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Untersee-Boot

あるいは感想記として

『Get Sports』 5/30

2010年06月02日 | Get Sports
南アフリカW杯がもうすぐ開幕、ということで、まずはサッカー日本代表についてスタジオで生討論。
ここ最近あまりいいとこなしの日本代表の戦いぶりを受け、「ワールドカップ本番を間近に控えながらも結果を残せずにいる我らが青き戦士たち。あなたは今何を思うだろう。怒りか、悲しみか、それとも・・・。もう背を向けてしまっただろうか。先の見えない暗闇のなかわずかでも光明を見出すために、今宵Get Sportsでは日本の進むべき道を徹底討論。絶望するにはまだ早い!」というかなり大袈裟なナレーションとともに、番組はスタート(笑)。
このナレーションが流れているときに、先日行われた韓国戦とイングランド戦のVTR、そしてスタジオにいるゲストの人たちの顔のアップも映っていましたが、最後に映った南原さんは、まじめな顔だけど少し照れたような顔をしており、その微妙な表情を見てちょっと笑ってしまいました(笑)。

"どうする?どうなる?日本サッカー"と題した生討論は、南原さん、栗山さん、中西さんに中山アナ、ゲストに釜本邦茂さん、名波浩さん、森島寛晃さん、セルジオ越後さん、松木安太郎さんの5人を迎え、いつものように楕円のテーブルを囲み、

南原 「さぁ、えぇ、今夜の『Get Sports』はですね」
栗山・中山 「はい」
南原 「まぁ、いま日本国中が、えぇ、先がどうなるんだろうと」
栗山 「はい、気になってます」
南原 「岡田ジャパン、大丈夫か?と」
中山 「そうですそうです」
南原 「えぇ、テレ朝的にも大丈夫か?と」
出演者(笑)
栗山 「それもありますよね、はい」
南原 「思ってますけども、岡田ジャパンはもうダメだと思ってる方も、この1時間だけはですね」
栗山 「はい」
南原 「ちょっとテレビを見てもらってですね」
栗山 「はい」
南原 「今回は具体的に」
栗山 「えぇ」
南原 「どのような道に進めばいいのかと、徹底的に討論してみたいと思います」
中山 「はい」
栗山 「1時間終わったあとに、ナンチャン」
南原 「はい」
栗山 「「よし、行けるぞ!」と思いたいですね」
南原 「そうですね」
栗山 「皆さんの話をうかがって」
南原 「皆さん次第でございますけども」
栗山 「はい」
中山 (笑)
南原 「えぇ、栗さんどうですか?今まで戦い方見て」
栗山 「ですから、やっぱり韓国戦終わって、合宿に行ったら何か流れが変わるんじゃないかってものすごく期待はしてました」
南原 「はい」
中山 「うん」
栗山 「で、だから今日の試合(イングランド戦)をどういうふうに見るのかっていうのをちょっと教えてもらいたいですね」
南原 「はい」

(中略)

南原 「さぁ、それでは皆さん」
栗山 「はい」
南原 「ね、『やべっちFC』のあとで疲れてるかもわかりませんけども」
栗山 「そうですね(笑)」
中山 「アッハハハ」
スタジオ(笑)
栗山 「さらに」
南原 「えぇ、ロスタイムじゃありませんよ」
スタジオ(笑)
栗山 「深く(笑)」
南原 「本番ですからね」
釜本 「大丈夫」

というやり取りでスタート(笑)。
そういえば、直前の『やべっちFC』でも、『Get』と同じスタジオで楕円のテーブルを使い(セットは微妙に変わってましたが)、釜本さんやセルジオさんなど同じ5人のゲストで討論してました。
いくらサッカーつながりとはいえ、カラーもテイストも違う2つの番組を同じスタジオとゲストで作るのは如何なものか、という気もしますが、経費削減等々の諸事情がテレ朝的にあったのかもしれません(笑)。


討論はまず、"今の日本代表に「一言」"ということで、ゲストがそれぞれフリップに日本代表に向けた言葉を書いていましたが、釜本さんが書いた言葉は"魂"。
釜本さんいわく、我々も選手のときに言われた、大和魂っていうのはいったいどういうものか、心を込めてやってもらいたい、とのこと。
大和魂といったら、南原さんも言いたいことはいろいろとあったのではないかと思いますが、釜本さん相手にウンチクを垂れるのははばかられたのか(司会という立場を考えてのことだと思いますが・笑)、さすがにここでは、荒御魂、和御魂・・云々という話はしてませんでした(笑)。
それから、セルジオさんが書いた言葉は"日本を驚かせて"。
いわく、日本の国民は日本代表を評価してないし期待もしてない、僕もその中の一人。だからそうじゃないということをこの(W杯の予選の)3試合のなかでみせて欲しい。世界を驚かすと宣言したけど世界はいいから日本を驚かせて。
そんなセルジオさんの話を聞き、釜本さんは「(セルジオさんは)なかなか驚かないんだよな」。
南原さんは「でもセルジオさんが(日本を驚かせてを)漢字で書いた、僕それ驚きました」と、違うことに驚いてました(笑)。

その後、この日行われたイングランド戦をVTRで振り返ったあと、スタジオに用意された大きなボードを使い、この日の討論のテーマ"1-0からのサッカー"について、南原さんが説明。
南原さんは「これ(このテーマ)、スタッフ、「今日、当たったね」という感じ」と言い、ボードに貼ってある紙をめくりながら「こういうデータがあります」と説明していましたが、紙をめくるときに小声で「ずん」という掛け声(笑)。
『笑う犬』の『スーパースローで男前』のとき、与座さんが「ずん」と言ってフリップをひっくり返したら、南原・おすぎさんは「今どき「ずん」はない」とダメ出ししてたのに、まさかここで「ずん」というオノマトペを使うとは(笑)。
背丈よりも大きなボードの前で一人で紙をめくりながら説明をしていたので、寂しくて効果音のようなものが欲しかったのかもしれませんが(笑)、「「ずん」はないでしょう、「ずん」は」とテレビの前で思わずツッこんでしまいました(笑)。
そんな細かい話は兎も角として。
南原さんが「ずん」「ずん」言いながら何を説明していたのかというと、
これまでのW杯で日本が先制した試合は4試合。その4試合のうち、勝ちは2試合、負けが2試合。
先制された試合は5試合。その5試合は、勝ち0試合、負け4試合、引き分け1試合。
つまり問題は、1-0と先制しても勝ちきれない日本、1-0と先制されたら逆転できない日本(ここの説明の部分の紙をめくるときは「ずん」ではなく「ずずん」と言ってました・笑)。
だからこそ、1-0からのサッカーが日本にとって大きな課題。日本はどう戦うべきか?
とのこと。

この後の討論は、このテーマを軸に、カメルーン戦やオランダ戦をいかに戦うか。
それから、シリーズで放送している"日本サッカーの未来を切り開く「10」の試合"の中から、日韓W杯のときのチュニジア戦、ベルギー戦をVTRで振り返ったりしながら、CMを2回挟んで計1時間弱、あれこれと皆で話をしてました。
討論の内容については、本気のサッカー話をしていておもしろやり取りもなかったので大幅に割愛させていただきますが(笑)、先制しても勝ちきれない日本について、セルジオさんは、
前半からペース配分をせず飛ばしすぎ。どうみても90分持たない。
南アフリカでは寒くなればもう少し持つかもしれないが、(前回のドイツW杯の)オーストラリア戦もブラジル戦も後半の15分過ぎからぴたっと足が止まった。
全部ボールと一緒に追いかけ、全部真面目に行ってるところを直さない限りは(先制しても逃げ切るのは)無理じゃないか。
相手に当たられて倒れても、勝ってる試合ならすぐ立たなくてもいいのに日本の選手は相手よりも早く立ち上がる。
そういう駆け引きも必要なのに日本の選手にはそれがない。
釜本さんは、ポジションによって誰がどこで何をするのかが大事、今は皆が同じようなことをやろうとしているから無理がある。
先制したらコーナーへボールを持っていって時間を稼ぎながら全体の押し上げを待つなどしてポールをキープしなければ、後ろの人が上がっていかれない。
つなぐところはつなぐということを徹底しないといけない。
それから、後半になると足が止まることについては、

