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Untersee-Boot

あるいは感想記として

『Get Sports』 9/27

2009年09月30日 | Get Sports
ニュース&スポーツへの出演はなかった南原さんですが、『Get』本編にはVTRで出演してました。

最初は、G-Legendと題し、国民的行事と言われた巨人VS中日の同率最終決戦や、桑田VS清原のKK対決のVTRなどが流れていましたが・・・。
10月に放送される、『神様に選ばれた試合~語り継がれる伝説の真実~』という特番の番宣的な内容で、ちょっと中途半端な感じの特集になっていたのが残念でした。

続いては、ソフトバンク・ホークスの杉内俊哉投手の特集。
栗山さんが奪三振の秘密などを杉内投手にインタビューしてました。

そして、鹿島アントラーズの岩政大樹選手の特集。
"南原清隆 presents 解剖 理系ディフェンダー 鹿島アントラーズ 岩政大樹"と題し、風力発電の風車がクルクル回っている青空の下、鹿島の練習場(?)のピッチの上で南原さんが岩政選手にインタビュー。
南原さんがサッカー選手にインタビューするのは珍しいな~、と思っていたら、岩政選手は今シーズンから狂言の動きを取り入れた体の使い方に取り組んでいるとのこと。
狂言といえば南原さん(笑)。
しかも、岩政選手が狂言を習いに行ったのが万蔵さんとなれば、南原さんが取材をするのも当然、いや、南原さん以外に適役はいません(笑)。

まずは、東京学芸大学に一般入試で合格し、数学の教員免許を持っているという岩政選手に、「ちょっと数学の問題を解いてもらおうじゃないかと」ということで、青空の下、積分の問題を出して経歴確認(笑)。
フリップに書かれた問題を見て、

岩政 「積分・・ですね」
南原 「はい」
岩政 「ま、出来なくはないと思うんですけど」
南原 「はい」
岩政 「正解を教えてもらえないんですよね(笑)」
南原 「正解を教えたら・・」
岩政 「いや、先生は答えを知って教えますからね(笑)」
南原 「ハッハハハ、教え方の先生じゃないじゃない(笑)」

ってなことを言ってた岩政選手でしたが、スラスラと答えを書いて見事正解。
「これは簡単ですね」と言いながら問題を解く岩政選手に、南原さんは「へぇ~~~」と感心している様子でしたが、私もテレビの前で「さすが教員免許」と感心しながら見てしまいました(笑)。


岩政選手は、鹿島ではディフェンダーとして活躍し、先日のオランダ遠征では1年半ぶりに日本代表に復帰。
そんな岩政選手がなぜ狂言の動きを取り入れようと思ったのかというと、海外の選手とは(体格など)違う部分があるというのを感じ、でも、(海外の選手を)真似ていってもたぶん追いつくのも難しいし追い越すのなんて必ず無理なので、日本人の持ってる日本人らしい動き方というものを考えたから、とのこと。
岩政選手いわく、「昔からあるものっていうのはたぶん、もともと日本人が、自然に生まれてきたもので、日本人の体の使い方とか、えぇ、美しいと思うものとか、強いものとか綺麗なもの、無駄がないものっていうか、そういうものを自然にやっていって作られたものだと思うんですよね」「だからそこにヒントがあるんじゃないかって」。
で、今シーズンの前に岩政選手は万蔵さんのもとを訪ねたそうですが、その万蔵さんがVTRで『Get』初登場(笑)。
クーラーがないことでお馴染みの稽古場(笑)で、扇を持って謡いながら舞を舞う万蔵さんの紹介VTRが流れたあと、「三年前から南原とともに狂言とコントを融合させた現代狂言という舞台を行っている野村さんは・・・」というナレシーョンとともに、な、なんと、『サードライフ』の映像も!!
『Get』で万蔵さんの姿を見る日が来るとは思いもよりませんでしたが、さらに『サードライフ』まで見られるとは!?
ビッくら仰天して、寝転がっていた姿勢を急いで正しテレビの前に思わず正座してしまいました(笑)。
ちなみに、このとき映っていたのは、アマテラス様の万蔵さんが「ここまでせねば人間は・・」と言ってる側で猿田彦・南原さんが跪いている場面と、「腎臓、肝臓、オレ万蔵!」と言いながら顔の布を取って信長に戻り橋掛に戻っていく場面が13秒ほど流れてました。
あ、あと、「腎臓、肝臓・・」の前に、「狂言なんて関係ねぇ」と言ってたのではないかな?というところも映っていましたが、ここは音声がカットされてました(笑)。
ナレーションが聞こえやすいようにカットしたのか、あるいは、狂言を習いに行ったのに、その先生が「狂言なんて関係ねぇ」なんて言ってたら話がややこしくなるからカットした・・のかどうかはわかりませんが(笑)、兎にも角にも、ほんの短い時間ながらも『Get』で『サードライフ』を見ることが出来、僥倖の至りでありました(笑)。
・・・現代狂言話はこれくらいにして(笑)。

岩政選手について万蔵さんは、「雲をつかむような感じでいらっしゃったんだと思いますよ。見学だけのつもりだったんだけど、ちょっと休憩時間に、せっかくだからちょっと(能舞台に)乗ってやってみる?って聞いたら、あ、お願いします」と、プーマのTシャツ着て話してました(笑)(舞を舞ってたときはちゃんと着物姿でした・笑)。
で、Tシャツにジャージ姿の万蔵さんが能舞台ですり足を実演。
大事なのは腰を入れる、背筋を伸ばす、あごを引く、「この状態で足を二本のレールを沿って行くように擦って動くわけです」という話をしながら、すり足の基本姿勢をわかりやすいように実演入りで説明。
その後は、前後左右にすり足のまま動き、すり足は腰の位置を固定して重心が体の中心にあることを万蔵さんが実演してました。
岩政選手がすり足を習ったときには、

南原 「万蔵先生が先に、摺り足をこうやって」
岩政 「あぁ(笑)、はいはい(笑)」
南原 「「追っかけてきて」って言ったら、全然追っかけられなくて」
岩政 「(笑)」
南原 「グルっと一周回ってタッチされたっていうのが」
岩政 「(笑)どんどん離されていくんで」
南原 「はい」
岩政 「僕も一応アスリートのこう、プライドがありますから(笑)」
南原 「はい(笑)」
岩政 「何とか付いていきたいんですけど」
南原 「はいはい(笑)」
岩政 「全然追いつかないというか(笑)、もう離れていくだけだったんで」
南原 「はい」
岩政 「ま、ショックでしたね」

ということもあったとのことでした。
岩政選手が何故すり足を習ったかというと、守備のときに背筋を伸ばして体の中心を中心を意識して待つようにすると、足を早く動かすことが出来るから、とのこと。
万蔵さんいわく、前かがみになると足に力が入ってなかなか出せない、体が起き上がって足がリラックスすると早く足を出すことが出来る。
岩政選手も実際にピッチの上で、南原さん相手に背筋を伸ばして体の中心に重心がある姿勢を実演して見せたり、それが生かされている試合のVTRを見ながら、

岩政 「自然にすぐに足が出てるっていう状態ですよね」
南原 「あの~、狂言をやる立場から言うと、狂言の構えに近いところがありますね、一瞬クッとこう(腰が)入ってるっていう」

という話をしたり、

岩政 「以前は、それこそ、僕も体が大きいので、多少俊敏性っていう面が課題だって言われてきて」
南原 「はい」
岩政 「じゃあ、早く動こう、早く動こうと、まぁ自分の課題を克服しようと思いますよね」
南原 「はいはい」
岩政 「その場合に僕がやろうと思ってたのが、早く動きたいから足を早かそうと思ってるわけですよね」
南原 「はい、なるべく早く足を」
岩政 「はい」
南原 「この一歩を早く」
岩政 「早く動かそうと思って」
南原 「はい」
岩政 「一歩を出ようとするときにも、早く出ようとすればするほど足から出ようと思ってたんですね」
南原 「はい」
岩政 「今は足にこう自分の意識を持っていくんじゃなくて、ま、言ってしまえば体幹の部分ですよね、この、もっとこう中心の部分というか」
南原 「はい」
岩政 「そこからこう動いていくっていうイメージなんですけどね」

という話。
それから、かつてJリーグのトレーナーも勤め、現代狂言のトレーナーもやっている荒木政人トレーナーの「重心がフラットな状態から一歩目を踏み出している」という証言VTRなども交え、すり足を基本とした狂言の姿勢の効果を説明してました。
それから、岩政選手は相撲からもヒントを得ているそうで。
立会いの姿勢見て、こういう人(背中の丸まってる人)は勝てない、ということがわかるとのこと。
で、

南原 「今、マイブームは誰ですか?」
岩政 「白鵬さんです、やっぱり」

というやり取りも。
岩政選手は、背中が真っ直ぐな白鵬関の立会い姿勢を自ら再現してみせていましたが、そういえば以前、為末選手が『Get』に来たときには朝青龍関の体の使い方が素晴らしい、というようなことを言ってたっけ。
う~む、陸上の為末選手は朝青龍、サッカーの岩政選手は白鵬と、両横綱に見事に分かれているのは何故なんだろう?というのがちょい気になるところではありますが、それはとりあえず置いといて(笑)。
岩政選手いわく、一歩目が早く出るようになり「前に出て行ってボールに触れるっていう回数は、まぁいちばん今までのサッカー人生の中では多いと思いますね、今年は」とのことでした。



その後は、空中戦に強い岩政選手のヘディングについての話に。

岩政 「ヘディングは(やり方が)正直いっぱいあるんですね、で、誰にも言ってないのがいくつかある」
南原 「アッハハハ」

とのことでしたが、今回は、跳び上がってから落ち際にヘディングする、というヘディングを岩政選手が実演を交えながら説明。
南原さんと岩政選手が体をぶつけ合いながらお互いに跳び上がりますが、南原さんは上手く跳び上がれず「あれ?」。
岩政選手いわく、跳び上がりながらヘディングをする人が多いが、跳び上がって落ち際に(ボールを)叩くほうが(体が上から来るので競り合いに)強いんです。
そんな岩政選手の話を聞き、南原さんは「なるほど、ほう、はいはいはい」と納得の様子でした。
それから、コーナーキックから岩政選手がヘディングで点を取ったVTRを見ながら、

南 「高いですねぇ」
岩 「いいですねぇ」
南 「はい」
岩 「(笑)」
南 「いいです、おぉ、他人事みたいですけど、どこが?」
岩 「う~ん、あの、空中でまず待ててるのがデカいんですけど」
南 「何かちょっと一瞬止まってるように見えますよね」
岩 「はい、それがいちばん、あの、ま、ヘディングにおいてすごく大事なんですけど」
南 「はい」
岩 「ただ待つためには、お腹から跳ぶイメージで跳べないと」
南 「ほぉ~~」
岩 「で、お腹で維持してるような感じなんですよね」

という話も。
「お腹から跳ぶイメージ」というのが、体の中心に重心を置く狂言の姿勢の足の出し方と共通していることなののかどうかはわかりませんでしたが、落ち際にボールを叩くほうが強い、という岩政選手の話には納得でありました。
最後は、

南原 「岩政選手にとって、まぁ敢えて訊きますけども、ワールドカップっていうのはどういうことなんですかね?」
岩政 「う~~ん、僕ん中ではもうまったく現実味のない夢でしたね」
南原 「でしたね、うん。ちょっと今、過去形な感じがしますけども」
岩政 「まぁあの、ちょっと可能性が出てきたので(笑)」
南原 「うん」
岩政 「あの、夢を追っかけてみようかなと思ってますけども」
南原 「追っかけてくださいよ、同じ狂言やってるんですから。僕はもうねぇ、日本人の体格にあった日本人の動きのある日本のサッカーを見てみたいですよ」
岩政 「(うなづく)」
南原 「えぇ」
岩政 「ま、それが、まず体験できるように努力して」
南原 「えぇ」
岩政 「ま、それをいちばん大きな舞台で自然に出せればいいなぁと思うんですけども」

というやり取りで、南原さんが取材した岩政選手の約23分の特集は終了。
「同じ狂言やってるんですから」という南原さんの言葉を聞き、ということは南原さんと岩政選手は兄弟弟子ということになるのか?ってなことを思いつつ(二人とも万蔵さんの弟子かどうかは兎も角として・笑)。
積分から現代狂言、そしてサッカー話(これがメインですが・笑)と、見所満載の特集でありました。


