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Untersee-Boot

あるいは感想記として

行ってきました、千葉公演

2009年02月15日 | 現代狂言Ⅲ
東総文化会館・大ホールで行われた、現代狂言Ⅲの千葉公演へ行ってきました。

4両編成のこんな電車に揺られ、

             

車内ではおにぎりを食べてすっかり旅気分(笑)。

             

乗り換えの待ち時間や駅から歩いた時間も含め、計3時間半かけて着いたのが、この東総文化会館。

             

う~む、けっこうな長旅でありました(笑)。
という感じの千葉公演・・っと、肝心の舞台について何も書いてませんでした(笑)。


千葉公演の客席は、おばちゃん率がかなり高めでしたが(笑)、舞台上の松のカーテンと能舞台を見た親子の
親 「○○ちゃん、いつもと違うでしょ?」
子 「おぉ~~!?」
という会話も聞こえてきたり、カップルや着物姿の女性などもいたりして、文字通り老若男女でほぼ満員。
900人収容出来るホールの最後方の右と左に少し空席がありましたが、9割方はお客さんで埋まってました(2階席は確認できませんでしたが)。

福岡→熊本→千葉という強行スケジュールで、南原さんはお疲れかと思いきや、冒頭の挨拶では1回も噛むことなく流れるようなトーク(笑)。
ちょっと物足りなくも感じてしまいましたが(笑)、"乙女の祈り"ならぬ"内村さんの祈り"がここにきてようやく届いた・・のかもしれません(笑)。

『佐渡狐』の南原さんは、第一声から声が良く出てましたし、全体的にいい感じでやっていたのでわりと安心して観ていたのですが・・・。
最後の最後、退場するときに袴の長~い裾をさばくのにちょっと手間取る場面があり、客席からは笑いが(今回は狂言を初めて観るという人が8割くらいだったので、これも演出と思ったのかも)・・・。
こんなとこで笑いを取るのは南原さんとしては不本意だったと思いますが、観ていた私も残念無念でありました(涙)。

『サードライフ』は、今回もまたまた大笑い&大笑い。
ストーリーは分かってるのに、何度観てもやっぱり面白いな~。
ただ、微妙に演出が変わったところもあったり、南原さんの理不尽に、森君が「それは聞いてない」と本気で困ってる様子の場面も(笑)。
ホントに「聞いてなかった」・・のかどうかは分かりませんが、客席からは森君に「がんばれ~」という声が飛んだりして(笑)、今回も大いに盛り上がっていました。

『サードライフ』は約75分。
その後、カーテンコールと挨拶があり、例のサプライズもあったのですが・・・。
サプライズが始まる前に席を立ち帰る人が続出。
サプライズの途中からはほとんどの人が立ち上がり、帰る人に混じって写メを撮る人まで出る始末。
混乱とまではいきませんでしたが、客席はかなりグダグダな状態に。
16時終了予定のはずが16時50分までやってましたので、急いで家路につきたい気持ちも分からなくはありませんが、写メは有り得ないでしょう!。
そんなグダグダの中、舞台に戻った南原さんが「とりあえず挨拶しようか・・」とメンバーに言って挨拶をしていましたが、右往左往して収拾がつかなくなってるお客さんからはまばらな拍手。
楽士のお二人も最後まで演奏して例のポーズも決めてくれましたが、こちらもまばらな拍手でかなり尻切れトンボな感じで終演を迎えてしまいました。
せっかく舞台も盛り上がり、観終わったお客さんの「おもしろかった~」という声がそこここから聞こえてきただけに、カーテンコールでのマナー違反とグダグダだけが唯一残念な出来事でありました。

と、何やかんやありましたが、公演自体は盛り上がり大いに笑った千葉公演でした。


あ、それから、エネルギーのブログによると、今回の公演ではオーノ君が袴姿で後見をやっていたようで。
う~む、全然気が付きませんでした(笑)。
何を観てたんだ?という感じですが、席がちょい左だったので、橋掛に座って笑ったりリズムに乗ったりしている南原さんを観てました(オーノ君が後見をやったのは『佐渡狐』だと思いますが。それとも『東京パンダ』かな?)。
ちなみに、オーノ君は、カーテンコールで南原さんから「オーノ・・何ンだっけ?」と言われてました(笑)。

あ、それから、もうひとつ。
これは舞台とは関係ありませんが、東総会館の最寄り駅の旭駅、Suicaが使えないってどういうこと!?
駅について駅員さんから説明され、ビックら仰天しながら現金払い。
帰りも切符を買って電車に乗りましたが、危うく帰ってこれなくなるとこでした(笑)。
いや、Suicaがあると大抵のことは間に合うので(電車内で食べたおにぎりもお茶もSuicaで購入)、現金をあまり持ち歩かないことがあるのですが、今回は余分にお金を持ってて良かった~(笑)。
無事に4時間かけて(旭駅の電車の本数が少なかったので帰りは待ち時間が大幅増)家にたどり着くことが出来て、めでたしめでたしでありました(笑)。