釜本 「それはスタミナがないからですよ」
南原 「単純にね」
釜本 「単純に」

という話も。
駆け引きや試合運びなど、先制しても勝てない理由はいろいろとあると思いますが、単純にスタミナがないという釜本さんの話がいちばん説得力のある答えだったように思います。
先日のサムライブルーパークのトークショーでも、南原さんはバレーボールの植田監督の話を引き合いに出し、「日本のサッカーも持久力を」「技術は体力の上にあるっ!」と力説していましたが、これはかなり的を射た意見だと実は密かに感心していたわけで(笑)。
体力がなくヘロヘロになっていたら、技術も生かされませんし高度な戦術を授けたところでそれを実践することも不可能。
日本代表の試合を見ていて、「日本は足が止まりましたね」という解説の人の言葉を今までに何回聞いたかわかりません。
「足が止まる」ということは持久力、体力がないということに他なりませんし、この日のイングランド戦もまさにそんな展開。
そんな日本の戦いぶりを見るにつけ、「技術は体力の上にあるっ!」という南原さんの言葉は金言だな~、と改めて再認識。
東京新聞のインタビューで「競技の垣根を越えた共通項を見つける場をつくりたい」と南原さんが話していましたが、バレーとサッカー、競技は違えど大事なことは同じだと思いますので、南原さんが橋渡しとなり植田監督の話がサッカーにも波及して世界で結果を残せれば、こんなに喜ばしい話はありません。
ただ・・・。
W杯本番を直前に控えた今になって、体力、持久力を付けろといっても無理な話ですので、試合運びや駆け引きなどで(これも今さら言って出来るのか?という疑問も残りますが)90分間戦い抜き、何とか予選突破をしてもらいたいと思います。


あとは、サポーターに"先発FWとしてふさわしいのは誰か?""先制されたときに切り札として入れる選手は?"という質問をしたVTRが流れたり、番組中にやっていた"日本はグループステージ3試合で何点取れるのか?"という電話アンケートの結果を発表したり(今どきテレゴングっていうのもどうなんでしょう・笑)、

南原 「釜本さん、決定力のある選手ってどういう選手なんですかね?どうやれば決定力あるんですかね」
釜本 「いや、練習しないもん」
南原 「アッハハハハ、こっから、こっからの時間で、残り2週間くらいで、これで何か決定力を」
釜本 「だから、やっぱりサッカーなんて点入れるんだから、点を入れるための練習しないと、ビブス着てボール回ししたからって勝てないですよ」
南原 「ハッハハハ」
釜本 「そうでしょ」
南原 「そうですね」
釜本 「トップの選手は点入れる練習しなきゃ」

という、今さらこんな話をしていて大丈夫なのか?というやり取りがあったり(笑)。
あと、中西さんからは、
1勝1敗1分で勝ち点4を取ったとしても、これまでのデータからみて決勝トーナメントに行けるとは限らない。
得失点差で上回らないと決勝トーナメントに行けないかもしれないので、守備をしっかりするか得点を取るか、その辺のことをしっかり考えて勝ち点4でも決勝トーナメントに行けるような戦い方を考えなければいけないと思う。
という、具体的で現実的な話があったりしつつ、最後は、

南原 「さぁ、まだワールドカップはね、始まってないんです」
中山 「そうですそうです」
南原 「どこも点を獲ってないんです、勝ち点も獲ってないんです、今はまったく同じですから」
中西 「そうですね」
南原 「まだ時間はありますよ」
中西 「まだみんなゼロですから」
南原 「また徹底的にですね」
中山 「はい」
南原 「本番直前まで話し合って、応援しましょう!」
中山 「応援したいですね」
南原 「よろしくお願いします」
出演者一同拍手
南原 「どうも」

というやり取りで討論は終了。
南原さんの「よろしくお願いします」という言葉のあと、松木さんが拍手をし始めると、それにつられるように全員で拍手。
日本代表には不安を残しつつも、大団円で幕が下りた徹底生討論でありました(笑)。


あとは、オールスター名勝負列伝と、宮里藍選手の特集。

あ、それから、番組の最後のほうで、サムライブルーパークの紹介もしてました。
その中で、「先日ここからGet Sportsの南原と中西も選手たちへエールを送った」というナレーションとともに、南原さんと中西さんのトークショーの映像も約9秒流れてました。
ちなみに、見に来ていたお客さんの様子もほんの一瞬映っていましたが、私は映っておらず一安心でした(笑)。



『Get Sports』 5/9

2010年05月12日 | Get Sports
2週間ぶりに『Get』出演の南原さん。
あ、でも、前回は『Get』本編にVTRだけの出演だけでしたので、ニュース&スポーツは3週間ぶり、♪お久しぶりね~♪であります(笑)。
そのニュース&スポーツ、恒例になっていたCM前のミニミニコントは、4月からちゃんとしたコメントをするコーナーに変わってしまったようで。
う~む、毎回これを楽しみにしていた・・というほどではありませんが(笑)、一服の清涼剤(笑)だった南原さんの(時には謎の)ジェスチャーが見られなくなってしまったのは、ちょい残念であります。
それから、この日のスポーツコーナーでは、青木功さんがエージシュート(自分の年齢以下でホールアウトすること)を達成したというニュースも。
今年の正月の『スポドリ』で青木さんが、2年連続でエージシュートで勝ったので今年も68歳の誕生日までに67で回ってもう1回勝つ負けるの試合をやってみたい、と話してたのを思い出し、テレビの前で思わず興奮してしまいました(笑)。
67ではなく1打少ない66というのもさすがですし(勝つ負けるの試合ではなかったのは少し残念ですが)、世界のアオキはいまだ現役真っ只中という感じです。


『Get』本編は、最初はサッカー日本代表の特集。
W杯の代表メンバー発表直前ということで(この放送のときはメンバー発表の約13時間前、画面左上にカウントダウンの時間がずっと表示されていて、いよいよだぞ!という雰囲気を煽ってました・笑)、"徹底生討論!選ばれるべき23人とは"と題し、ゲストを迎えてスタジオで生討論。
まずは、

南原 「さぁいよいよ、日本代表メンバー発表まで13時間を切りました」
中西 「はい」
南原 「今夜のGet Sportsは、果たしてどんなメンバーを選ぶべきなのか」
中西 「はい」
南原 「徹底討論をしてみたいと思います」
中西 「はい、ただ」
南原 「ただ」
中西 「その討論の前に南原さん」
南原 「はい」
中西 「一つだけ、どうしても見ていただきたい試合があります」
南原 「ほぉ」
中西 「その試合の中でですね、最強チームを作るためのメンバー選びのヒントが隠されているんです」
南原 「見ましょう」

というやり取りのあと、シリーズ企画になっている"日本サッカーの未来を切り開く「10」の試合"のGame5、2000年9月23日に行われたシドニー五輪の準々決勝、日本VSアメリカの試合と、中西さんによる当時監督だったトルシエさんへのインタビューVTR。
VTRでは、シドニー五輪の試合を振り返り、トルシエさんが今代表メンバーを選ぶならこの選手、という話を聞いただけで、最強チームを作るためのメンバー選びのヒントは特に隠されていなかったような気もしますが(笑)、それは兎も角として。
約9分のVTRを見たあと、いよいよスタジオで生討論。
南原さん、栗山さん、中西さん、そして、セルジオ越後さん、松木安太郎さん、元日本代表の森島寛晃さんの3人をゲストに迎え、楕円のテーブルを囲んで、

南原 「さぁ、栗さん」
栗山 「はい」
南原 「いよいよ23人選ぶわけですねぇ」
栗山 「まぁただ、選ばれる選手の気持ち考えると」
南原 「はい」
栗山 「もう切ないんですけど、ただ、森島さん」
森島 「はい」
栗山 「電話で、選ばれる選手はもう聞いてたりする・・?」
森島 「いや、もうワールドカップに関してはホントにもうぎりぎりまでわからないですね」
栗山 「誰もわからないんですか?」
森島 「誰もわからないです」
南原 「じゃあその当日、関係者、監督が発表するまで誰も知らないってことですか?」
森島 「そうですね、だから今頃選手はドギドキしてると思いますよ」
南原 「これ、野球界はどうなんですか?」
栗山 「たぶん色んなチームの話し合いとかあると思うんで」
南原 「はい」
栗山 「だいたいわかると思うんですよ、だいたい」
南原 「はい、はい」
栗山 「「この選手頼むな」みたいなんで」
南原 「じゃあこれはもうまるっきり、ホントにそんときに?」
森島 「あの、普通に日本代表選ばれるときは事前にありますけど、ワールドカップに関してはもう・・」
南原 「くわぁ~~!」
森島 「わからないですね」
栗山 「す~ごくドキドキですね」
中西 「だから明日の2時の記者会見をみんなテレビをこう見るわけですよ」
南原 「うわ~~!」
栗山 「そうなんだ」