今回特集していた、狂言の姿勢を基にした"一歩目の出し方"という話を聞いて、以前『ナンだ!?』に武術家の甲野さんがゲストに来て、足の出し方の話をしていたのを思い出しました。
甲野さんは「体を倒すようにして(足を抜いて)一歩目を出す」ということを話していたので、体の中心に重心を置いて・・というのとは少し違いますが、足で蹴って一歩目を出さない、というのはどちらにも共通しているのが興味深いところです。
狂言と武術、どちらも日本人が長い年月をかけて作り上げたものですからそれぞれ理に適ったものだと思いますが、それぞれの体の使い方に共通点があるのかないのかなど、今回の特集を見て俄然知りたくなってしまいました。

それから、岩政選手は数学の癖で論理的に物事を考える、とのことでしたが、論理的といえば、先日引退した小宮山さんに為末選手と、南原さんの周りには理論派のスポーツ選手が集まってるな~(笑)。
今までは、小宮山さんと為末選手が南原さんとスポーツ談義をして盛り上がる二大巨頭でしたが(笑)、岩政選手とも話が合いそうな感じでしたので、これからは、岩政選手を加えた"理論派三羽ガラス"として(笑)、この三人と論理的スポーツ話をする機会が増えていってくれればと思います。
ちなみにですが、小宮山さんは二浪して早稲田大学に入学。
為末選手は一般入試で法政大学(これはウィキペディア情報なので真偽は定かではありません。悪しからず)。
岩政選手も一般入試で学芸大学。
このへんの経歴が共通しているのも面白いところです。
あ、それから、為末選手のブログを何気なく覗いてみたら、「先日チャチャチャを習いにいった」なんてことが書いてあり、思わず笑ってしまいました(笑)。
南原さんに負けず劣らず、相変わらず好奇心旺盛な為末選手。
久しぶりに『Get』に来てもらい、南原さんとラテン話をすれば盛り上がること間違い無しだと思いますので、そうなることを切に希望しつつ、長々と書いてしまった今回の感想記を終わりたいと思います(笑)。



あとは、松岡さんの修造チャレンジ。
フィギュアスケートの特集。
でした。



『Get Sports』 9/13

2009年09月15日 | Get Sports
最初は、早稲田大学の斉藤祐樹投手の特集。
栗山さんのインタビューに答えていた斉藤投手いわく、
速球へのこだわりから大学に入ってフォームを崩してしまった。
高校時代のフォームが理想のフォームなので戻したいと思うけど、わかっていても戻らずもどかしい思いをしてる。
ただ、秋のリーグ戦に向けていい感じになっている。
そして、「悩んでる時期が財産になるんじゃないかなと思います」「悩んでる時期を大切にしたいと思います」
とのことでした。
スタジオのG-Messsageは、南原さん、栗山さん、中山アナの3人で、

栗山 「さぁナンチャン、大学野球に入った斉藤祐樹投手なんですけども」
南原 「はい」
栗山 「いかがですか?」
南原 「あの、「悩んでることが財産になる」って言えるってことが彼の非凡さがあるなと思いましたけども」
栗山 「あぁ~そうですよね、そのことをこう客観的に自分で把握できてるっていうところ。でも、あの、高校時代からずっとこうやって彼の成長の過程っていうのをね」
南原 「はい」
栗山 「見ていくっていうの楽しみではあるんですが、ナンチャン大学野球でこう印象に残る選手なんかいます?」
南原 「僕はね、法政の江川投手ですねぇ」
中山 「あぁ」
南原 「はい、高校時代騒がれて大学に行って、これはやっぱり注目しましたねぇ」

というやり取りがあったり、栗山さんが斉藤投手以外の六大学注目選手などを紹介したりして、約3分あれこれと話してました。
何で六大学野球の選手の紹介を急にしたりするのかな?とも思いましたが、セ・パ誕生60周年記念・サムライJAPAN(U25)VS大学日本代表という試合が11月22日(日)にあり、それをテレ朝が中継するようですので、その前フリとして(にしてはずいぶん早いですが・笑)話していた・・のではないかと思います。


続いて、サッカー日本代表の特集。
先日行われたVSオランダ戦、VSガーナ戦を、これまで『Get』でやったサッカー特集(攻撃の仕方など)の放送を交えて振り返るVTRのあと、スタジオのG-Talkは、南原さん、栗山さん、中西さんに中山アナといういつものメンバーで、

南原 「さぁ、ワールドカップ出場を決めたオランダに」
中西 「はい」
南原 「0対3の完敗」
栗山 「はい」
南原 「そしてガーナには4対3の逆転勝利と、対照的な結果になったんですけども」
栗山 「うん」
南原 「さて、これ中西さん、まぁね」
栗山 「はい」
南原 「日本は、(アゴを引いて首を横に振りながら芝居がかった感じで)強いんですか?弱いんですか?」
中西 「う~ん、まぁあの~、栗さんも南原さんもご存知だと思うんですけども」
南原 「はい」
栗山 「はい」
中西 「両チームとも・・」
栗山 「そうですよね、だって、ナンチャンね」
南原 「うん」
栗山 「オランダもガーナも」
南原 「そうです」
栗山 「予選の地域の中では一番乗りで勝ってるわけですから」
南原 「そうですよ」
栗山 「ホントに強いはずですよね」
南原 「強いですよ」
栗山 「ねぇ」
中西 「オランダはヨーロッパ一番乗りで、ガーナはアフリカ一番乗り」
南原 「うん」
中西 「で、ガーナ戦はだってもう3-1からの逆転勝利ですから」
南原 「そうです、ガーナは失点ゼロで(アフリカ予選)勝ちあがってきたんでしょ」
中西 「4試合連続で無失点だったんですけどね、ただガーナが3日前にワールドカップ出場を決めたということで、こう長い緊張から、張り詰めてる状態からちょうど途切れた瞬間だったんですよね」
栗山 「はい」
中西 「だから守備が、実は試合開始直後から、あれ?こんなにゆるくていいのかな?っていうくらい集中力無かったんですよ」
南原 「あぁ、開始直後から」
中西 「はい、身体能力があってもやっぱりね、集中力がないと守備って一気にこう壊れちゃうんで」
南原 「はぁ」
中西 「そういう意味では前半に点を取らなきゃいけなかったっていうのは実際にあったんで、ただ4点取ったのは選手には自信になったと思います」
栗山 「うん」
中西 「ただあれが本大会で取れるかというと、僕はちょっと難しいかなと思いますね」
栗山 「あぁそうなんですか」
中西 「ま、それを考えるとね、やっぱり僕今回の指標っていうのは、やっぱりオランダ戦だと思います。あの試合が指標にならないと僕はいけないと思ってるんで、オランダ戦を今回鋭く分析したいと思うんですが」
南原 「はい」
栗山 「はい」

というやり取りとともにスタート。
サッカー特集のときは、南原さんと栗山さんが打ち合わせ通りのコンビ芸で(笑)日本代表は良かった、というようなことを言い、中西さんが厳しいことを言うのが恒例になってますが、今回もご多分に漏れず、ちょい変則なやり取りながらもいつものパターンでした(笑)。
あ、それから、南原さんが「(日本は)強いんですか?弱いんですか?」と言ってたとき誰のマネをしてたんでしょう?(笑)
声がそれほど低くなかったのでアキラッチではないと思いますが・・・。
大物俳優ふうになってた南原さんは誰をイメージしていたのか気になるところではありますが、それは兎も角として(笑)。

VTRに白い線を引いたりフリップやボードを使って解説していた中西さんいわく、
アタッキングサード(相手コートの1/3)への侵入数は、日本39、オランダ28と日本のほうが多かったが、ペナルティエリアへ侵入した数は、日本6、オランダ13となり、日本はペナルティエリアに入れずにミドルシュートが多くなってしまっていた。
クロスボールを上げた数も、日本は14、オランダは11と日本のほうが多かったが、そのクロスをレシーブした数は、日本1、オランダ5で、オランダはクロスボールから得点も入れている。
オランダが得点をしたコーナーキックからニアゾーン(ペナルティエリアの両脇)を使った攻撃を、日本がやらなければいけない。
ガーナ戦も、日本はクロスボールをレシーブ出来ていないが、これは、日本の選手が精度のいいボールを蹴れないのと、相手のディフェンスが大きい選手ばっかりだから。
で、日本がこれからどうすればいいかというと、選手個々の体力UP、戦術の見直し、様々なタイプの起用が必要とのこと。
オランダ戦では、前半の前半は日本はオランダより良かったが、その後はだんだん運動量が落ちてしまった。
日本は(試合の)最後に(運動量が)落ちるのは世界の共通認識、90分間プレスをかけ続けるのは無理なので、行くところと行かないところを決めなきゃいけない。
引きながら守る時間と前からプレスをかけて行く時間の配分を上手くバランスをとりながらやる必要がある。
それから、今のようにスタメンを固定しているとドイツW杯の二の舞になってしまうかもしれない。
サッカーは3人の選手交代が出来るので、先発と交替した選手合わせて14人で戦わなければいけない。
守備、攻撃などのスーパーサブを作り上げる必要がある。
とのことでした。
そんな中西さんの話を、南原さんは感心したり合いの手を入れたりして(笑)聞いていましたが、最後は、

中西 「今後の試合の中で、スケジュールここ出てますけど」
(中山アナが日本代表の試合スケジュールのフリップを持つ)
中西 「やっぱりこういう試合の中でね、新しい選手の出現」
南原 「うん」
中西 「そしてスーパーサブの育成」
南原 「うん」
中西 「これをやっていかないとドイツ(W杯)の二の舞になる可能性がありますし、これが出来れば逆に言うとね、いける可能性もあると思います」
南原 「(腕組みをしてしかめっ面で)スーパーサブ来い」

というやり取りで、約11分のG-Talkは終了。
最後は大物俳優ではなく、今度は星一徹(?)になって日本サッカー界に活を入れ、スーパーサブの出現に期待していた南原さんでありました(笑)。


最後は、東京ヤクルトの由規投手の特集。
でした。



『Get Sports』 8/16

2009年08月17日 | Get Sports
現代狂言一座は、北海道の千秋楽公演を終えてその日のうちに東京へ戻って来ていたようですが、この日の『Get』の南原さんの生出演はありませんでした。
3月の太田公演のときのこともありますので、もしやと思っていたのですが、さすがに今回は、滝川から六本木へ直行ということはなかったようです(笑)。


今回の『Get』の最初の特集は、"南原清隆presents 世界水泳ローマ 新生競泳ジャパンの夜明け"
南原さんがローマに行ったのは、北海道公演第1弾が終わったあとすぐだと思いますが、南原さんは疲れた様子を見せることもなく、番組のオープニングでは♪アメノ~の曲にのせ、真実の口に手を入れて「あっ!・・・取れた」と言って危うく手が抜けなくなっていた南原・グレゴリー・清隆さんのリラックス映像も約4秒ほど流れてました(笑)。
ローマの休日を楽しんでいる南原さんは、白に青のストライプの半そでシャツを第2ボタンまで開け、胸元には認識票ふう(?)のネックレスもキラリンと光らせており、その姿はさながらイタリアンジゴロ(?・笑)という感じもしなくもありませんでしたが、それは兎も角として(笑)。
コロッセオの前に立っている南原さんの、「さぁ私は、世界水泳ローマにやって来ました。新エースの入江陵介選手とキャプテンとして引っ張る松田丈志選手を中心にレポートしてみたいと思います」という言葉とともに、番組はスタート。

ローマの屋外の水泳会場に足を踏み入れた南原さんは、「暑い。時刻は今6時を過ぎてるんですけども、気温は35度です」と言ってシャツを脱いでTシャツ姿になっていましたが、頭にはカウボーイハットふうの帽子が(笑)。
この帽子、アテネ五輪の水泳のときもかぶってたような気がしますが、屋外会場で観戦するときの定番ファッションなのかな?それとも、何かゲンを担いでるのか・・。
真偽のほどはわかりませんが、満員の観客席を見て「すごい人入ってる。大人気、ヨーロッパで大人気、いや、これはすごい」と言いつつも、かなり暑そうな顔をしていた南原さんでありました。

