハハ」
南原 「「(小声で)バカ、もう一回」」
名波 「ただ、その若い選手が自信を持って」
南原 「はい」
名波 「「僕、蹴りたいです、蹴らしてください」って言ったときは、もう「あぁ、どうぞどうぞ」って感じなんですけど」
南原 「ダチョウ倶楽部状態ですか」
名波 「そうですね、はい」
南原 「「あ、どうぞどうぞ」」
名波 「「どうぞどうぞ」」
南原 「えぇ」
名波 「ハッハハハハ」

というやり取りも(笑)。
南原さんの「ダチョウ倶楽部」発言に、ワンテンポ置いてから笑っていた名波さんにちょっと笑ってしまいましたが、それは兎も角として(笑)。
フリーキックを蹴る前は自分のリズムで・・と名波さんは言ってましたが、そういえば、イチロー選手もバッターボックスに入る前は必ず同じルーティーンをして同じリズムで打席に入る、ということを話してたことがあったっけ。
う~む、競技は違っていても大事なことは変わらない、ということがよく分かる名波さんの話でありました。


あとは、ベネチア時代の話や、W杯の話などもしていましたが、名波さんいわく「南アフリカのワールドカップは、まぁ間違いなく行けると思うんですよね」「僕はその次の大会、それけっこう危険じゃないかなって」。
う~む、確かに、今の日本代表の中心メンバーは20代後半、それに加えて有望な若手選手もあまり出てきてませんので、次のW杯予選はかなり厳しい戦いになりそうな予感もしますが・・・いや、今回のW杯出場もまだ決まってませんし、4年後の話なんかしてると鬼が笑いまくりですので(笑)、あまり先走って心配するのはやめときます(笑)。

あと、"将来もしオファーがあれば日本代表の監督をやってみたい?"という質問に「いいえ」と答えていた名波さんと南原さんの間で、

南原 「何でですか、これ」
名波 「あの、コーチはやってみたいなと思いますけどね」
南原 「はい」
名波 「もしそういうオファーがあれば」
南原 「はい、はい」
名波 「監督は叩かれるんで(笑)」
南原 「(笑)何っすか?」
名波 「叩かれると」
南原 「はい」
名波 「シュンとなっちゃうタイプなんで」
南原 「アッハハハハハ、アッハハハハハ、打たれ弱いタイプなんですね(笑)」
名波 「打たれたことがあんまないんで」
南原 「なるほど、わかります」
名波 「それでだから」
南原 「なるほど」
名波 「そういう慣れがないんで」
南原 「なるほどなるほどなるほど」

というやり取りなどもありつつ、番組は終了。

南原さんは番組の最後に「朴訥と喋りながらもですね、えぇ~、しっかりと考えを持っていながらも、実は天然系なとこもあるかなと若干思いました(笑)」と言ってましたが、マイペースな感じの名波さんの話を聞いていると、南原さんの「天然系」という名波さん評はけっこう当たってるかもという感じでありました(笑)。