というやり取りとともに、討論はスタート。
トルシエさんが選んだメンバーに中村俊輔選手が入っていたことについて、セルジオさんが「トルシエ今回俊輔呼んだね」とチクリとやったり(笑)。
「ブラジルでは1億何千万人の監督がいるから、(サッカー)好きな人に、これ(メンバー選びを)、どっかスポーツバーでやったら4時間飲めますよ」という、セルジオさんの話などがありつつ(確かに、こういう話をしながらならいくらでも酒が飲めそう・笑)、南原さんからは、

南原 「さぁ、じゃあそれぞれ、いよいよ皆さんこれから」
中西 「そうですね」
南原 「お聞きしますよ」
栗山 「そうですね」
南原 「ま、岡田監督は8割は決まっ・・ね、決まって、あと2割、もしかしたらもしかしたら!これを見て、「おっ」ってなるかもわかんないですよ」
中西 「(笑)この生討論を見て(笑)」
南原 「もしかしたらもしかしたら(笑)、えぇ」
栗山 「ま、そうですよね、まだ変えられるわけですからね」

という話も(笑)。
この番組を見て岡田監督が「おっ」ってなることはなかったと思いますが(笑)(もしそんなことがあったら逆に不安、監督がそんな優柔不断だったら困ります)、ゲスト3人と中西さんが考える日本代表メンバーを、選手の顔写真が貼ってあるボードをそれぞれの横に置きながら発表。
皆が選んだメンバーについては、詳しく書いていると長くなりそうですし、すでに正式に代表が発表されていますので割愛しますが、それぞれの思いや考えを語りながら飲み屋トーク・・いや、代表はこうあるべきトークをしてました(笑)。
ちなみに、セルジオさんは3月に行われたバーレーン戦と同じ先発メンバーを選出。
いわく、東アジア選手権で成績が悪く岡田監督の更迭がかかっていた試合で勝利したので、恩返しでこのメンバーを連れて行かなくてはいけない。(このメンバーなら)ちゃんと守れるし攻撃できる。W杯では対戦相手は日本に勝ちにくるので0-0でも相手は負けてる気分。そのへんを分析して戦うべき、とのことでした。
中西さんは、去年得点王になったジュビロの前田選手をFWに選出(実際には選ばれず)。
今年も日本人では得点ランクトップだしワントップにふさわしい選手、とのことでしたが、

中西 「日本でワントップでやるなら前田選手か森本選手だと思ってるんで」
松木 「名前が前だだもんね」
南原 「アッハハハ」
中西 「さすが(笑)」
南原 「ちょいちょいヤメてください」
松木 「あぁすいません」
栗山 「アハハハハ」

という、相変わらずの松木節もちょいちょい挟みながら討論は進行してました(松木さんがいると、ホントに飲み屋トークみたいになっちゃうな・笑)。


その後は、攻撃と守備のジョーカー(切り札)になる選手などを、それぞれ発表。
VTRで再び登場したトルシエさんは、松井大輔選手、中村憲鋼選手、阿部勇樹選手をジョーカーとして選出(3人とも代表入り)。
中西さんも、守備のジョーカーとして阿部選手の名前を挙げていましたが、いわく、DFもサイドもボランチも全部出来るから、とのこと。
で、

中西 「しかも(阿部選手は)頭いいんですよね、っていうのはやっぱり、僕もそのよく現役時代途中から入ってたんですけど、守備のジョーカーっていうところで入ってたんですけど、あの~、監督から何かを言われて」
南原 「うん」
中西 「「こういうふうにやれ」って言われてことが多いんですよ」
南原 「うん」
中西 「僕もベンゲルにいろいろこう、「お前ここ入ったら、じゃあここに入ってなにしろ」とかよく言われて、それがすぐ出来ないと、試合に馴染めないと困る、彼は非常に賢い選手なんで、守備に関しても。だから僕は守備のジョーカー彼ですね」

という話もしていた中西さん。
ん?これって、阿部選手を褒めながらも、自分も頭のいい選手だったんだぞ、ということを中西さんは遠まわしにアッピールしてるのか?と思わなくもありませんが(笑)、そんな細かいツッこみはとりあえず置いといて。

森島さんが選んだ守備のジョーカーは、アントラーズの岩政選手。
いわく、勝ち方を知っているし相手のいいところを出させないプレーを出来るので途中で守りに入ってもしっかり仕事が出来るのではないか、とのことでした。
岩政選手の名前を聞き、南原さんは「おぉ~~」という声を上げていましたが、それ以上の話・・「岩政選手は狂言の動きを取り入れ・・云々」という話はさすがにしてませんでした(笑)。
元来語りたがりの南原さんですからホントはいろいろと話したかったのではないかと思いますが、そこはじっと我慢の子、MCはつらいよ、であります(笑)。

セルジオさんが選んだジョーカーの選手は・・誰もなし。
ボードに貼ってあるシルエットの写真をひっくり返すと、それぞれが選んだジョーカーの選手の顔写真が出てくるようになっていたのですが、セルジオさんは写真をひっくり返してもシルエットのまま。
う~む、一筋縄ではいかないおじさんだな~(笑)。
ただ、その理由を聞くと納得ではありましたが。
セルジオさんいわく、先発に入れた選手がジョーカーだと思ってる。先発が結果を出せばジョーカーはいらない。今まで岡田監督のチームで途中から入って結果を出した選手は1人もいないし、代表は決め事で選手を入れてはいけない。「これ(ジョーカー)使わないように頑張って欲しいな」。
とのことでした。


続いて、チームに勝利をもたらす最後の1枠は?ということで、それぞれがキーワードとともに選手を発表。
VTRで登場のトルシエさんが挙げたキーワードは"経験者"、選んだ選手は小野選手(実際には選ばれず)。
いわく、どのポジションでも貢献できる選手だし、Jリーグでも首位のエスパルスを引っ張っている。技術や戦術の強化だけではなく彼の経験がチームを強くしてくれる。
とのことでした。
松木さんが挙げたキーワードは"起爆剤"、そして選んだのは三浦知良選手。
キングカズの名前を聞き、南原さんは「出た!」「これはホントの起爆剤」。
セルジオさんは「これは明日ニュースになるよ」。
中西さんも「明日の一面松木さんですよ」。
と、かなりの盛り上がり(笑)。
そして、セルジオさんからは、

越後 「カズ入れるのは」
南原 「うん」
越後 「僕は選手として入れるのは反対、ただスタッフに入れるのは大賛成」
南原 「スタッフでも連れて行くべきじゃないかと」
越後 「要するに、受け皿、要するにメディアとかみんながそこにひとつの、そっから火が出てくる」
南原 「たしかにそうですね」
越後 「みんなが平和に働いて、カズが全部受け皿になるっていうね」
南原 「なるほど」
越後 「これがスーパースターの役割なんですね」
南原 「なるほど」
越後 「だからスタッフもそういう役割あるんですね、それがサポートっていうことですよ」
南原 「ま、マスコミのいろんなことがこれからあるでしょう、それを全部受け皿となって防波堤みたいに止めてくれたりとか」
越後 「その通りですね」
南原 「またさらにみんな国民上げてくれたりとか」
越後 「どうせ7人(スタッフを)連れて行くなら、カズとゴン連れてったらいいじゃないですか」
南原 「(笑)」
越後 「誰も反対しないと思いますよ」
南原 「あぁそりゃそう、そうかもわかんない・・」
越後 「日本的に言えば彼らはメディアの、要するにスポークスマン、みんなの受け皿になって」
南原 「うん」
越後 「そして選手らが平和に準備が出来るっていう状況じゃないかな」
南原 「もうプレーに集中できるということですね」
越後 「そうそう」

という話も。
「(スタッフとして)カズとゴン連れてったらいいじゃないですか」という話に、南原さんは驚いた様子で笑ってましたが、中西さんは納得顔という感じ。
で、そんな中西さんが挙げたキーワードは"高校の部活"。
南原さんは???という感じでしたが、中西さんいわく、