記者席からレースを観戦していた南原さんは(ここでは帽子も脱いでシャツも着てました)、世界記録が連発されるのを見て、頭に両手をあてて「あ!?」と驚いたり、「いや~これ異常な大会だなもう」とちょっと呆れたり。
その後、100メートル背泳ぎのレースや入江選手のインタビュー・・4位に終わった100メートルでは、前半は付いていったが少し周りを見すぎて硬い泳ぎをしてしまったので後半伸びがなかった、という入江選手の話などがありつつ。
200メートルの決勝では、入場して来た入江選手を見て、南原さんが記者席から拍手を送りながら「ドキドキしてんだろうなぁ」。
レースのラストには「伸びろ!伸びろ!伸びろ!」と声援。
そして、2位という結果ながらも、それまでの世界記録と入江選手自身の自己記録(幻の世界記録)も破ったのを見て南原さんは、「実力見せたじゃん」。
そんな声援を送ったりしている南原さんを見て、今回は記者席から観戦してるだけなんだろうな、思っていたのですが・・。
な、なんと、レース後の入江選手にマイクを向け(何故かぱちゃぽは付いてませんでした・笑)ミックスゾーンでインタビューもしてました。
「入江選手、銀メダルおめでとうございます」という言葉をかける南原さんに、一礼をした入江選手は「はい、う~~ん、まぁ金目指してたんで、残念ですけど、メダルというものを取れたので、まぁロンドンに向かってはいい結果を出せたのではないかと」「センターポールに日の丸を揚げ君が代を聞きたかったので残念ですね」。
このときのインタビューは他のスポーツニュースなどでも流れてた・・のかどうかはわかりませんが、流れていたとしても、たぶん南原さんの手から先とぱちゃぽが付いてないマイクだけしか映ってなかったのではないかと思います(笑)。

100メートルでは4位に終わった入江選手。
レース後は悔しくて泣きそうになったけどキャプテンの松田選手のひと言が嬉しかった、とのこと。
南原さんのインタビューに答えていた松田選手いわく、「4番で帰ってきて、かなり悔しかったと思うんで、まぁお笑いで言ったら100(メートル)は最初のつかみみたいなもんで、次(200メートル)が本番だから(笑)、次頑張れよっていうような感じでは言いましたけどね」ということを入江選手に言ったとのことでした。
ちなみに、このときのインタビュー(ローマでインタビューしたのかな?)では、松田選手はジャージ姿、南原さんはピンクのTシャツに白のパンツで、石原良純さんもビックリの衣装を着てました(笑)。

その後も、南原さんの松田選手へのインタビュー・・松田選手も国際大会で良い結果じゃないときもあったけど少しでも声をかけてもらえると気持ちが違う、新キャプテンとして指名されたけど何をやっていいかわからなかったが、ベストを尽くしてメダルを取ることがいちばんキャプテンとしてもやるべきことかなと思った、という話などがありつつ、今回の200メートルバタフライのレースについての話も。
準決勝ではマイケル・フェルプスを上回り1位で決勝へ進んだ松田選手。
周りも、もしかしたらいけるんじゃないかという雰囲気になり、外国の選手やコーチからも、明日はお前のレースだと言われたとのこと。
200メートルバタフライ決勝の様子も記者席から見ていた南原さん。
レース前はには「頼むよ」、そして、フェルプスが世界新記録で金メダルを取り、松田選手が銅メダルだったのを見て、拍手しながら「いや、力入ってたもん、マイケル」。
レースを振り返り松田選手は、ラストの25メートルぐらいから体が動かなくなってきたけどフェルプスはそこからタイム伸ばしてきたのでやっぱ強いなと思った、とのことでした。
あとは、

南原 「印象的だったのが、(レースのあと)日本の応援団に向かってこうふに、思わずこうやって(片手を挙げてガッツポーズ)ましたよね」
松田 「今回やっぱり、初めてキャプテンとして迎える国際大会で、何だかんだ口で言うよりも、結果で示すのがいちばんだと思ってたんで」
南原 「うん」
松田 「とりあえずは、この国際大会でメダルを獲ることを選手に見せれたというのはホッとしましたね」

というやり取りがあったり、今回成長していってる段階で最低限の結果は出せたと思うしもう一回オリンピックに向けて戦っていくのも悪くないかなという気がしてきてます、という松田選手の話などがあって、松田選手へのインタビューは終了。

その後は、平井コーチの、今回メダル4つという結果にはちょっと安心してるが2年後の世界選手権、3年後のオリンピックはとても厳しいなという感じは受けている。(今回世界記録を連発する要因になったラバー素材の高速水着が今後制限されることが決まり)スタート、ターン、泳ぎなどすべての技術を世界一に磨いていかないとメダルは取れないと思っています、という話などがありつつ。
最後は、何故かまた南原さんが真実の口に手を挟まれてる映像が流れたあと(笑)、"世界水泳ローマが残したもの"と題し、

南原 「今回、このローマの地に来て思ったことはですね、今まで聞いたことがないような国の選手が勝ったりとか、聞いたことがないような若い選手がどんどん出てきて、グローバル化してる、人気も大きく広がってきてるっていうのを実感いたしました」
(心技体と書かれたフリップを持ち)
南原 「心、技、体、という言葉があります。心があって技があって体があって始めて勝つということですけども、しかし、今回はこうです」
(フリップをひっくり返す)
南原 「新、着、体。技の代わりに新しい水着を着て、馬力(体)のある人がどんどん勝っていったということです。そして新記録を作っていたった」
(また心技体のフリップを持ち)
南原 「そして、日本人の選手の中でも、古賀選手、入江選手、美しいフォーム、美しい技で世界に挑んだ、ここはすごい印象に残りました。また水着問題も大きく変わってラバー素材も制限されます。新しくなる水泳界、今後どうなっていくのか私も見守っていきたいと思います」

という話を、競技が終わったプールの前で南原さんが話して今回の特集は終了。
約23分の世界水泳特集でありました。
あ、そういえば、先週ちょこっと放送されていた予告では、入江選手が表彰台で涙を流してるのを見て、「あ~、悔しかったんだね、相当負けず嫌いだね」と記者席から言ってる南原さんの映像が流れていましたが、今回はカットされてました。
あと、自由形の内田翔選手にインタビューしてる様子も少し流れていましたが、今回の特集では内田選手についてはまったく触れられていませんでした。
『Get』は長期取材はお手の物ですので、南原さんの内田選手へのインタビューは、忘れた頃にいつか放送されるかもしれません(笑)。
ただ、南原さんのローマ漫遊記VTR(笑)は放送された以外にももっとあったのではないかと思いますが、今後も放送される可能性が低いのが、はなはだ残念です(テレ朝の良心のスポーツ番組(笑)なので仕方ないといえば仕方ありませんが)。


あとは、女子ゴルフの諸見里しのぶ選手の特集。
サッカーの中澤祐二選手の特集。
でした。



『Get Sports』 7/5

2009年07月08日 | Get Sports
まずは、"南原清隆Presents 新生競泳ジャパン -2人のRYO-"と題し、先月行われた競泳ジャパンオープンに出場した、背泳ぎの入江陵介選手と平泳ぎの立石諒選手の特集。

南原さんは、二人を取材する前に観客席(実況席のすぐ下あたり)で試合を観戦。
薄いピンクのシャツにグレーの上着姿の南原さんは、200m背泳ぎ決勝前にプールサイドに入場してくる入江選手を見て、「なんかあんまり集中しきってない気がするんだけど」。
惜しくも世界新記録に届かなかったゴール直後には、悔しそうな表情で「あ~止まったか、あ~バテたね~、バテたね~」。
そして電光掲示板(?)のほうを残念そうな顔で4、5秒見つめたあと「ちょっと惜しかったね、もうちょっとだね」。
レース後に、観客からの声援にちょっと声に詰まらせてインタビューに答えていた入江選手を見て、「ちょっと感極まっていろんな感情が出てきたんだろうね」「金メダルってハッキリ言うようになったのが変わったよね、さらっと」。
・・という、入江選手のレースと南原さんの試合観戦記のあと、入江選手、平井ヘッドコーチ、立石選手に南原さんがインタビュー。

南原さんのインタビューに対して入江選手は、
カメラの数が多くずっと見られていたのでプレッシャーはあったけど、北島選手は今までずっと(こういう状態で)やってきたことなんだな、タイムが早いだけじゃダメだと思う。
エースとして見られていることについては、そう言っていただけると嬉しい、タイムを伸ばしていって世界大会で常にメダルを取れるような選手になっていけば自然にそうなっていくのでは。
インタビューで「金メダルを獲りにいきます」とサラッと言ったことについては、今まで一度も言ってなかったけど、すごい声援もらってその瞬間からやってやるという気持ちになった。

平井コーチは、入江選手がオーストラリアで世界記録(未公認)を出して、立石選手など同年代の選手がものすごく影響を受けている。

立石選手は、同じ高校3年で日本代表に選ばれた入江選手は仲間だし負けたくない。
北島選手の記録は僕がいちばん最初に切りたい。

とのことでした。
あとは、2003年の世界水泳から日本がメダルを獲り続けているメドレーリレーについて、意気込みを語る入江選手と立石選手の話などもありつつ。


G-Talkは、いつものスタジオではなく、ニュース&スポーツでも中継していた、マーメイドプールが設置されているテレビ朝日1Fのアトリウムから、小谷実可子さんと宮下純一さんをゲストに迎え、南原さん、栗山さん、中西さんに中山アナというメンバーで、世界水泳ローマについてあれこれと。
以前『スポドリ』に出演して、将来はスポーツキャスターになりたいということを言っていた宮下さん。
世界水泳ローマでは競泳キャスターに抜擢されたようで、夢が実現して何よりですが・・・。
競泳の見所などを解説する喋りは、ちょっとたどたどしかったかも(笑)。
宮下さんが話していた、"トビウオジャパンのチーム力"が見所で、水泳は個人競技だけどチームメイトの結果で雰囲気が変わってくる。北京五輪のメドレーリレーではそれまで選ばれていた森田選手が控えに回ったけど応援してくれた、という話も、以前『Get』で放送していたものでしたし(選手として実際に経験しているので説得力はあるはずなのに、それがイマイチ伝わってきませんでした)う~む、キャスター1年生はまだまだ修行中という感じでした(笑)。
あ、それから、入江選手について、宮下さんは「(みんなから)見て欲しいっていうのが彼にはあるみたいで」「僕を見てくれという内に秘めてる思いが強い選手」と言ってましたが、それを聞いた南原さんは「あんまり見えないですけどね、ちょっと草食系な感じじゃないですか」と流行り言葉を取り入れて話していて、ちょっと笑ってしまいました(笑)。

シンクロの見所については、小谷さんいわく、コンティニアススピン(倒立した状態で両足を揃えて水面に足を出し回転しながら真っ直ぐに沈んでいく技)に注目して見ていただけるとわかりやすいと思う。
キリで穴を開けていくように真っ直ぐ沈むのが良い、とのことでしたが、話だけでは何ンなんで、マーメイドプールもあることですし(このためにわざわざアトリウムからG-Talkをやっていと思いますが・笑)、その技を川嶋さんが実演することに。
揃った両足をクルクルと綺麗に回転させながら水中に沈んでいく川嶋さんの演技を見て、南原さんたちは「おぉ~」「すごい」と口々に言っていましたが、小谷さんからは「厳しい目で言うと(沈んでいく)位置が左にずれる」「審判の目で見るとマイナス1」という指摘。
それを聞き、南原さんは「あれだけで?」「ホントに!?」。
スロー映像で川嶋さんのコンティニアススピンをもう一度見て、

栗山 「あ~」
南原 「少しだけ、少しだけね」
中西 「ほんのチョットですよ」

と、小谷さん厳しい指摘に少し納得の様子でしたが、小谷さんの「これがメダル獲るか獲らないかぐらい差が出ます」という言葉に、南原さん、栗山さん、中西さんの3人は声を揃えて「へぇ~~!」(笑)。
シンクロチームもビックリするくらい、息をピッタリシンクロさせて驚いていた『Get』MCトリオでありました(笑)。
その後、小谷さんから更にコンティニアススピンについての解説・・チームで(コンティニアススピンを)やってると隣の人と離れたりしてより(ズレたのが)わかりやすいし角度の違いもわかりやすい。選手にとっても恐いのでコンティニアススピンになると「決めるぞ」と気合を入れてやります、という話のあと、

中山 「じゃその技(コンティニアススピン)もう一度」
栗山 「はい」
中山 「川嶋さんに、いま(小谷さんから)聞いた話をもう一度頭に思い浮かべながら」
栗山 「ちょっとプレッシャーですよね(笑)」
小谷 「(笑)頑張れ」
中西 「大変なんじゃ・・」
中山 「川嶋さんお願いします」
栗山 「(水面に真っ直ぐ出てる足を見て)ここまず綺麗ですよね」
(クルクル回りながらだんだん沈んでいく)
中山 「すごいな~」
南原 「おぉ、おぉ」
小谷 「あ、気をつけてる気をつけてる、気をつけてるけど、今度ちょっと気をつけすぎちゃって・・・これちょっと(笑)」
中西 「厳しいですね(笑)」
栗山 「厳しいな」
小谷 「要するにね、同じ場所に、お腹側、背中側、お腹側、背中側って、こう何て言うんですか、パタパタパタパタと(水中で体の)面が(同じように)見えていく」
栗山 「回転じゃなくて」
小谷 「はい、そうすると見やすいかもしれないですね」
南原 「これ、嫁姑の関係じゃないですよね」
全員 (大笑)
南原 「(メモを手に持ってチェックするジェスチャーをしながら)そんな細か~いところを」
全員 (笑)
南原 「でも、それぐらい」
栗山 「恐いですよね小谷さん、評価の仕方が、それくらい?」
小谷 「やっぱり、はい、世界の舞台でやってはダメです」
栗山 「ダメですか」
南原 「アッハハハハ」
小谷 「彼女(川嶋さん)はでもそれをずっと現役のときに出来てきたので」
栗山 「はぁ~」
南原 「すごいですね」

というやり取り(笑)。
素人目には綺麗に見えていても、細かいところを見て厳しい指摘をする小谷さん。
その姿は、タンスの上を指でなぞり「ここにホコリがあるわよ、○子さん」的な細かいものでしたので(笑)、南原さんの「嫁姑の関係」発言は言いえて妙な例えで大笑いでありました(笑)。


その後は、ソロに出場する、身長159cmの足立夢実選手の等身大パネルを用意して、足立選手は身長は低いけど高さがあるという話に。
水の中から飛び上がるブーストという技をやっている足立選手のVTRを見て、南原さんは「足の付け根まで行って(水面から出て)ますよ、どうやってやってんの、これ!?」とビックリの様子。
小谷さんいわく、足立選手は水面から跳びあがったとき足と足の間から景色がチラッと見える、とのことでしたが、南原さんからは「何をどうやってるの?」という疑問の声。
それを聞いた中山アナは「だったら居るじゃないですか」と、すかさずフォロー、いや、段取り通りの発言(?・笑)をして、またまた川嶋さんが実演をしてみることに。
川嶋さんが水中から跳び出すブーストを実演すると、南原さんは「うわ!何これ!?水ん中でカエル跳びしてた」。
中西さんなどからも感嘆の声が上がる中、もう一回川嶋さんが実演。
南原さんは、「これ、こう潜って、二段階ですね、一回小っちゃくなって・・」と言いながら、体を縮めたあとに体をピーンと伸ばし、水から真っ直ぐ飛び出るマネを陸上で実演(笑)。
ブーストをどうやってやるのかテレビを見てる人にもよく分かる南原さんの実演・・だったかどうかは分かりませんが(笑)、とにもかくにも、川嶋さんの迫力のある技に皆で大感心の様子でした。
その後、スローVTRを見て、南原さんからは「うわ!」「水面出てきましたね」「へぇ~~~!?」という感心の声がまたまた上がる中(笑)、もう一度川嶋さんが実演し、またまた全員から感嘆の声&拍手。
そして、

栗山 「いいですね、下から見るの」
南原 「いや~、これ、謎が解けますね」
栗山 「はい、解けます」

と、マーメイドプールがあって良かったコメント・・このプールを作った人が聞いたら大喜びしそうなコメントをしていた南原さんと栗山さんでありました(笑)。


最後は、川嶋さんが、♪アメノ~の音楽に合わせて約1分間のデモ演技。
南原さんは、川嶋さんの演技を口半開きで見上げながら(頭を後ろに反らすと人の体は自然と口が開くようになってるので口が半開きになってしまったのだと思いますが・笑)、「う~わ」「あ、ここらへん(腰のあたり)が安定してるよ」「おぉ~、すご~い!」「すご~い!」と大感心。
栗山さんや中西さんからも「素晴らしい!」等々の感嘆の声。
演技が終わると全員で拍手をして、テレ朝アトリウムはスタンディングオベーションでありました(最初から皆立ってマーメイドプールを見上げてましたが・笑)。
興奮醒めやらぬという感じの中、南原さんから「まさに白鳥ですよ、水の中であんな努力してるとは」という発言がありつつ、

南原 「いや~!これ俄然ね、楽しみになってきました」
中西 「はい」
栗山 「そうですね」
南原 「世界水泳ローマ」
中山 「はい」
南原 「競泳、そしてシンクロ!」
中西 「シンクロもね」
南原 「これね、ローマからね、新しい新ヒロイン、ヒーロー、誕生しますよ!皆で熱く熱く応援しましょう!あと13日です」
小谷 「お願いします」
宮下 「よろしくお願いします」
南原 「(小声で)いや、すごい」

と、熱く語る南原さんの言葉で、約15分のG-Talkは終了。
アクアリウムに設置されたマーメイドプールは、北海道の某動物園にあるアザラシ観賞用の円柱のプールみたいだな~、という感じもしましたが(笑)、でも、おかげで水中の足の動きがよくわかりましたし、あんな狭いところで(円柱の上は水がこぼれないように淵が付いていてさらに狭くなってました)よく演技を出来るもんだと、感嘆の声を上げ続けていた南原さんたち同様、私もテレビの前で興味津々、感心しながらシンクロ実演を見てしまいました。
それから、南原さんたちが話をしている間も、川嶋さんは淵につかまって休むことなく、ずっと立ち泳ぎをして足を動かしていたのが(見上げる形なので顔は切れていて映っていたのは動いてる足だけ・笑)、何ンとも言えず面白かったG-Talkでありました(笑)。



あとは、
女子ゴルフの宮里藍選手の特集。
ソフトボールの上野由岐子選手の特集。
高校野球の筒香嘉智(つつどうよしとも)選手の特集。
でした。



『Get Sports』 6/14

2009年06月15日 | Get Sports
ニュース&スポーツへの出演はなかった南原さんですが、『Get』本編には出てました。

去年の全米オープンで、左膝を怪我をしながらもプレーオフを制して優勝したタイガー・ウッズの特集VTRが流れたあと、スタジオに南原さん、栗山さん、中西さん、中山アナ、そしてゲストに羽川豊さんを迎え、

南原 「さぁ、19日金曜日」
中山 「はい」
南原 「いよいよ全米オープンが始まりますけども」
中山 「始まります」
南原 「今回はですね、その解説で」
栗山 「はい」
南原 「羽川豊さんにお越しいただきました。よろしくお願いします」
全員 「よろしくお願いします」

というやり取りとともにG-Talkがスタート。
全米オープン直前、そして羽川さんがゲストということは・・・今回のG-Talkはこの時期恒例の真夜中のゴルフレッスンです(笑)。
初めからドライバー手に持ちすっかりやる気マンマンの(笑)、南原さん、栗山さん、中西さんの3人は、まず、去年の全米オープンで左膝を怪我しながらプレーしていたタイガー・ウッズがどれだけスゴイのかを体験しよう、ということで、スタジオに用意されたバーチャルゴルフコース(大きなスクリーンに映し出されたコースに向かってボールを打つと飛距離や方向がリアルに映し出され、小鳥の鳴き声まで聞こえてくる優れもの・笑)で、早速実践スタート(実践前にCMが入り、CM明けには上着を脱いでいて準備万端の3人。南原さんは左手に白い手袋をはめてさらに準備万端・笑)。
左足を怪我していたタイガー・ウッズと同じような状態・・左足の踵を浮かしてつま先だけを地面に着けた状態で南原さんはボールを打ちますが、打った後くるりと一回転して「(力が)入んないですよ」「力が伝わんないですね」。
ただ、ボールはフェアウェイをキープして167ヤードの飛距離。
中西さんからは「でも上手いですよ」「方向真っ直ぐでしたもん」、栗山さん(羽川さんだったかも)からも「ナイスショットだったですよ、ナンチャン」という声がかかり、タイガーのすごさを体感してテレビを見てる人に伝えるはずが、意外にも上手く打ってしまった南原さんでありました(笑)。

続いて、南原さんと同じように左足の踵を浮かして打った栗山さんのボールは、左の林の中へ。
そして、中西さんが打とうとしますが、

羽川 「じゃ、今度、中西さん」
南原 「この男はやりますよ」
スタジオ(笑)
中西 「やりません(笑)」
南原 「年間50ラウンド行ってますからね」
羽川 「ハッハハハ、そういう方がね」
中西 「僕を陥れるのやめてくださいよ(笑)」
南原 「いやいや、やりますよこの男は」
中西 「(クラブを構えながら)これ・・」
南原 「朝起きたらまずゴルフスイングやる男ですから」
栗山・中山「ハッハハハハ」

というやり取り(笑)。
南原さんの、中西さんはいっつもゴルフばっかりやってるぞ、というツッこみは毎度のことなので(笑)、それに動揺したわけではないと思いますが、中西さんの打ったボールも左の林の中へ。
南原さんは予想外のナイスショットではありましたが(笑)、それでも、左膝を怪我しながらプレーして優勝したタイガー・ウッズのすごさを、実際に打って実感した様子の3人でありました。


その後は、タイガー・ウッズが今年から膝に負担のかからないようなスイングに改造したということを、分解写真やVTRを見ながら羽川さんが解説。
羽川さんいわく、今年のタイガー・ウッズのスイングは、左の足の上に体重を乗せるだけのスイングになった、安定感が増してきた、とのこと。
それを聞いた南原さんからは、「こちらの(スイングの)ほうが親近感がある」「これは我々素人ゴルファー参考になりますねぇ」という発言があり、早速、タイガーと同じスイングをやってみることに。
最初はもう一つという感じでボールを右にひっかけていた南原さんでしたが、羽川さんからアドバイスをもらうと、「なるほどね~」「何か、ゴルフレッスンに来た感じがしていいですね」ってなことを言いって(笑)、3球目にはわりといい感じで249ヤードのドライバーショットを打ってました。
栗山さんは、1球目にナイスショットで279ヤード。
そして、中西さんが打とうとすると、南原さんからは「来たよ、(このあとの言葉よく聞き取れず)・・した男だから」という、カミカミのツッこみ(笑)。
う~む、いくら真夜中とはいえ(この日の出演はVTRだと思いますが)、あまりにも噛み過ぎでないの?お疲れだったの?という感じの南原さんでありました(笑)。
あ、ちなみに、中西さんは南原さんのカミカミツッこみにもめげず(笑)、ナイスショツトでフェアウェイに226ヤード飛ばしてました。


最後は、

南原 「すごく我々に参考になる今年のタイガー」
羽川 「うん」
南原 「いよいよ、ま、ね、タイガーの、今年タイガーが・・バージョンが出ます」
中山 「連覇」
南原 「連覇」
羽川 「連覇」
南原 「是非、見てみて応援したいと思います」
栗山 「はい」
南原 「19日金曜から始まる全米オープン、朝早いですが必ず面白い大会になると思います」
栗山 「はい」

というやり取りで約12分のG-Talkは終了。
最後まで全米オープンの宣伝に抜かりなしという感じのG-Talkではありましたが(笑)、「19日金曜日から・・云々」というところを、南原さんはカンペをガン見しながら喋っていてちょっと笑ってしまいました(笑)。


あ、それから、いつも番組の最後に短く流れるG-Weekで、栗山さんが"日本芝生文化大賞"を受賞した時の映像と栗山さんのコメンが少し流れてました。
ん?芝生文化大賞?そんな賞あったの?と一瞬思いましたが(笑)、栗の木ファームに内外野天然芝の野球場を作ったり、芝生の効用を説いたりしていることが評価されたようで。
長年に渡る地道な活動がちゃんと認められて何よりでありました。おめでとうございました。



『Get Sports』 6/7

2009年06月08日 | Get Sports
最初は、サッカー日本代表・ウズベキスタン戦徹底検証。
先日行われた、W杯アジア地区最終予選VSウズベキスタン戦を振り返るVTRが約3分ほど流れたあと、南原さん、栗山さん、中西さんに中山アナといういつものメンバーで、スタジオからのG-Talk。
まずは、

南原 「さぁ、見事日本代表が」
中山 「はい」
南原 「4大会連続、前回に続いて」
栗山 「はい」
南原 「世界一番乗りでワールドカップ出場と」
中西 「はい」
南原 「これは良かったですね~」
栗山 「もう良かったし、僕ね、「強いじゃん」って思わしてくれたんですけど」
南原 「ね、喜び方が前みたいに爆発じゃなくて」
栗山 「はい」
南原 「ホッとしたっていう喜び方してるんで、「あ、これは一つ意識が高まったな」っていう感じがしましたよね」
栗山 「先を見据えてくれてるっていうかね」
南原 「はい。どうですか?中西さん」
中西 「まぁ、あの~、ホントに評価すべきところは世界最速で決めたというところですよね」
南原 「うん」
中西 「安定感が出てきましたし」
南原 「うん」
中西 「ま、そのあたり、アジアで勝つ、要するに方法っていうことに関して言うとすごくレベル上がってきてると思います」
南原 「前に比べて、僕は組織的な色が出てきたなと思ったんですけど」
中西 「はい、そうですね」
南原 「はい。ま、いよいよこの日本が、まぁ、ね、岡田さんも言ってました」
中西 「うん」
南原 「チャレンジ出来ます。ベスト4に」
中西 「はい」
南原 「選手もそれぞれ言ってました」
中西 「うん」
南原 「どうでしょうか?中西さん」
中西 「ま、今の状態じゃ、え~、ベスト4は5パーセントぐらいです。確立で言うと」
南原 「5パーセント」