南原 「は?」
中西 「高校の部活ですね」
南原 「その心はどういうことなんですか?」
中西 「あの~やっぱり、プロサッカーチームじゃダメなんですよ」
南原 「ん?」
中西 「国の代表は」
南原 「は?うん」
中西 「プロだとみんな自分のために頑張るわけじゃないですか、最終的にはね。試合出られなかったら「俺試合に出られないな」と思っちゃうわけですよ、でもやっぱり僕は代表チームは高校の部活のようなチームじゃなきゃいけないと思うんですよ、みんながチームのために働く」
南原 「うん」
中西 「で、やっぱりこう、水を汲むヤツもいるし、トンボを引くやつもいるし、そういう人たちがいると、試合出てる選手も「あいつあんな一生懸命やってるんだから頑張ろう」と、ボール運んだりしますよね」
森島 「うん、しますね」
中西 「いろんなことがあるんです、代表チームって」
南原 「うん」
中西 「だからそういう高校の部活的精神を持ってる人がいないとダメだと思うんですよ」
南原 「ま、自己・・精神っていうか」
中西 「自己犠牲の精神を、いや、当然コーチに入ってればセルジオさんの言うようにベストなんです。コーチに入ってないんで」
南原 「うん」
中西 「やっぱり選手の中に誰かがそういう役目をする男がいなきゃいけないわけですよ」
南原 「じゃあ敢えて挙げたのは誰でしょう?」
中西 「僕は、川口能活ですよ」

とのこと。
さらに、W杯は1ヶ月間一緒にいるわけだからいろんなことできる役割の人が必要、試合に出るだけじゃない出てない時間に笑かしてくれる選手も必要だしそういうものも含めてチームですから、「プロチームではなく僕は高校の部活チームであって欲しいですね」と、かなり熱弁をふるっていた中西さんでありました(笑)。
いや、でも、中西さんの言うことは、その通りだな~という感じです。
前回のドイツW杯で、黄金世代といわれるあれだけのメンバーを揃えて結果を残せなかったのは、チームとして戦うことが出来なかったことが一つの原因だと思いますし、WBCを連覇した野球日本代表を見ても、チームとして戦うことがいかに重要かということは言わずもがなの自明の理。
チームを一つにまとめていくためには、ベテランの川口選手はまさに適任という気がします。
で、岡田監督も、その川口選手を選出。
川口選手に期待する役割も、中西さんが言ってたことと似てましたし、中西さんの予想は見事ピタリ賞的中でありました(笑)。
(カズが選ばれなかったのは残念ですが、サポートメンバーとして選んでくれないかな~。カズ自身もそれを望んでいるようですし、川口選手に加えてカズが入れば、セルジオさんの言うようにマスコミの受け皿となってくれると思いますし、チームの結束には鬼に金棒だと思いますが・・・)


最後は、

南原 「さぁ、いよいよ、Get Sportsではこういった23人を選ぶべきだと推薦したんですけども」
中西 「はい」
南原 「果たして岡田監督は実際に誰を選ぶのか、運命のメンバー発表は今日の午後2時だそうです」
栗山 「誰、選ぶんですかねぇ~」
南原 「ねぇ~」
栗山 「難しい~」
中西 「この、なんか、メンバー選考が・・・・」

というやり取り・・中西さんの声がフェードアウトしながら生討論は終了(笑)。
約42分のサッカー特集でありました(生討論は約33分)。
この討論の中で名前は挙がったけど実際には選ばれなかった選手も多く、選手にとっては悲喜こもごもの代表発表だったのではないかと思いますが、そんな中で注目選手といえば、やはり南原さんの兄弟弟子(笑)の岩政選手でしょう。
あうるすぽっとで初めて見たとき、思わず「デカっ!」と言いそうになるぐらい大きな体をしていた(笑)岩政選手には、その大きな体+狂言の構えを取り入れた動きで、是非ともW杯で活躍して欲しいと思います。



あとは、千葉ロッテの西村監督の特集とタイガー・ウッズ選手の特集。
でした。



『Get Sports』 4/25

2010年04月28日 | Get Sports
ニュース&スポーツへの出演はなかった南原さんですが、『Get』本編にはVTRで出演してました。

この日の放送は"GET SPORTS SWIMMING WEEK"ということで、先日行われた、パンパシ水泳代表選考会を兼ねた競泳日本選手権の特集を3本(あと、宮里藍選手企画も一つ)。

lane1 北島康介×南原清隆 激白!北島が求めた"進化"
4月18日午後7時47分、扉を開けて入ってくる北島選手と、控え室で待っていた南原さんの、

南原 「どうも~」
北島 「失礼しま~す」
南原 「お疲れっす、どうもすいませんお疲れのところ」
北島 「こんばんは、お疲れ様です」
ナレーション 「激闘を終え北島康介がすべてを語った」
(両手でがっちり握手をする北島選手と南原さん)

というやり取りで、最初の特集はスタート。
日付だけでなく細かい時刻までテロップで出すのは何でだ?とも思いましたが、どうやらこれはドキュメントふうの演出を意図したものだったようで。
水泳の特集なので"Chapter"ではなく"lane1"としてみたり(日本語で言うと「第一のコ~ス」ですが・笑)、今回は色々と工夫を施し気合の入った構成になってました(笑)。
ちなみに、インタビューのときは北島選手はジャージ姿、南原さんはグレーのパンツにグレーのジャケット、ジャケットの下にはV字の胸元に2本のラインの入った白いベスト(?)を着ており、爽やかさを演出してました(笑)。

続いて、ナレーションの「8月に行われる国際大会パンパシ水泳アーバインの代表を懸けた戦いに、2001年から取材を続ける南原清隆が迫った」という言葉とともに、この日客席から真剣な顔で観戦していた南原さんの姿や(一人置いて手前に松岡修造さんも半分見切れて映ってました・笑)、これまでの南原さんと北島選手の軌跡(笑)も映像で短く紹介。
ミックスゾーンで北島選手と握手をしている短髪清隆の頃の南原さん(笑)。
北京五輪の試合前(かな?)インタビューゾーンで北島選手と両手でがっちり握手をする南原さん。
そして、金メダルを手に持ち嬉しそうな北島選手と、それに負けず劣らずの満面の笑顔で親指を立ててツーショットで写真を撮ってる南原さん。
約13秒ほどの短い映像でしたが、北島選手と南原さんの9年間の思い出が走馬灯のように蘇る編集でした(笑)。
・・あれこれと書きましたが、ここまではプロローグで、今回の特集はここからが本当のスタート(笑)。



2008年の北京五輪で2大会連続2冠を達成した北島選手は、翌年、練習拠点をアメリカの南カリフォルニア大学に移し9月から本格的に練習を再開。
プールでバランスボールを抱えながら泳いだり、海で寒中水泳をすることになり「カモン、コースケ」「ホントにやだもん」というやり取りなどのアメリカでの練習の様子。
「ロンドンで自分が勝負したい、勝負できる位置にまで戻すんだったら、もうやんなきゃ駄目だなっってやっぱ思って、それが自然に体がそう思えたっていうか」という北島選手の話。
そして、3月にアメリカのコロラドで平井コーチとともに合宿をしたときの様子・・以前より上半身が強くなっているのでそれに本来のキックの強さが出てくればさらに進化出来る、という平井コーチの話など、北島選手が復帰するまでをVTRで振り返ったあと。

4月13日午前10時44分
東京辰巳国際水泳場で行われた50m平泳ぎ予選。
平井コーチと上野監督見守る中、これまでよりも腕のかく数が二かき多い新しい泳ぎで、日本新記録を出した北島選手。
ただ、
4月15日午後8時08分
200m平泳ぎ決勝では、本来持っている伸びがなく4位。
そして、
4月18日午後5時48分
南原さんが客席で見守るなか行われた100m平泳ぎ決勝。
優勝は立石選手、北島選手は2位。
レース終了から1時間30分後、
4月18日午後7時47分
「北島が南原にすべてを語った」というナレーションに続き、

南原 「どうも~」
北島 「失礼しま~す」
南原 「お疲れっす、どうもすいませんお疲れのところ」
北島 「こんばんは、お疲れ様です」
南原 「ご無沙汰してます」
北島 「ご無沙汰してます」
(両手でがっちり握手する北島選手と南原さん)。

というやり取りでインタビューがスタート(冒頭のやり取りはここにつながってます。同じおこしを書いてますが、決してデジャヴュではありません・笑)。
南原さんのインタビューに答えていた北島選手いわく、(今回のレースは)厳しい面のほうが多かった。思っていた泳ぎが出来ないというのと自分が思ってる記録の不一致など戸惑いもあったが、何とか最後の最後では修正して泳ぎきれた。
50mの予選が良かったので(100mでは)もう一回あの感覚で水を切っていく泳ぎがしたいなと思ったし、そういう感覚が自分の体が覚えてるとしたらそういう泳ぎが出来ると思っていた。
50mの(日本新記録を出した予選の)レースがなかったら(100mは)自信を持って行けなかったと思う。アレがなかったら今回ダメダメで終わってたかもしれないですね。
とのこと。
北島選手のインタビューの途中、100m決勝で北京五輪のときよりも2回多い腕のかき数で泳いだことについて、平井コーチの「昔の良いイメージに戻そうと思ってあまり成功した例、あんま見たことないので」「今までやったことないような泳ぎっていうのにね、チャレンジしていくほうが、僕はその、精神的にもねいいんじゃないのかなと思ってます」というインタビューも流れていましたが、どうやらこれも南原さんが話を聞いていたようで。
姿は映っていませんでしたが、「う~ん」と相槌を打っていたのが南原さんの声だったと思いますので、多分間違いない・・と思います(笑)。
あとは、「そして南原清隆が北島康介にどうしても訊きたかったこと」ということで、