というやり取りでG-Talkはスタート。
サッカーの特集では、南原さんと栗山さんが初めに「良かった」とか「強い」などと持ち上げる前フリをして、中西さんが「全然ダメ」ってな感じの厳しい言葉で落として話を始めるのが恒例になっていますが(笑)、最初、中西さんがそれほど厳しいことを言わないので今回はパターンを変えたきたのかと思いきや、やはりいつも通りの展開でした(笑)。
中西さんいわく、ベスト4に入るためには予選を突破して決勝トーナメントで2勝しなければいけない。決勝トーナメントで戦うのは世界のトップ10クラスのチーム。スペインやオランダ、ドイツ、ブラジル等々の強豪国から2勝するのは至難のわざ。日本はこれまでのW杯(日韓共催以外)で、1分5敗得点3という成績なので、まずは1勝することと点を取ることが大事、とのことでした。
で、得点を取るためには、これまで『Get』でやってきた、アタッキングサード(相手コート側1/3の場所)、縦パス、スイッチ(チーム内で攻撃の意思統一をする)などが重要、という話のあと、ウズベキスタン戦の得点シーンでスイッチが入った場面を、ボードとVTRを使いながら中西さんが解説。
中西さんによると、長谷部選手からからラストパスを出した中村憲剛選手へボールが渡る前に、ゴールを決めた岡崎選手はすでに走り出していてスイッチが入ってる、「これが出来てくると縦パス2本でいちばんシンプルに崩せるんですよ」とのことでしたが、

中西 「ただしですね」
南原 「はい」
中西 「これはアジアでは通用しますけど、これが世界で通用するかっていうと、おそらく通用しません」
南原 「なんだって?」
全員(笑)
栗山 「ダメなんだ」
南原 「スイッチどころじゃない。どうすればいいんですか?」

と、ここでも厳しい発言をする特任理事(笑)。
褒めたと思った直後に「通用しません」ってなことを言われたら、南原さんじゃなくても「なんだって?」と言いたくなりますが(笑)、中西さんいわく、世界のチームは(日本がウズベキスタン戦で得点したときにプレーしていたフィールドの)真ん中の守備はとてつもなく堅い、とのこと。
では日本はどうすればいいかというと・・・。
サイドから攻撃するとき直接ゴール前にボールを入れるのではなく、ニアゾーン(ペナルティエリア内の左右の位置)に横パスを入れそこから攻撃する。
世界ではサイドから攻撃するときクロスボールをゴール前に直接入れて背の高い選手の頭に合わせてゴールを狙うことが多いので、ニアゾーンはけっこうスペースが空いている。
しかも、ニアゾーンはペナルティエリアの中なので、ファールを取られてPKになってしまうことを恐れ相手のディフェンスは体をぶつけにくい。守備のプレッシャーがかかりにくいのでニアゾーンでボールを持った選手は精度の高いパスを出せる。
日本はフィジカルが弱い(ぶつかったとき倒れやすい)と言われているが、ペナルティエリアの中でボールを持てば、フィジカルが弱いというウィークポイントがストロングポイントに変わる。
ニアゾーンへの横パスは、新しい攻撃のスイッチになる。
とのことでした。
中西さんの話を聞きながら、南原さんは「ほほぉ」と相槌を打ったり、わかりやすいように話を復唱したりしていましたが、

南原 「今まではニアゾーンを飛び越えて(ボールは)ここ(ゴール前)まで来てたのが」
中西 「はい」
南原 「じゃなくて、日本人の(笑)フィジカルの弱さ」
中西 「はい」
南原 「実は、これはここでは大きな有利に変わると」
中西 「有利に変わるんですよ」
南原 「へぇ~おもしろいことを考えましたねぇ、こりゃあ」
栗山 「でも、なるほどですよね」
南原 「う~ん、なるほど」

というやり取りも。
南原さんの「おもしろいこと考えましたねぇ、こりゃあ」という言い方が、何か他人事のような気のない言い方で、熱弁をふるっていた中西さんとは対照的でちょっと笑ってしまいましたが、それは兎も角として(笑)。
中西さんによると、ニアゾーンでボールを持つとパスだけではなくシュートという選択肢も出来る。
ペナルティエリアの外だと、相手ディフェンスに体をぶつられらるのでパス精度も落ちるし、ゴールから遠いのでシュートの確率も落ちる、という話をボードを使いながら説明していましたが、

中西 「だから日本が最後ここ(ニアゾーン)で、シュートとラストパスという選択肢を持ちつつ、このポジションに入ってきたら、もう日本のものだと思ってプレー出来るかどうか」
南原 「ここ(ニアゾーン)に入ってくるのは得意ですか?日本は」
中西 「今ここに入ってくることを意図的に出来るようになってきてるんですよ」
南原 「なるほど」
中西 「ただ、ここに入ってきたときに」
南原 「うん」
中西 「慌ててしまうんですよ」
南原 「うん」
中西 「「早くシュートを打たなきゃ」」
南原 「(相手のディフェンスが)寄ってくる、人も来るし」
中西 「はい。じゃなくて、「寄って来い寄って来い」。体ぶつけられたらファールになる、PKになる可能性がある」
南原 「うん」
中西 「しかも人が寄ってきたら他が空く(スペースが出来る)わけですから、ラストパスも出しやすい」
南原 「うん」
中西 「で、そういうメンタリティーと、そういう考え方さえ持てば、僕は絶対点取れると思うんですよ」
南原 「これはおもしろいですね~」
栗山 「うん、なるほどですね。うん」
南原 「っていうか、(中西さんが説明していたボード隠すジェスチャーをしながら)これが海外に流れて大丈夫かな?っていう、チョット今(笑)」
中西 「(中西さんもボードを隠すジェスチャーをしながら)これは、これ以上は」
栗山 「秘策、秘策ですね(笑)」
南原 「これ以上は(笑)」
中西 「ま、これが、僕はある程度の(点を取るための)ひとつの答えだと思ってるんで」
南原 「うん」
栗山 「点取れそうな気がしましたもん」
中西 「はい」
栗山 「哲っちゃん」
中西 「あの、縦パスのスイッチじゃなくて横パスのスイッチっていうことを覚えていただいて、クロスゾーンからニアゾーンに入るボール。で、この中(ペナルティエリアの中)でいかに冷静に対処するか。これが出来ればね、絶対点取れます」
南原 「いや、これはちょっと希望が持ってきましたね」
栗山 「そうですね」
南原 「今、組織的になってきつつありますもんね」
中西 「はい、見ればそういう形になってますからね」
南原 「う~ん」

というやり取りも(笑)。
確かに、今はボーダレスなネット社会(この表現ものすごく陳腐で恥ずかしい・笑)ですから、こんな大事な話・・日本代表が点を取るための秘策(笑)をテレビで話してたらすぐに情報が洩れてしまいそうな感じですが、でも、おもしろくてためになって分かりやすい、中西さんの、ニアゾーンへ横パスをすれば点が取れるぞ話でありました。

あとは、アジア最終予選の残り2試合が重要で、特に世界レベルのオーストラリアとの戦いでニアゾーンの攻略の仕方など一つ答えを出していかないといけない、という話などがありつつ、最後は、

南原 「これは楽しみになってきました」
中西 「はい。『Get Sports』としては、世界で勝てる方法、更に考えていきたいと思います」
南原 「ニアゾーン!」
中西 「はい」
南原 「覚えておきます」

というやり取りで、約13分のG-Talkは終了。
皆さん、"ニアゾーン"という言葉を覚えておいたほうがいいみたいですよ(笑)。


あとは、ソフトバンクの川崎宗則選手の特集。
プロゴルファーの今田竜二選手の特集。
松坂大輔選手の特集。
そして、先日行われた、競泳ジャパンオープン2009の中継録画。
でした。



『Get Sports』 5/17

2009年05月20日 | Get Sports
まずは、北海道日本ハムファイターズの稲葉篤紀選手の特集。
今年行われた第2回WBCで4番も打った稲葉選手の打撃理論について、栗山さんがインタビューして話を聞いていましたが、稲葉選手いわく、バッティングで大切なのは「ボールのラインにバットを入れてあげる」「それがいちばん芯に当たりやすい、ヒットになりやすいバット軌道だと思うんですよね」。
アッパースイングやダウンスイングだとボールとバットが当たるポイントが一点になってしまうのに対し、稲葉選手のようにボールのライン上にバットを入れるバッティングならバットがボールに当たるポイントが増えて、ボールの芯に当たる確立が増える、とのこと。
稲葉選手は、真っ直ぐは横振りでボールの軌道にバット合わせる。フォークやカーブのように縦に変化するボールはバットも縦に振る、上から来る(変化してくる)ボールを上から(縦に)バットで叩くと、自然とバットがボールの軌道に入りボールも自然と上がる、とのことでした。
2006年の日本シリーズ、VS中日戦の第3戦では、ボール気味の低いカーブをその縦振りで見事ホームラン。
この時のバッティングで稲葉選手は、自分のバッティングは間違っていないと感じたそうです。
そんな稲葉選手のバッティング理論について、元・日ハムヘッドコーチだった白井一幸さんに、栗山さんが話を聞いてしましたが、いわく、「ダウンスイングを、インパクトゾーンに最短距離じゃなくて、ボールが下りてくる軌道に最短距離にバットを一回下ろしましょうと、そこの最短距離に一回バットが下りたらそこからは軌道どおり(バットを)振っていきましょうと」。
ちなみに、稲葉選手が日本シリーズでホームランを打ったときは真っ直ぐを待っていたそうで。
にもかかわらずカーブをホームラン出来たのは、縦振りのバット軌道だとどれだけポイントが前でもバットが届くので、縦振りはストリート狙いで変化球が来ても打ちやすい、ボールのラインにバット軌道が入っている限り変化球でタイミングを外されても幅広いポイントでボールを打つことが出来るからだそうです。
あと、イチロー選手がネクストバッターズサークルで、稲葉選手の縦振りと同じようなゴルフスイングの素振りをしていることについて、稲葉選手は「あれはね、どういう意識でやってるか僕はちょっとわからないですけども、ま、一緒ですよね」とのことでした。


スタジオのG-Talkは、上着を脱いでワイシャツ姿の南原さんと中西さん、バットを手に持ち青色のジャージを着て体育の先生のような格好をしている(笑)栗山さん、そして、いつも通りのスーツ姿の中山アナといういつものメンバーで、

栗山 「さぁナンチャン」
南原 「はい」
栗山 「稲葉選手の理論いかがですか」
南原 「いや~、ちょっと革命的な理論ですよね」
中山 「うん」
栗山 「(何度もうなずく)」
南原 「僕も、ま、学生時代教わってますけども、全く、まぁ言うなれば逆のことを教わってました」
栗山 「(バットを)上から」
南原 「上から、最短距離で叩けと」
栗山 「ですよね。哲っちゃんいかがですか」
中西 「これちょっと革命的なことじゃないですか」
栗山 「でも何となく理解は・・」
中西 「わかりますよ」
栗山 「そうですね、じゃあ体でお二人に」
中西 「はい」
南原 「これ出来るかどうかってことですよね」
栗山 「はい」
中西 「うん」
栗山 「じゃあ二人にやってもらいたいと思いますけども」

というやり取りとともに、挨拶もそこそこにさっそく実践コーナーがスタート(笑)。
栗山先生指導の下、まずは南原さんがスタジオに用意されたバッターボックスに入り、昔教わったバッティング・・いわゆるダウンスイングでトスバッティング。
トスされたカラーボール力強く打ち返す南原さんを見て、スタジオからは、

栗山 「あぁ~」
中西 「上手いっすね」
栗山 「上手いですよね。(バットを)最短距離に」
中西 「野球部、さすが、さすが野球部(笑)」

という感嘆の声(笑)。
いや、南原さんのバッティングは、お世辞ではなくホントにさすが野球部(副キャプテン・笑)なナイスバッティングでした(笑)。
で、今度は、稲葉選手がやっている縦振りの実践をしますが、