南原 「別にこの世界じゃなくてもね」
北島 「はい」
南原 「この勝負の世界じゃない世界でも」
北島 「うん」
南原 「もう生きていけるじゃないですか」
北島 「ハッハハハハ」
南原 「アハハハハハ、もう」
北島 「はい」
南原 「金メダルをね、2つの大会で獲って」
北島 「(頷く)」
南原 「勝負の世界にまた戻ってきたっていうのは何なんですかね?」
北島 「う~ん、その、ま、去年1年水から遠ざかって外から水泳を見させてもらって、新しく自分がどういうことはじめようかっていうふうに考えたときに、ま、やっぱりその・・自分が戻るイメージって最初はなかなか付かなかったんですけど」
南原 「はい」
北島 「だんだん時間が経つにつれてこう「まだ出来るんじゃないかな」とか、こう・・ま、「チャンスがあればもう一回日の丸つけたいな」とか」
南原 「うん」
北島 「っていうふうにやっぱ思うようになってきて・・ま、そういうドキドキ感とか」
南原 「うん」
北島 「緊張感っていうのを、もう一度味わえるんであれば」
南原 「うん」
北島 「そこで勝負できるんであれば、僕は勝負しに行くべきだな・・と思って」
南原 「「いや~これが勝負の世界だな」と」
北島 「うん、だから全部ひっくるめてすごい楽しかったし」
南原 「うん」
北島 「負けても全然・・う~ん、何て言うんだろう、ま、悔しいんだけど、自分の泳ぎ出来たことに対しての達成感のほうが大きかったから今回」
南原 「うん、うん、うん」
北島 「う~ん、だから、今の自分を知る上ですごい大切な大会だったと思います」

という話があったり。
それから、「オリンピックで勝負するために必要なこと、もう一回あの舞台に立つために必要なことをこれから追求していきたいなと思ってますし、やっぱオリンピックは僕の中では特別な場所だし、そのためにやる意味は大きいんじゃないかなと僕は思ってるんで、まだまだそこの道は遠いかもしんないけれども一歩ずつ、ま、今回もその一歩になったと思うし、一歩ずつクリアしていきたいなと思います」という北島選手話や、

南原 「またこれからの勝負の世界」
北島 「はい」
南原 「思うように行かないことも多々あると思いますけども」
北島 「すごい多いと思います、ハハハハ」
南原 「アッハハハハ」
北島 「はい、喜びはちょっとなんですよ、やっぱ、はい」
南原 「なるほど」
北島 「苦しいことがたくさんありすぎて、はい」

というやり取り。
そして最後は、

北島 「ま、伸び伸びやってる、ね、アメリカでやってるのと違って、日本帰ってきてパッて来たときに、この緊張感と」
南原 「(笑)」
北島 「このプレッシャーと、いや~久々にくらいましたね」
南原 「アッハハハハ」
北島 「はい(笑)」
南原 「でもこの緊張感、嫌いですか?好きですか?」
北島 「う~ん、嫌いじゃないんですよ」
南原 「アッハハハハ」
北島 「う~ん、嫌いじゃないから・・う~ん、やめられない、はい」

というやり取りで、南原さんPresentsの北島選手の特集は終了。
長年取材をしてきた(されてきた)間柄なだけにインタビューは終始和やかな雰囲気でしたし、北島選手の「喜びはちょっとなんですよ」「苦しいことがたくさんありすぎて」という普段聞けないような話なども聞くことが出来、最後まで面白く見てしまいました。
それから、北島選手はこれから本格的にロンドン五輪を目指していくようで。
南原さんが北島選手の追っかけをする日々は、まだまだ続くようです(笑)。



続いては、
lane2 古賀淳也VS入江陵介
去年の世界水泳100m背泳ぎで金メダルを獲った古賀選手。
でも、同じ泳ぎをしていたら速くなれないと思い、100m、200mの日本記録保持者の入江選手の泳ぎも参考にしながら新しい試みをしているとのこと。
腕のかき初めに強いキックを打つ入江選手は前輪駆動、古賀選手は後輪駆動の泳ぎをしていたが、理想は腕のかき初めと終わりにキックを打つ四輪駆動の泳ぎだそうで。
古賀選手いわく、進化の過程として自分に対しての変化が必要だと思っているし、新しい試みをしてもっと速くなる糸口をつかめたらなと思う。そして、絶対に勝てる泳ぎ、絶対的な力を持った泳ぎをしたいと思います。
とのことでした。
そんな古賀選手が出場した男子100m背泳ぎ決勝は、古賀選手が優勝、入江選手は2位。
泳ぎ終えた古賀選手は、理想の泳ぎからはまだ45パーセントぐらい、とのことでした。
200m背泳ぎ決勝は、入江選手が優勝(古賀選手は出場せず)。
レース後、今度は入江選手に南原さんがインタビュー。
入江選手は大会の1ヶ月前に右足首を捻挫してしまい、2週間くらい練習できない状況のままレースに臨んだ、とのことでしたが、

南原 「200が終わる前までこう黙ってたというか、それはどういったアレだったんですか?」
入江 「やはり試合前から言い訳はしたくないと思ってましたし」
南原 「はい」
入江 「やはり自分がそういう怪我をしてるっていうと周りの選手にとってはプラスに」
南原 「あぁ」
入江 「気持ち的に楽になってしまうので」
南原 「あぁあぁ、じゃあやっぱ古賀選手にも悟られないようにしてたんですか?」
入江 「そうですね、もちろん」
南原 「もちろん」
入江 「古賀選手にはやっぱりいちばん言いたくなかったですし」
南原 「はい」
入江 「自分が言うとやっぱり古賀選手も気持ち的に楽になると思うので」
南原 「なるほど」
入江 「そういったとこでやっぱりお互いに意識しあって」
南原 「はい」
入江 「やっぱそういうプレッシャーの中でのレースを楽しみたかったので」
南原 「うん」
入江 「誰にも報告しなくてホントに」
南原 「あ」
入江 「平井先生にも上野監督にも」
南原 「そうですか、じゃあ孤独な戦いだったですね」

とのこと。
ちなみに、平井コーチはレース後記者からその話を聞き、「それは全然聞いてなかったので、内緒にしてたんだな、あいつは、後で怒ろう(笑)」と、笑いながら話してました。
で、実際、

入江 「さすがに「言えよ」って怒られましたね(笑)」
南原 「アッハハハ」

というふうに怒られたようです(笑)。
その後は、去年は北島選手が一時休養して自分に注目が集まったのと、それにプラスして水着問題(2009年5月、日豪対抗の200m背泳ぎで世界新記録を出すが水着が認可されず世界記録は幻に)があり、「正直言ってす~ごく大変でしたね、ホントに」。
水泳とは別の意味で注目されていたので、タイムが良くてもどこどこの水着みたいなふうにといわれたりするのが、選手にとってはいちばん辛い。
水着の影響も多少あると思うが、記録でアッピールしていきたいという気持ちは強い。
という話などがありつつ、

入江 「やっぱり(足首を捻挫して)全然泳げなかった中での、この大会の記録だったので、それが8月はどうなるのか自分でも楽しみです。パンパシフィックでは4年前に初めて日本代表に入らさせてもらった思い出深い大会でもありますし、そのレースでは同じレースでピアソル選手が世界新記録を出した大会でもあるので」
南原 「あぁ」
入江 「ある意味リベンジの大会でもあるので」
南原 「うん、世界と、もう一度」
入江 「そうですね、もう一度真正面から向き合っていきたいと思いますね」

というやり取りで、古賀選手と入江選手の特集は終了。
世界選手権で金メダルを獲ってもさらに上を目指す古賀選手と、顔は優しくても芯はしっかりしてる入江選手。
二人のキャラクターや、ライバルとしてのいい関係などがよくわかる、こちらも面白い特集でありました。


そして、
lane3 萩原智子 8年ぶりの代表復帰へ
ハギトモ選手も出場した女子100m自由形決勝の中継録画(萩原選手は3位)。
日本新記録が出た、男子50m自由形決勝の中継録画。
そして、こちらも日本新記録が出た、男子400m個人メドレー決勝のダイジェスト。


最後は、宮里藍選手の特集。
でした。


あ、それから、番組の途中に『Get』の本の宣伝もしてましたが、今までとは違うバージョン・・南原さん、栗山さん、中西さんがスタジオに三人並んで、南原さんが「えぇ、私が今好きなのはですね、"経験ほど大きな財産は他にはない"松井秀喜選手です」と言っているバージョンの宣伝が流れてました。
この言葉を選んだというのは、今の南原さんらしい、という感じです。

あと、『Get』のHPのブログに載っている、栗山さんの誕生日お祝いの記事。
南原さんや栗山さんのスーツなどを見ると、あれは先週のニュース&スポーツ終わりにお祝いした写真のようで。
栗山さんが49歳になったというのには、「童顔にもほどがあるぞ」と思わずツッこみを入れたくなりますが(笑)(あ、でも、昇太さんは50歳ですから童顔おじさんの上には上がいますが。しかもどちらも未婚ですし・笑)、兎にも角にも、誕生日おめでとうございます。
これからも「ナンチャン」を連発をしながら、南原さんに野球の面白さと奥深さを教えてあげてください(笑)。
あと、"コンカツ"については、南原さんに訊けば何かといい話をしてくれる・・のではないかと思います(笑)。



『Get Sports』 4/18

2010年04月21日 | Get Sports
1ヶ月ぶりに『Get』出演の南原さん。
ここのところ月イチ出演が恒例になっていますので、今回もまたまた♪お久しぶりね~♪であります(いつも同じフレーズを書いてしまいスミマセン・笑)
あ、でも、ニュース&スポーツのCM前、いつもミニミニコントをやってるところで南原さんが、この日試合があった北島選手について「今日(試合が)終わった後ちょっと北島選手と話をしたんですけども」と話しており、来週はその競泳日本選手権のドキュメントを『Get』で放送するようですので、もしかしたら2週続けて南原さんも出る・・かも??
ただ、番組終わりに流れていた次回予告に南原さんの姿は映っていませんでしたし、試合の様子を中継録画で放送するだけかもしれませんので(『Get』ならそういうことをやりかねないからな~・笑)、もし南原さんが出なかったら悪しからずです。


『Get』本編は、まずは、"LAエンゼルス松井秀喜×栗山英樹 ホームランバッター復活へ打撃法徹底検証"と題した、ヒデキ対談(笑)。
アリゾナのキャンプ地で、栗さんのインタビューに答えていた松井選手いわく、メジャーに来てから手元で小さく変化するボールに対応するために、日本にいたときよりミートポイントを後ろに持ってきていたが、その打ち方だとバットの振り出しからミートポイントまでの距離が短いのでボールに力を加えにくく飛距離が落ちていた。
今は、トップの位置(打ちにいくときのバットの位置)を修正して体から離し、しっかり引きつけて強く打つようにしている。
いわく「体との距離をとってあげないと強く打てないですから」とのことでしたが、巨人時代のバッティングを全体的に少し後ろに下げたような今のバッティングなら、ボールを長く見てなおかつ強く打つことが出来るし、そういうバッティングを自分の中で出来るようになってきたのではないかと思う、とのことでした。

スタジオのG-Talkは、南原さん、栗山さん、中西さんに中山アナといういつものメンバーで松井選手の打撃についてあれこれと。
まずは、ヤンキースタジアムで行われたチャンピオンリングの贈呈式について、南原さんから「華やかな開幕ゲームというより、ちょっとこう心あったまる映画のワンシーンのような・・」という話などがありつつ。
栗山さんからは、「今年ね、ホントにこう、(松井選手が)ホームラン王(を獲る)っていうのが、現実味を帯びてきてるんだと思います」。
それはなぜかというと、スタジオでバットを構えながらバッターボックスに立ち説明していた栗山さんによると、今までの松井選手のミートポイントは、インコースは前、アウトコースは後ろで、「ヒットをたくさん打つバッターと同じようなポイントになっていたわけですね」。
でも、今は、巨人時代と同じようにインコースもアウトコースも同じ位置(前のポイント)で打てるようになっている(ただし手元で小さく変化するボールに対応するため、日本にいたときより全体的にポイントは少し後ろ)。
こういう打ち方なら、外の球も距離を取って打てるのでセンターから右中間に引っ張ることが出来るし、ホームランを量産出来る、とのこと。
そんな松井選手のミートポイントの変化を、南原さんもバットを構えて体感してみますが、

栗山 「これ、どうですか?感覚」
南原 「いや~!これで・・こ~れは難しいですね」
栗山 「ちょっと難しい感じします?」
南原 「難しいですね」
栗山 「外打つのやっぱりこっちのほうが(と言いながら外角に置いてあるボールのポイントを後ろに下げる)」
南原 「そうですね、ま、強い打球が・・」

と、ちょっと戸惑い気味の様子。
中学時代野球部の副キャプテンだった南原さんは、どうやらホームランバッターではなくヒットを打つ選手だったようです(笑)。

その後は、松井選手が今シーズン打った3本のホームランをVTRで振り返りながら、実際に外角の球をホームランにしてる様子を確認したり、ミートポンイトについても南原さんが「ホントだ、前のほうになってますね」と、栗さんの話にウソがなかったということを確認したりしてました(笑)。
で、栗山さんは、松井選手はメジャーに行って手元で変化する球がデータとして理解できるので、心に不安がなく今年はボールにバットを当てに行くのではなく初球からどんどん振れる。「こうなるとガァ~と振りにいけますで、こうなってくれるんであれば、ナンチャン、(ホームラン王)行くかもしれないですよ」と、ナンチャンに向けて嬉しそうに語ってました(笑)。
最後は、

栗山 「もう是非ですね、今年、松井選手が」
南原 「はい」
栗山 「膝の故障さえなければ」
南原 「そうですね」
中山 「そうですね」
南原 「膝のじょじょ、状態どうだったんですかね?」
栗山 「これ、1年間もって欲しいなと」
南原 「アッハハハ」
栗山 「大丈夫な感じあります」
中西 「もってくれれば」
栗山 「35本から40本、可能性十分だと思います」
南原 「期待しましょう」

というやり取り・・南原さんがちょっと噛んでしまったやり取りで(笑)、約8分間のG-Talkは終了。
今回は、南原さんがせっかくバットを持っていたのに、実践ではなく栗さんから説明を受けていただけという感じでちょっと残念ではありましたが、松井選手のミートポンイトの変化の話は面白く興味津々で聞いてしまいました。
松井選手の「体との距離をとってあげないと強く打てないですから」という話は、以前城島選手が話していた「(スイングの)後ろを大きく」というのと共通してるようにも思いますし、バッティングの勉強になる特集でありました(笑)。


続いては、サッカー日本代表の特集。
2001年11月7日に行われた日本VSイタリア試合のダイジェストが流れたあと、

中西 「ということで南原さん」
南原 「はい」
中西 「どうですか?」
南原 「いや~~、(とぼけた感じで)いい試合ですよ」
スタジオ(笑)
南原 「いや、今見ても興奮します、いい試合ですよ」
栗山 「素晴らしい試合ですね(笑)」
南原 「素晴らしい試合です」
中西 「えぇ、あの、今回はですね、過去2週間で」
南原 「はい」
中西 「すっかりお馴染みになりました、前日本サッカー協会技術委員長の小野剛さんに来ていただいてですね、お話伺いたいと思います」
南原 「はい」
中西 「お願いします」
小野 「よろしくお願いします」
南原 「お願いします」

というやり取りで、スタジオのG-Talkがスタート(笑)。
中西さんから「どうですか?」という質問をされ、「いい試合ですよ」と、かなりいい加減な答えをしていた南原さん(笑)。
いや、でも、昔の試合のVTRを見せられてあんな大雑把な質問をされたら、ざっくりとした答えしか出来ないのも無理のないところです(笑)。
それから、このやり取りの中で中西さんが話していましたが、『Get』では先々週から前日本サッカー協会技術委員長の小野剛さんと中西さんが解説するサッカー企画・・"日本サッカー未来を切り開く「10」の試合"という特集をやっているようで。
南原さんが出ていなかったので早送りしてちゃんと見ていなかったのですが(笑)、日本の過去の試合の中から未来につながるプレーにスポットを当て、W杯で勝つための提言をやっているようです。
ちなみに、先々週は"ロングフィード"、先週は"コレクティブカウンター(集団で繰り出すカウンターアタック)"というのをやっていた・・みたいですよ(全然知らなかったかな~・笑)。
で、3回めの今回、注目するプレーはというと、稲本選手がボールを奪いパスを出し柳沢選手がゴールを決めたシーン。
その場面をもう一度VTRで振り返りつつ、