栗山 「たぶん低めに(ワンバウンドでトスする)ボールが自然に来ますんで」
南原 「これね~、いや、自分の感覚と違う打ち方ですもんね。ちょっと!待って待って待ってください(と言って画面には映ってないボールを投げてる人を手で制し、バットを上から下に振る素振りをする)こうですね」
栗山 「そうですね、そうですね」
南原 「ゴルフの感じで」
栗山 「はい」
中西 「ホント、ゴルフっぽいですよね」
栗山 「スイングがね」
(初球、低めの球をナイスバッティングでいい当たりの南原さん)
南原 「あっ!!」
中西 「おっ」
中山 「お~~、ホームラン」
栗山 「いいですよね」
南原 「当たる」
栗山 「ですよね」
(2球目はファールチップ気味)
栗山 「いい、綺麗(なバッティングフォーム)ですよね。たぶん横からの映像見ても」
(3球目は空振り)
南原 「あっ、今のはもうクソボールですけども」
中西 「ハッハハハ」
栗山 「でも(ボールを)拾えそうでしょ」
南原 「あの、(栗山さんのほうを見て手を横に振りながら)全然なんか、えぇ」
栗山 「はい、拾えそうですよね」
南原 「はい、拾えそうです」
(今度はライナー性のいい当たり)
中山 「おぉ~~」
栗山 「どうですか?ナンチャン」
南原 「(打ち終わったバットを手の中でスッと滑らせ、カメラ目線になり自分でもちょっとビックリという顔をしたあと)かい・・かいかんした、イヤイヤ(笑いながら口を手で押さえる)」
スタジオ (笑)
南原 「何かね、今までは、僕はあのボールを振らないボールが、これ振れるかな?っていう(もう一度バットを構えて)え?」
栗山 「拾えますね、もうちょっと低めへ、ボール気味でも大丈夫だと思いますよ」
(今度は空振り)
栗山 「拾えそうですよね」
南原 「拾えそう拾えそうです」
(次の球はナイスバッティング)
中山 「すごい低いですよね」
栗山 「あぁいうところですよね」
南原 「えぇ~~!?」
栗山 「ボール気味ですよね、あぁやって変化球って落ちてくるんですよね」
中山 「はい」
(ファールチップ気味の当たり)
南原 「あ、これ、でも当たる。絶対こんな(低い)ボールだったら」
栗山 「はい」
南原 「もう無理ですよ」
栗山 「そうですよね」
南原 「今までは。狙おうと思わない」
(ちょっと芯を外した感じの当たり)
南原 「あ、軽く行けるこれ」
(今度はいい当たり)
栗山 「ほら」
中西 「おぉ~~」
中山 「今のいいですよ」
南原 「ナイスショット!!」
中山 「アッハハハ」
栗山 「でも、ナンチャン、バット・・ボールの軌道に入るイメージありますよね」
南原 「あと、当たった瞬間が、フワっと、スーっと入るんですよ」
栗山 「あ」
南原 「軽い」
栗山 「なるほど」
南原 「こう、なんか必死じゃないんですよ」
栗山 「はい」
南原 「なんかスーっとこう入る感じです」
栗山 「ですからコンタクト率が、要するにバットヘッドって下におろした方がヘッドの重みがそのまま使えるじゃないですか、軽くても」
南原 「たぶんそうだと、(力を入れた感じで今までのスイングをしながら)これだったらわりにね、「ウシャ」っていう感じが」
栗山 「はい」
南原 「「ウッシャー!」が、「フ~ン」(と言って力を抜いて縦振りの素振り)」
栗山 「ですよね」
南原 「だからゴルフの気持ち良さです」
栗山 「あぁ~」
南原 「スポーンと当たる」
栗山 「じゃ、ちょっと哲ちゃんも」
中西 「はい」
(中西さんにバットを渡し栗山さんと中山アナのところへ戻る南原さん)
栗山 「ナンチャン感じていただけました?今、すごい(バッティングフォーム)綺麗です」
中山 「(南原さんの顔を見て)だって目がキラキラしちゃって(笑)」
南原 「これ良い」
中山 「ハッハハハハ」
南原 「(ネクタイを直しながら)これストレス解消にいいですよ」
中山 「ハッハハハハ」
栗山 「気持ち良いですよね」
南原 「気持ち良い」

ってな感じで、すっかり縦振りに魅了されていた南原さんでありました(笑)。
それにしても、「かいかんした」というのは何だったんでしょう?(笑)
「開眼した」のか、それとも「快感でした」と言いたかったのか、真偽のほどはわかりませんが(笑)、これだけ夢中になっている南原さんをみていると、この先会う人みんなに縦振りの効能を説いてそうな感じです(笑)。
「カーブの投げ方の話はもういいです」と泰造君に言われていた南原さんですが(笑)、今度は「縦振りの話はもういいです」ってなことを言われないように・・いや、言われるぐらい縦振りの話を熱く語ってこの理論を世間に広めていって欲しいと思います(芸能界に縦振りを広めてどうなるんだ?というツッこみは置いといて・笑)。


南原さんに続いて、今度は中西さんがトスバッティングをやりますが・・・。
打ち方がちょっと変・・いや、ハッキリ言ってかなり下手(笑)。
サッカーはプロでも、野球に関しては初心者という感じの中西さんでありました(笑)。
でも、稲葉選手の縦振り・・ゴルフスイングのようなバッティングに切り替えるとナイスバッティングでいい当たり。
う~む、さすが、以前ゴルフのスタジオ実践の時に南原さんから「週に3回も4回もゴルフに行って・・」とツッこまれていただけのことはあります(笑)


その後は、"バッティング理論のウソ!?"と題したフリップを用意して、
・ バットはボールに最短距離で出せ!
・ 頭を動かすな!
・ 体を開くな!腰を回せ!
という3つの理論をそれぞれ検証。
南原さんは「常識です、これは常識」ってことを言って、わかりやすい前フリ(笑)をしてましたが、栗山さんいわく、「バットはボールの軌道に対して最短距離かもわかんないですね(これについてはVTRやスタジオの実践で散々やってたのになぜ断言しない?・笑)」。バッティングの構えに入るときは頭は自然に前後に動くので、上下に頭を動かさず目線がぶれないということかも、そして、腰は自然と回る、とのことでした。
途中、これまでの野球の練習でよくやりがちなバッティング練習・・バットを構えた南原さんの1メートルくらい前に栗山さんが立って、

栗山 「ちょっと僕の前でゆっくりスイングしてもらいます?」
南原 「・・(笑)、惨劇が起こるかもわかりませんよ」
中西・中山 「(笑)」
栗山 「ゆっくりですよ、ゆっくり」

ということもやっていましたが、惨劇は起こりませんでした(笑)。
この素振りでは、栗山さんの体に当たらないように、南原さんは腕をたたんで窮屈そうにバットを振っていましたが、この日やっていた縦振りに切り替えるとスムーズなバットスイング。
で、栗山さんは「全然振れるでしょ?」、南原さんは「下にやる(振る)と全然余裕ですよ」と言ってましたが・・・。
インコースを打つためのスイングの練習(だと思います)と、縦振りでボールの軌道にバットを入れる練習を比べるのは、ちょっと論点がズレてる感じも・・という疑問も湧きましたが、それはとりあえず置いといて。


あとは、縦振りにすっかり心を奪われた南原さん(笑)の、

南原 「いや、これバッティングセンター変わりますよ、みんなワンバウンドして(くる低い球を縦振り)やりますよ」
中山・中西 「ハッハハハハ」

という話や、

南原 「これはねぇ、大きなこと言っちゃうと、またWBC3連覇ですよ」
中西 「ハッハハハハ」
南原 「日本人がこれ(縦振り)をやりだしたら、もう」

という話(笑)。
そして、

南原 「栗さんは、それ、現役時代やってたんですか?」
栗山 「いや、いや~~これもし知ってたら」
南原 「はい」
栗山 「僕ももうちょっと打てたかなって(笑)」
中西・中山 「ハッハハハハハ」

という話などもありつつ、最後は、

南原 「まだまだ、じゃ、これから『Get Sports』では色々な理論のウソを」
栗山 「はい」
南原 「暴いていきましょう」
栗山 「ぜひ!よろしくお願いします」
南原 「栗さん!おねがいします(と言いながら縦振りの素振りのジェスチャー)」
中西 「お願いします」
南原 「これが・・」
栗山 「ちょっと目から鱗・・」
南原 「いや、全然違いますよ」
栗山 「はい」

というやり取りで、約10分間のG-Talkは終了。
今回の縦振り理論は、確かに目から鱗が2、3枚落ちるような話で、南原さんが夢中になるのもよくわかります(笑)。
ボールをワンポイントで捕らえるより、ボールの軌道にバットを入れたほうがバットの芯にボールが当たる確率が高くなるというのも納得の理屈でしたし、これからは街のバッティングセンターでも、南原さんの言うようにみんな縦振りをしてるかもしれません(笑)。
あ、それから、栗山さんのインタビューVTRの中で、イチロー選手がゴルフスイングのような素振りをしていることについて、稲葉選手は「あれはね、どういう意識でやってるか僕はちょっとわからないですけども、ま、一緒ですよね」と言ってましたが、ヤクルトの青木選手がゲストの時の少し前の『スポドリ』で、

青木 「ネクスト(バッターズサークル)でイチローさん、こうやって(バットを)下からゴルフスイングみたいなスイング・・」
南原 「はいはいはい」
青木 「あれって」
南原 「はい」
青木 「「何を意識してるんですか?」っていうのは一コだけ聞きましたね、バッティングは」
南原 「なん、なんだったんですか?イチローさん」
青木 「イチローさんは、あれは要するに、内側からバットを出したいらしいんです」
南原 「はいはい」
青木 「内側から出すのって」
南原 「はい」
青木 「いちばん内側から出るやり方っていうのは下から振る、それか、上から振るなんです」
南原 「・・へぇ~~~」
青木 「真上から振るか、真下から振るか、どっちかが内から出るんですよね、だからそれやってるんだっていう」
南原 「そのための」
青木 「はい」
南原 「意識付け」
青木 「意識付け、たぶん「それでやってるんだろうな」とは思ってて」
南原 「はいはいはいはい、答え合わせが」
青木 「そうなんですよね、はいはい」
南原 「なるほど」

という話をしてました。
イチロー選手や青木選手の言う「内側からバットを・・云々」という話と、稲葉選手の縦振りの理論がどうつながるのか、あるいは、つながらないのか是非とも聞いてみたかったですが、今回のG-Talkではその話は聞けずちょい残念でした。


あとは、先日行われた日豪対抗の大会で、200m背泳ぎで世界新記録を出した入江陵介選手の特集。

日本代表のFW岡崎慎司選手の特集。

全英リコー女子オープンの特集。
でした。



『Get Sports』 4/26

2009年04月27日 | Get Sports
ニュース&スポーツへの出演はなかった南原さんですが、『Get』本編にはVTRで少し出てました。

今回は、4月16日~19日に浜松で行われた、世界水泳代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権の中継録画とその舞台裏などを放送。
そして、スタジオのG-Interviewで、"南原が競泳ジャパンの指揮官に迫る!"と題し、日本代表ヘッドコーチに就任した平井さんに南原さんがインタビュー。

まずは、

南原 「どうも今回は、お忙しい中ありがとうございます」
平井 「お疲れ様でした」
南原 「いや~、今回の選考会、取材をしてるスタッフから聞いてビックリしたんですけども、インタビューゾーンで」
平井 「はい」
南原 「今まで、若い選手が世界っていうことをね、口にどんどんする。今までは「日本記録」とか「自己ベスト」とか言ってたのが、素直に「世界」って言ってるのをビックリしたって言ってたんですけど、これは何か仰ってたんですか?そういうのは」
平井 「う~ん、ま、少しは話をさせていただいた部分はありますけれども」
南原 「はい」
平井 「やはりあの、北京オリンピックでですね」
南原 「はい」
平井 「ま、康介が2大会連続で金メダルを獲って、世界記録も出したことで、若い選手がですね、よりあの~、世界っていうのを身近にこう感じるようになったんじゃないのかなっていうのを僕は思ってるんですけど」
南原 「はい」

というやり取りでインタビューはスタート。
今まで日本選手権は辰巳の水泳場で行われていましたが、今年から全国を回ることになり今回は浜松でやっていた大会には、さすがに南原さんも取材には行かなかったようで。
ただ、平井コーチの「お疲れ様でした」という言葉を聞くと、お忍びで行ったのかもという気がしないでもありませんが(笑)、でも、べつに忍んで行く必要もありませんし、ここであーだこーだ考えても真偽のほどはわかりませんのでこの話はこれくらいにして。

南原さんのインタビューに対し、平井コーチいわく、今年のローマの世界水泳では複数の有望選手が出てくれればと思っている、エースも一人ではなく複数のエース候補を考えていて、北京五輪に出場した選手・・バタフライの松田選手や背泳ぎの入江選手、メドレーリーの藤井選手などの北京五輪の代表選手、そして、個人メドレーの高桑選手には平井コーチが個人的に期待しているとのことでした。
そして、今後の強化プランは、水泳連盟で定めた標準記録を国際大会で突破した選手をオリンピック候補選手として特別に強化していくそうで。
国内大会ではなく国際大会で活躍するということは記録だけではなく精神的な強さやエースのうまさも必要になる、早くて強い選手・・北島康介選手のような選手が出てきてくれればいいかな、とのことでした。
この平井コーチの話を聞き、後半勝負型の入江選手について、前半から飛ばすパターなどいくつかの勝負パターンを持て、という平井コーチの言葉が新聞に載っていたのを思い出しました。
これまでの北島VSハンセンの戦いを見ていると、水泳は早さだけではなく、駆け引きやレースをまとめる上手さ、精神的な強さも必要だということがよくわかりますので、世界記録に迫る記録を出した入江選手ですが、エースになるためには平井コーチの言うように「早さと強さ」が必要ということなのでしょう。
あとは、

南原 「世界水泳ローマの位置づけは?」
平井 「ローマでメダルが獲れなければですね、ロンドン(五輪)でのメダル獲得は無いんじゃないかと思うんですね。あの、ローマで獲ることがですね」
南原 「うん」
平井 「あの~、さらにプレッシャーのかかるオリンピックでメダルを獲る経験になるんじゃないかなと思うんですね」

というやり取りや、今回の日本選手権の記録(世界ランク3位以上に相当する派遣標準記録Sを突破した選手が5人、日本記録が20個)に、海外のコーチもビックリして平井コーチの携帯に海外のコーチからたくさんのメールが来た、という話などがありつつ、

南原 「あの、一応テレビ的に聞きますけども」
平井 「はい」
南原 「メダルを獲る数っていうのはだいたい目標っていうのはあるんですかね?」
平井 「(笑)一応あるんですけれども(笑)」
南原 「はい」
平井 「あんまりあの~、大きく掲げてですね」
南原 「はい」
平井 「いかなかったってなるよりはですね」
南原 「はい」
平井 「ま、確実に」
南原 「確実に」
平井 「3個と思ってるんですけど」
南原 「3個」
平井 「はい」
南原 「これは確実に獲りに行くと」
平井 「そうですね、ま、ですが2005年(世界水泳)のきは9個獲ってるんだと思うんですね」
南原 「うん」
平井 「えぇ~、ちょっと数に間違いはないと思うんですけれども」
南原 「はい、はい」
平井 「ですが、今回はですね」
南原 「うん」
平井 「あの~、ま、康介初めですね、メダリストが出てませんので」
南原 「はい」
平井 「ま、3個かなと、最低3個と思ってます」
南原 「ホントはもうちょっと考えてらっしゃるんですよね」
平井 「あの・・ま・・そうですね(笑)」
南原 「(笑)」
平井 「はい」

というやり取りで、約7分のG-Intervewは終了したのでありました。



『Get Sports』 4/19

2009年04月21日 | Get Sports
この日の放送で500回を迎えた『Get Sports』。
ずいぶん前から番組では500回に向けてカウントダウンをして、「何かが起きる」というナレーションやテロップが出ていましたが・・・。
変わったのは番組ロゴとオープニングCG、そして、♪アメノ~のアレンジ。
「何かが起きる」ってあんなに煽っといてそれだけ?と、ちょいズっこけそうになりましたが(笑)、変な色気を出さず今まで通り、テレ朝の良心の番組(笑)であって欲しいと思っていましたので、番組内容は変わらず嬉し恥ずかしひと安心でした(笑)。
あ、それから、一新された番組ロゴは、パッと見は、黒ビールか缶コーヒーのロゴみたいだな~という感じもしましたが(笑)、見慣れてくれば違和感もなくなってくると思いますのでこの話はとりあえず置いといて。


500回記念の『Get』は、古代ギリシャのパルテノン神殿を模したいつものスタジオのセットをバックに、北島選手と柔道の鈴木選のガッツポーズと吉田選手の涙の映像、それに合わせるように南原さんが観客席でガッツポーズをしたり涙目で試合を観ている映像が流れ、「古(いにしえ)の時より人類は一瞬のドラマに魅了され続けてきた。『Get Sports』もまた、11年に渡りその変わることのない一瞬に心を動かされ続けている。今宵、500回目のアニバーサリー、すべてのアスリートに感謝を込めて・・」というナレーション、"500th Anniversary"というテロップが出て番組はスタート。
そして、「すごく楽しい42.195キロでした(高橋選手)」「わたくし貴乃花は現役を引退・・」「栄光への架け橋だ!」・・という、スポーツ選手の名台詞や名実況の言葉が流れたあと、

「一球の行方に潜んでいた奥深き世界」
「一瞬の裏側にあった誰も知らない真実」
「一粒の涙の向こう側にあった秘めたる想い」
「11年という変わりゆく時代の中で」
「変わることのないアスリートたちの魂の鼓動が響き渡る」
「決して輝かしいスターばかりではない」
「結果ではない、その道程(みちのり)にこそアスリートの魂が宿っていると信じてきたから」
「それを支える多くの人たちがいるのだから」
「Get Sportsが出会ってきた幾多のドラマ」
「これからいったいどんな伝説と出会っていくのだろう」
「今宵、新たな歴史の扉はこの男とともに開かれる」

というナレーションとともに(ナレの最後の「この男」は、この日特集の松坂投手)、1998年から今までの『Get』で放送した映像が次々と。
映像はどれもほんの少ししか流れていませんでしたが、8割方は憶えていた自分にビックリ(笑)。
う~む、我ながらなかなかの『Get』マニアであります(笑)。
中でも印象に残って今でもよく憶えているのが、西武のコーチだった伊原さんが日本シリーズの前に、対戦相手のヤクルトのピッチャーの癖について選手にレクチャーをしている場面。
よくこんなところにカメラが入って取材出来たな~とビックリしましたし、ものすごく細かい癖(ヤクルトの吉井投手のセットに入ったときの首の微妙な角度の違いで、ホームに投げるか一塁に牽制をするのかを判断)を見てるな~と、さらにビックリしたのを思い出しました。
今回はナレーションバックで、ミーティングをしている場面が4,5秒流れていただけでしたが、私の中ではベスト5に入る『Get』名特集でありました(笑)。
あと、南原さんが伝書鳩役(笑)になって、

南原 「あの、(平井)コーチ仰ってましたよ、お、(次は)世界記録だって」
北島 「マジっすか」 
南原 「はい」
北島 「スゲ~(笑)」
南原 「アッハハハハハ」
北島 「アッハハハハハ」

と、若き日の北島選手に平井コーチの言葉を伝えてる場面も。
金髪の北島選手と短髪の南原さんの姿は今は昔、という感じで懐かしく見てしまいました(笑)。
それから、千葉マリンスタジアム(たぶん)のバックネット裏でスコアラーの人がピッチャーの配球をこと細かく書いているのを、隣に座っている南原さんが興味深げに見ている映像もながれていましたが、これはかなり初期の頃の特集で、これまた懐かしい映像でありました。
あとは、北島選手と談笑している南原さんや、"コマ理論"を語る城島選手、北京五輪の時の女子ソフトボールの斉藤監督がまだ現役だったころの映像、黒木投手がリハビリしている姿を真剣な表情で見つめている栗山さん、J1昇格をした古巣川崎フロンターレの試合で「涙出るよ」と言っている中西さん・・等々、この11年間が走馬灯のように(笑)思い出される映像はナレーションともピッたりと合っていて、さすが500回記念という感じの力作のオープニングでありました。
あ、それから、『Get』を担当した歴代アナウンサー・・男子は角澤アナ、中山アナ、女子は大下アナ(?)(映像が一瞬だったのでイマイチよくわかりませんでしたが多分そうでしょう)、上山アナ、武内アナ、大木アナ、久保田アナ、そして今担当している本間アナ、八木アナの映像も流れていましたが、う~む、初代男子アナは角澤アナだったのか!?
『Get』がスタートした頃は、南原さんは不定期で出演(今も不定期といえば不定期ですが・笑)していたので、番組も見たり見なかったりで角澤アナの印象はあんまり残ってないな~(笑)。
ちなみに、最初の頃は南原さんが出演しないときにヨネスケさんが出て野球話をしていたこともありました。
南原さんが今のような形態でレギュラーで出演するようになったのは、2002年以降・・だったように思います。たぶん(笑)。
それまでは、『ウリナリ』を日曜日に録っていたので『Get』にレギュラーで出ることが出来なかった・・と推測をしてるのですが、これは私の勝手な推理ですので間違っていたら悪しからずです。


新しくなったオープニングCGが流れた後(南原さんの写真が短髪清隆から、髪切り頃(byホリケン)の写真に変わってました(笑)。それから、南原さんの名前の前にあったstarringの文字と、栗山さん、中西さんのnavigatorという文字がなくなり出演者の名前は全員アルファベット表記に)、スタジオの映像に。
スタジオには、これまでのG-Talkの変遷をストップモーションで映したモニター・・初期の頃のラフな衣装で何か話している南原さん、中西さんがフリップを使ってサッカーについて話しているのを聞いている南原さんと栗山さん、階段状のセットに座り何か話している南原さん、栗山さん、中西さん、そして、立ち姿で笑い合ってる三人の映っている4つのモニターが置かれ、階段状のセットには『Get』MC陣が勢ぞろい。
そして、

南原 「1998年4月の放送開始から丸11年。今夜私たちGet Sportsは、めでたく放送500回を迎えることになりました。そこで、まずは出演者それぞれの今後に向けての決意のほどを、皆さんに宣誓したいと思います。まずは栗山さん」
栗山 「はい。『Get Sports』、更なる進化のために、熱さだけは誰にも負けないように伝えていきたいと思います」
南原 「そして、中西さん」
中西 「はい。えぇ~中西哲生並びにサッカーチームはですね、サッカー日本代表のワールドカップ優勝に貢献するために少しでもこの『Get Sports』が役立つことを祈っています」
栗山 「それでは最後に南原さん、よろしくお願いします」
南原 「今後もですね、新しい視点を探りつつ、スポーツを皆さんに色々な角度からお伝えしたいと思います。それでは、500回目の『Get Sports』はこの企画からスタートです」

というご挨拶。
階段状のセットの前列左から、栗山さん、南原さん、中西さん、後列の左から中山アナ、八木アナ、本間アナという並びでカメラに向かって映ってる姿は、新内閣が発足したの?という感じ(笑)。
あと、栗山さんが「それでは最後に南原さん、よろしくお願いします」と言いながら頭を下げてる姿が、まるで南原さんの第一秘書にでもなったかのような感じだったのでちょっと笑ってしまいましたが(笑)、兎にも角にも、こうして無事に500回目の番組がスタート(長々と書いてしまいましたが、ここまではオープニング・笑)したのでありました。



500回記念の今回は、まず、ボストンレッドソックスの松坂大輔投手の特集。
プロ入りして今年で11年目の松坂投手。
初対決のイチロー選手を3打席連続三振に打ち取り、ヒーローインタビューで「今日で自信から確信に変わったと思います」と答えていた映像や、ロッテの黒木投手との投げ合った試合の映像、そして、毎年のように球種を増やしていく松坂投手の進化について松坂投手自身のインタビューや西武の細川捕手などの証言で、これまでの松坂投手の軌跡を振り返りつつ、「11年間一度も止まることのなかった怪物の進化。いったいこれからどんな伝説を築き上げていくのだろう。放送500回を迎えた今宵、『Get Sports』は松坂大輔の知られざる真実へと迫る」というナレーションでVTRは終了。
スタジオのG-Talkは、元千葉ロッテの黒木知宏さんをゲストに迎え、南原さん、栗山さん、中西さんに中山アナというメンバーで、松坂投手についてあれこれと。
まずは、

南原 「さ、えぇ今夜500回を迎えるにあたって」
中山 「はい」
南原 「特別ゲスト」
中山 「はい」
南原 「お迎えしました。元千葉ロッテマリーンズ、炎の、魂のエースですね」
中山 「そうです」
南原 「黒木知宏さんです。よろしくお願いしま~す」
黒木 「はい、よろしくお願いします」
栗山・中西「よろしくお願いします」
南原 「さ、黒木さんもね、この『Get Sports』は何回も何回も取材させてもらったんですけども」
黒木 「はい」
南原 「黒木さんにとってこの『Get Sports』は、どんな感じだったですかね?」
黒木 「あの~」
南原 「はい」
黒木 「プロのアスリートが」
南原 「はい」
黒木 「見ててすごく楽しい」
南原 「あ」
栗山 「ほぉ~」
黒木 「で、いろいろ勉強になるっていうんですかね、コアな部分までいろいろこう取材してくれてですね、それを出してくれているので」
南原 「はい」
黒木 「プロのアスリートが見ててもホントに楽しいっていう番組ですね」
南原 「嬉しいですね、しつこくなかったですか?、これ(黒木さんに顔を近づけてデジカムを構えるマネ)ずっといるでしょ?(カメラが)くっついていくでしょ」
黒木 「(笑)」
栗山 「ハッハハハハハハハ」
黒木 「意外とね、さらけ出せるんですよ、自分の本音を」
南原 「あ、そうなんですか」
黒木 「わかってくれるんで」
南原 「はい」
黒木 「ですからね、すごくもう、僕も『Get』大好きでしたね!」
南原 「いや良いですね~、もう『Get Sports』ファミリーね」
中山 「そうですね、はい」
栗山 「(笑)」
黒木 「(笑)」