中西 「さぁこのプレーなんですが実はですね、このプレー、サッカー界ではこう呼ばれています(と言ってスタジオに用意されていた黒板にフリップを貼る)」
中西 「(そのフリップに書いてある文字を読み)カウンタリングカウンター!」
南原 「何ですか?それ」
スタジオ(笑)」
栗山 「確かに(笑)」
南原 「え?」
中西 「初めて聞きました?」
南原 「え?初めて聞きました」
中西 「はい」
南原 「カウンタリングカウンター?」
栗山 「普通の言葉なんですか?これ」
南原 「キングオブキングスだったら知ってますけども」
スタジオ(笑)
南原 「カウンタリングカウンター・・」
小野 「最近出てきた言葉ですね」
南原 「あぁ~」
栗山 「あぁそうですか」
小野 「カウンタリング、カウンター自体を粉砕する、芽をつぶしてしまうと」
南原・栗山 「あぁ~」
小野 「カウンター、相手のカウンターをつぶしてしまう、こういうプレーをカウンタリングカウンターって言うんですね」
南原 「あ、なるほど」
小野 「はい、で、あわよくばそっからもうホントに攻撃につながることもあると、そういう非常にキーになるプレーです」

というやり取り(笑)。
中西さんは嬉しそうに「初めて聞きました?」と南原さんに言ってましたが(笑)、カウンタリングカウンターって言われても・・・。
そんな繰り返しの言葉、南原さんが言うように「キングオブキングス」、あるいは「ジョンソンアンドジョンソン」ぐらいしか知らないのが普通だと思います(笑)。
・・そんな戯言は兎も角(笑)。
ゲストの小野さんいわく、相手に奪われたボールをまた奪い返してゴールにつなげるカウンタリングカウンターは、今のサッカーでは非常に重要、とのこと。
2006年のW杯が終わったあとのテクニカルレポートを見ても、勝っていったチームは間違いなくカウンタリングカウンターをやっていたそうで。
今のサッカーでは、前線のFWの選手でも守備(相手からボールを奪う)抜きではプレーは出来ない、とのことでした。
その例として、アルゼンチン代表のFWのメッシ選手のプレーをVTRで紹介してましたが、確かに、ドリブルで5人抜きしてゴールを決めたと思ったら、それだけではなく最後尾まで守備のために走ったり、相手にボールが渡ってカウンター攻撃をされそうなところに出てきてボールを奪ったり、小野さんの言うような働きをしてました。

その後は、日本もカウンタリングカウンターの練習をして成果を出してる試合もあるし(2008年のカタール戦や、2009年のオランダ戦でカウンタリングカウンターをやった場面をVTRで紹介してました)、これはもともと日本がやろうとしていたことでもある。
W杯で戦うカメルーンやデンマーク、オランダは、日本と戦うときには攻めてくるので、こういう戦術は機能するしつけ込めると思うが、まだまだ精度を高めないといけない。
・・という話などがあり、約14分のG-Talkは終了。
こちらもお勉強になる・・日本代表はW杯本番でもホントにカウンタリングカウンターを出来るのかいな?と思わないでもありませんでしたが(笑)、サッカーのことを少しわかったような気にさせてくれる特集でありました(笑)。



その後は、タイガー・ウッズ選手の特集と、東京六大学野球・春季リーグのダイジェスト。
ちなみに、六大学の解説は小宮山さんがやってました。
小宮山さんは他局のスポーツニュースに出ていて、「何で『Get』は小宮山さんをGetしなかったんだ!」とちょい憤慨していたのですが(笑)、テレ朝も指をくわえて見ていたわけではなかったようです(ただ、小宮山さんが生出演している某スポーツニュースと『Get』は放送時間がちょっとかぶるので、スタジオに出演するのは難しそうな感じですが)。

それから、『Get』本編のあとに、中山アナと栗山さんでメジャーリーグの生中継をやってました。
二人とも『Get』と同じスーツにネクタイだったので、テレ朝に居残りして朝までお仕事だったようです(笑)。
あ、でも、G-TalkにはLIVEの文字はありませんでしたので、ニュース&スポーツのあと仮眠をとったのかな?
真偽のほどはわかりませんが、朝帰りご苦労さまでありました(笑)。



『Get Sports』 3/21

2010年03月23日 | Get Sports
1ヶ月ぶりに『Get』出演の南原さん。
この日は、ニュース&スポーツ終わりに八木アナが告知をしていたので、恒例のCM前のミニミニコントを見れずに残念ではありましたが(笑)、兎にも角にも、♪お久しぶりね~であります。

『Get』本編は、土曜日にパ・リーグが開幕したということで、全編プロ野球企画。
まずは、北海道日本ハムのダルビッシュ投手の特集。
南原さんはファイターズVSホークスの開幕戦を札幌ドームまで観に行っていたようで。
「開幕戦最大の注目は去年のパ・リーグ覇者、北海道日本ハム、福岡ソフトバンクの一戦、Get Sportsからは南原と栗山が現地札幌ドームに、そのお目当ては、この男、ダルビッシュ有」というナレーションとともに、記者席から試合を観戦している南原さんと栗山さんの姿が、10秒ほど流れてました。
ちなみに、二人ともスーツ姿で、栗山さんが南原さんに何やら真面目な顔で話しかけてる様子なども映っていましたが、どんな会話をしていたのか・・「あのね、ナンチャン」と言ってたかどうかはわからず残念でした(笑)。

「誰も投げたことがない、誰も見たことのない、驚愕の魔球、その正体とは、今夜新たなダルビッシュが明らかになる」というナレーションのあと、南原さん、栗山さん、中西さんに中山アナ、そして、元・日ハムコーチの白井一幸さん、元・ロッテの黒木知宏さんの二人をゲストに迎え、スタジオからのG-Talk。
まずは、

南原 「さぁ、土曜日から」
栗山 「はい」
南原 「いよいよ、パ・リーグが開幕しまして、私も栗さんと共に」
栗山 「はい」
南原 「超満員の札幌ドームに行ってきたんですけども、今回も話題沸騰でしたね」
栗山 「すごかったですね(笑)」
南原 「えぇ」
栗山 「ダルビッシュ投手、ナンチャンいかがでした?」
南原 「いや、すごいすごいとは聞いてたんですけども」
栗山 「はい」
南原 「何がすごいって、我々がその進化についていけないのがすごいですね」
全員 (笑)
南原 「我々もお客さんも、そこにいる人たちが「え?あれは何なの?」っていう、そこがすごかったですね」
栗山 「そうですね、何か勝ち負けを超えた何かを見せてくれたというね」
南原 「はい」
栗山 「そんなすごく感じがしますよね」
南原 「はい」

(中略)

南原 「さぁ、早くもパ・リーグ、魔球魔球で、もう(笑)、栗さんがね、スクープしたんですけどね」
中山 「そうですそうです」
栗山 「いえいえ(と言いながら「とんでもございません」という感じでお辞儀をしながら首を横に振る)」
南原 「あれはお二人とも(白井さんと黒木さんは)魔球の存在っていうのはご存知でしたか?、白井さん」
白井 「私はね、実は前日、聞きました」
中山 「ほぉ~」
南原 「だ、誰に聞いたんですか?」
白井 「(隣に座っている栗山さんを指し)ニュースを見て」
南原 「あ、ニュースを見て」
全員 「(笑)」
南原 「黒木さん、あれはやっぱり魔球と呼んでもいいですか?」
黒木 「いや僕もですね、前日に」
南原 「前日に」
黒木 「えぇ、栗山さんのインタビュー見まして」
南原 「えぇ」
黒木 「初めて知りました」
南原 「そうなんです、だから」
黒木 「はい」
南原 「球場行ったら選手たちも、日ハムの選手たちも「あれ、あれ、1シームあれどうなんですか?」」
全員 (笑)
南原 「あと(ホークスの)川崎選手とかもね、「絶対打ちますよ!1シーム」」
全員 (笑)
南原 「すごい殺気立ってたんですよね」