というやり取り(笑)。
『Get』ファミリーと言うわりには、黒木さんがスタジオに来たのは初めてのような気がしますが、それはそれとして(笑)。
黒木さんいわく、松坂投手は入団当初からマウンドで緊張してる様子は全くなく、「投げててですね、自分よりすごいピッチャーはいないだろうという感覚でもう投げてるんですよ」。
黒木投手と投げ合ったときも、マウンドの傾斜がないほうがいい黒木投手がマウンドを一生懸命均しているのに、マウンドの傾斜があったほうがいい松坂投手は、黒木さんのことなど全く気にする様子もなくマウンドをどんどん掘っていたそうで。
VTRでその時の様子が流れ、

南原 「それ(ルーキーの松阪投手がマウンドを掘ってるの)を見て、「アイツ」って思わなかったんですか?」
黒木 「いや、思いましたよ」
全員 「ハッハハハハハハ」

というやり取りもありましたが(笑)、平成の怪物と言われていたのもあながち大袈裟ではないというのがよく分かる松坂投手の逸話でありました。
そんな松坂投手を見て、黒木さんは「彼よりも先にマウンドを降りちゃいけないという気持ちになった」とのことでしたが、シドニー五輪では日本代表として一緒にプレーをし、先輩が話していることに耳を傾けていてその中から自分にプラスになることは次の日には実際にやっていた、黒木さんの誕生日に黒木さんの顔をバースデーケーキに押し付けたりしてたけど可愛いところもある、という松坂投手の話も披露してました。
その後は、スタジオに松坂投手がピッチングをしているときの分解写真を用意して、西武時代と今現在の投球フォームの違いを黒木さんが解説。
いわく、西武時代は体の使い方が上から下だったのが、今は横回転に変わっているとのこと。
これは、アメリカのマウンドは硬いので上から投げると体重移動がなかなか出来なくなる可能性があるのでそうしたのではないか、とのことでした。

あとは、松坂投手が昨シーズンから使い始めたボール・・バッターが思わず見逃してしまうボールからストライクゾーンへ投げるシュートやカットボールについて、恒例のスタジオでの実演解説(笑)もやってました。
南原さんがバッターボックスに立ち、中西さんがキャッチャー役、栗山さんがボールの付いた差し棒を操りながら松坂投手がどんな球を投げているのか解説していましたが、黒木さんがピッチャー役になっているのを見て、南原さんは「あぁ、これは、良い・・豪華ですね~」(笑)。
そんな豪華な布陣の実演(笑)で、栗山さんが何を解説しようとしていたのかというと、バッターはストライクボールの見極めを手元のストライクゾーンではなく、ピッチャーの手元からボールが離れたときのポイント(スタジオでは中山アナが黒木さんの手元に小さな四角い枠を持ってそのポイントを表していましたが、ボーリングで例えるとどのスパッツをボールが通るのかピンのほうから見てる感じ)で、ストライクかボールかを判断しているとのこと。
松坂投手は、バッターから見たらボールになるように見えるポイントからストライクの球を投げるので、バッターは手が出ず見逃してしまうそうで。
栗山さんが差し棒の先に付いたボールを操りボールゾーンからストライクになる球の軌道を再現すると、バッターボックスに立っていた南原さんは、「ちょっと危ないです」「いや、ちょっと待ってよ、あり?っていう(感じ)」「(バットを)振れないですよね、振れないです」と、かなりビックリの様子。
南原さんのリアクションを見たり(笑)、栗山さんの解説を聞いていると、松坂投手の投球術恐るべし、と思いましたが、

南原 「これやっぱり技術的にはピッチャー難しいんですか?これ」
黒木 「あの~意外ともう日本の投手陣はやってます」
南原 「あ、やってる!?」
黒木 「はい」
南原 「手先器用だやっぱり」
黒木 「そういう奥行きとか幅を使った投球はもうしてますね」

だそうで。
う~む、WBCで見せた日本の投手の防御率の良さは伊達じゃない、という感じであります。
最後は、

中山 「さ、その松坂投手が、500回の記念ということで」
南原 「はい」
中山 「『Get Sports』に」
南原 「あららら」
中山 「メッセージを送ってくれました、ご覧いただきましょう」
(ボストンのフェンウェイ・パークでカメラに向かいコメントを言う松坂投手のVTR)
 松坂 「『Get Sports』500回おめでとうございます。そうですね、プロ入りしてから沢山取材してきていただきましたけど、これからも変わらずディープな内容をですね、視聴者の皆さんに伝えていただけたらと思います。またそれに出来る限り協力いたしますので、これからもよろしくお願いします」
南原 「いや~、心強い約束の言葉、嬉しいですね」
中山 「『Get』ファミリーですね」
南原 「あ、『Get』ファミリー(笑)」
全員 (笑)
南原 「テレ朝言うねぇ」
中山 「ハッハハハ(と笑いながら頭を下げる)」
南原 「えぇ~、しかし、ね、これからも松坂投手」
中山 「はい」
南原 「やっぱりこの、番組と・・生まれたときに出てきた投手ですから」
中山 「そうです」
南原 「何か因縁みたいの感じますんで」
中山 「はい」
南原 「ますます追っかけたいと思います、松坂投手。他に、並びに、他の皆さんの取材もお楽しみに」

というやり取りで、松坂投手の特集は終了。
中山アナにツッこみを入れたり、松坂投手だけではなく他の人もちゃんと取材するよ~というフォローを入れたりと、大忙しの南原さんでありました(笑)。
ちなみに、この日の放送では、松坂投手だけではなく色々な選手からの「500回おめでとう」コメントが番組の要所要所で流れてました。
主だった人のコメントを挙げると、

北島康介選手・・「『Get Sports』500回記念、誠におめでとうございます。『Get Sports』ではですね、自分のことをたくさん取り上げてもらって非常に思い出深い番組だと思うんですけども、まぁいろいろ、南原さんとの対談であったり、水泳をたくさん取り上げたということで、水泳界にとっても嬉しい番組だったと思っています。番組自体大変好きなので応援してます」

ヒューストンアストロズの松井稼頭央選手・・「『Get Sports』500回記念おめでとうございます。南原さん、栗山さん、ご無沙汰しています。えぇ~今シーズンは自分自身一年間怪我がないように、是非頑張り、いい結果を出して、次はスタジオに是非呼んでください。よろしくお願いします。そして、今シーズンはお二人ともヒューストンの球場に是非試合を見に来ていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします」

バスケットボールの佐古賢一選手・・「『Get Sports』500回放送おめでとうございます。アキレス腱を切ったときにですね、かなり放送してもらったV(VTR)が自分をかなり後押ししてくれた、それがあってですね、今も現在現役で頑張ることが出来ています。今でも見て勇気付けられてるんで、これからも良いV(VTR)お願いします」

千葉ロッテマリーンズの渡辺俊介投手・・「『Get Sports』500回おめでとうございます。ファーム時代苦しい中取り上げてもらって、その放送を見て励みに頑張ってきました。これからもたくさんのスポーツ選手、感動する映像をよろしくお願いします」

他にも、ヤクルトの青木選手やヤンキースの松井選手等々13人の選手からメッセージが届いてしまいたが、全部載せてるととんでもなく長くなりそうなので他の人のコメントは割愛させていただきます(笑)。



続いては、先日行われた水泳日本選手権で好成績を上げ、7月に行われる世界水泳ローマ2009の代表に選ばれた、入江陵介選手、寺川綾選手、立石諒選手をスタジオに迎えてのG-Talk。
南原さん、栗山さん、中西さんの加え、本間アナと八木アナで三人の選手にあれこれと話を聞いていましたが、次期エース候補と言われている入江選手は、北京五輪のときに同室だったエース北島選手について、何を喋ってもチームが盛り上がるしレースでも盛り上げてくれる、ミーティングでも選手を盛り立ててくれる影響力のある選手です、とのこと。
その話を聞いて、「そうなんなきゃ、次」と入江選手にハッパをかける南原さん(笑)。
北島選手の伝書鳩役になったり入江選手にハッパをかけたり、日本水泳界のために陰ながら活躍している南原さんでありました(笑)。
あとは、○と×の札を上げて意識調査・・「ゲンをかつぐ?」等々の「いかにもテレビっぽいでしょ」(by南原さん)なことをやったりしつつ、最後は、

南原 「最後にですね、世界水泳ローマに向けての意気込みを一人づつ伺いたいんですけど、まずは入江選手から」
入江 「今回、世界新記録あとちょっと上回れなかったんですけど、7月にはしっかりと世界新記録を出して優勝を狙う・・していきたいなと思います」
南原 「来た」
中西 「有言実行ですよ」
南原 「じゃあローマでエースが誕生かな」
入江 「(笑)」
南原 「はい、えぇ。寺川さん、寺川選手は」
寺川 「はい、私は、やるからにはしっかり自分の納得いくレースをしたいと思っているので」
南原 「うん」
寺川 「まず、早くトレーニング始めてですね、自信を持って臨みたいと思っています」
南原 「あ、やるべきことがしっかり見えてますね。そして最後、立石選手」
立石 「はい、あの~、今シーズンは練習を開始するのがすごく遅れてしまって、練習不足が目に見えた試合だったので」
南原 「うん」
立石 「しっかり練習して納得行くレースをしたいと思っています」
南原 「ねぇ~、しっかり喋りますね」
栗山 「はい」
南原 「日本水泳界は」
寺川 「(笑)」
栗山 「そうですね(笑)、でも楽しみですよね、ホントに」
南原 「楽しみですローマ、我々も応援したいと思います。頑張ってください、ありがとうございました」
全員 「(礼をしながら)ありがとうございました」

というやり取りでG-Talkは終了。
今まで気にしていませんでしたが、南原さんは7月にローマへ行くのかな?
ただ、夏には現代狂言の公演もあるようですので、今年はパチャポマイクを握ってる姿は見られないか・・ってなことを思いつつ。
500回記念の『Get』は幕を閉じたのでありました(笑)(このあと、本間アナと羽川プロによる全米オープンゴルフについての特集もちょこっとありました)。


南原さんの『Get』出演は1ヶ月半ぶりでしたし、500回記念ということで長~い感想記&おこしを書いてしまいましたが、最後までご静聴ありがとうございました(笑)。



『Get Sports』 3/1

2009年03月05日 | Get Sports
昼間は太田で"水の中ででんでん虫を歌う人"をやっていたと思ったら、夜は六本木で何食わぬ顔してイチロー選手のモノマネをしてた南原さん(笑)。
う~む、改めて、東奔西走ご苦労様でありました。

Chapter 1 は、WBC日本代表、埼玉西武の片岡易之選手の特集。
スタジオのG-Talkは、星野仙一さんをゲストに迎え、南原さん、栗山さん、中西さんに中山アナといういつものメンバーで、WBCについてあれこれと話していましたが、"LIVE"の文字はありませんでしたので、ここはニュース&スポーツの前に録画したものだったようです。
G-Talkの内容については・・WBCの球数制限の話やライバルチームについてなど野球話が主だったものでしたので、細かいやり取りなどは全面的に割愛させていただきます。
途中、韓国のWBC代表のピッチャー、キム・グァンヒョン投手などが在籍するSKワイバーンズのキャンプ地を、栗山さんが取材したVTRも流れていましたが、VTRが終わると、

南原 「さぁ、こんなふうに準備してますよ。ねぇ」
星野 「こいつ(キム・グァンヒョン投手)にやられたんだよ」
全員 (笑)
中西 「リアルですよね(笑)」

というやり取りも。
星野さんを迎えたスタジオでは、南原さん初めみんな終始和やかムードで笑いを交えながら話をしていましたが・・・。
北京五輪のときの選手選考、選手起用、采配、そしてコーチ陣の組閣・・等々のことを考えると、こういうやり取りなどはイマイチ笑えないな~。
・・という感じで見てしまった約20分のG-Talkでありました。


Chapter 2 は、水泳の酒井志穂選手の特集。

Chapter 3 は、フィギュアスケート雑学王。
でした。