というやり取りでG-Talkはスタート。
魔球?1シーム??スクープ??いったい何のことを話してるんだ???という感じで、このやり取りを見ていたのですが、どうやら栗さんがダルビッシュ投手にインタビューをした模様が開幕前日(金曜日)に報道スーテーション(?)で放送され、そのときにダルビッシュ投手の口から、今シーズンから投げ始めた1シームの話が出たようで。
『Get』でもそのインタビューの様子が、ダイジェストで少し流れてました。
う~む、まさか栗さんがこんなスクープをモノにしていたとは!?全然知らなかったな~。
さすが芝生文化大賞を受賞しただけのことはあります(全然関係ありませんが、地道な(取材)活動は共通ということで・笑)。
あ、それから、開幕翌日のスポーツ紙のコラムにも栗山さんが「1シーム・・云々」ということを書いていて、ん?何のこっちゃ??と思いながら読んでいたのですが、この日の『Get』を見てようやく謎が解けました(笑)。
で、ダルビッシュ投手が投げていた魔球(『Get』はこういう大袈裟な言い方が好きだな~・笑)の1シームがどんな球なのかというと・・・。
4シームといわれる球は、ボールが1回転する間にシーム(縫い目)が4回通過する一般的なストレート。
数年前から流行り始めた2シームは、ボールが1回転する間に縫い目が2回通過する。ストレートと同じだが空気抵抗が少ない分浮力が減りバッターの手元で変化する。
そして1シームは、ボールの回転すると縫い目が1本線に見える球で、2シームより変化が大きい。投げるときの角度で落ちる球と、伸びる(落ちにくい)球になる。
とのことでした。
そんな解説VTRを見て、

中西 「いや~」
南原 「哲っちゃん」
中西 「すごいですねこれ」
南原 「これ、早くも『Get Sports』徹底分析するんで」
全員 (笑)」
中西 「まだ開幕したばっかりなんですけどね(笑)」
南原 「そうです、総力挙げて」
中西 「はい」
南原 「この1シームは何ぞやっていうね」
中西 「すごいですねこれ」
南原 「ダルビッシュさんからの」
中西 「えぇ」
南原 「問いかけにどう答えるか、さぁ、栗さん」

というやり取り。
ダルビッシュさんの問いかけと、南原さんの「さぁ、栗さん」という期待に応え、栗山さんは「さっそく機械作ってしまいました」と、徹底分析に万全の構えの様子(笑)。
そんな栗山さんが用意したのは、3つのボールの左右に穴を開けそこに細い鉄の棒を通したもの。
わかりやすく言うと、バーベキューをするように3つのボールを串刺しにした・・あるいは、串に刺してある団子を横から見た感じ、とでも言いましょうか(笑)。
「機械」というほど大袈裟なものではないようにも思いましたが(笑)、それはそれとして。
栗山さんが串刺しボールを使って何をしたかったのかというと、4シーム、2シーム、1シームのボールがそれぞれどんな回転をするのかということ。
まずは、4シームと2シームのボールを実際に回してみて、栗山さんが回り方を検証&解説。
それぞれのボールの縫い目の見え方の違いを目の当たりにして、中西さんは「これわかりやすいですね」と言ってましたが、確かに、4シームと2シームの違いがよくわかりました。
で、いよいよ1シームのボールの回転を検証してみますが、

南原 「さぁ、これ総力挙げて、総力挙げて作りました」
栗山 「はい、これすごいですよ、これ見てください」
南原 「1シームはこれだ!」
(栗山さんが細い棒に刺さったボールをクルクルと回転させると縫い目が1本線に見える)
中西・中山「おぉ~」
南原 「出た~!」
栗山 「すごいっすよね(笑)、もう1回いきます」(と言ってもう一回ボールを回す)
南原 「さっきの(解説のVTRで出てきた)CGよりわかりやすい」
中西 「ホントに(1本線に)見える!」
黒木 「ホントだ」
中西 「ホントに見えますね、これ」
南原 「1シームだ!」
栗山 「ですよね、ジョニーいいっすか?」
黒木 「バッチリです」
全員 (笑)

と、スタジオからは感嘆の声(笑)。
縫い目が1本線に見えたときは、テレビの前で私も思わず「おぉ~!」と声を上げてしまいましたし、南原さんが「総力を挙げて作りました」と力説(ちょっとわざとらしかったですが・笑)していただけのことはある、『Get』と栗さん渾身の機械・・1シームがどんなボールかよくわかるボール串刺しマシーンでありました(笑)。
(文字で書くと1シームがどんなボールかイマイチわかりづらいと思うので、補足として書くと、2シームの回転から横に45度ずらすと1シームの回転になります。実際には縫い目は1つではないのですが、ボールが回ると1つの線のように見える、ということです。手元にボールがある方は、手にとって確かめてみてください・笑)。


その後は、開幕戦でダルビッシュ投手が1シームのボールをどんなふうに使っていたかなど、VTRを見ながら白井さんと黒木さんが解説。
黒木さんいわく、1シームは基本はストレートで縫い目を変えているだけなので、ヒジへの負担はない。
白井さんいわく、(対戦したホークスの)バッターは1シームに対処出来ていない。
インコースへ食い込んでくる1シームのボールは残像が残って後の打席にすごい影響を受け、「完全にこのボールは引きずりますよ」。
バッターが嫌なのは詰まることだが、1シームはいちばん詰まりやすいボール。
詰まらないようにポイントをどんどん前に出していくとフォームを崩し、次の日には本来のスイングが出来ない。
とのこと。
そんな白井さんの話を聞き、南原さんは「(1シームは)二日酔い、三日酔いの球ですよ」と上手い例え(笑)。
確かに、次の日にも影響が出てくるという1シームは、悪酔いして二日酔いする球なのかもしれませ(笑)。

その後、CMを挟んで白井さんによる1シーム攻略法の解説(南原さんは「引っ張るね~引っ張るね~」と言ってましたが(笑)、CMをまたいでG-Talkをするのは珍しいな~。さすが徹底分析・笑)。
白井さんはバットを持ち実際に振ってみながら1シームの打ち方を解説していましたが、いわく、完璧に打ちこなすのは難しい。甘い真ん中よりの失投中の失投しか打てない。
対処法があるとしたら、相手に投げさせないようにすること。
バッテリーがいちばん嫌なのは、厳しいコースのボールを芯でいい当たりされること。
なので、あらかじめポイントを前にして強い打球のファールを打つ。
狙って芯で打たれるとバッテリーも「あれ?」と思うことがある。
そうやって投げずらくさしておいて、真ん中から外よりの甘い球に狙いを定めて打っていく。
インコースに食い込んでくる1シームのボールを呼び込んで打ちフェアゾーンに飛ばそうとすると、体の開きが早くなるなどいろんな弊害が出てきて他のボールにも対処できなくなる。
とのことでした。

あと、「これ(1シームは)、一般的に、ダルビッシュ投手でしか投げられない球なんですか?」という南原さんの質問には、白井さんいわく、縫い目をどう(指に)かけるかどうかだけで難しい投げ方じゃないし、真っ直ぐと同じ要領で投げればいいので、他のピッチャーでも投げれる可能性がある。
ただ、ストレートが速くないピッチャーだと変化もゆっくりでスピードもないのでそんなに効果的なボールにならない可能性はある、とのことでした。
で、さらに白井さんは「(メジャーリーグには)これに近いボール投げてる投手多いですよ」ということもあっさりと言ってましたが・・・。
えっ!?そうなの??さんざん魔球だ何だって煽ってたのにそりゃないよ!!(笑)
白井さんの言葉を聞いて、思わずテレビの前でコケそうになりましたが(笑)、1シームはダルビッシュ投手が日本で初めて投げたということですので、誇大広告ではなく魔球ということに間違いはない・・のでしょう(杉下投手が初めてフォークボールを投げたときも魔球と言われてたみたいですし、大袈裟に喧伝したほうが面白いですから・笑)。

という感じで、ダルビッシュ投手の魔球について、約28分(3分間のCMを含む)にわたり徹底分析していたG-Talkでありました。
・・長々と書いてしまったわりには、1シームがどんなボールなのか分かりづらかったのではないかと思い申し訳ないのですが(私自身1シームが何でそんな変化をするのか、空気抵抗・・云々という話を聞いてもイマイチわからなかったのですが・笑)、すごいボールであることは間違いないと思いますし、興味津々の様子だった南原さんを見ていると、早晩「やっぱり1シームだよ」と言い出すのも間違いない・・のではないかと思います(笑)。



続いては、埼玉西武の湧井投手の特集。
そして、スタジオから20秒ほどのVTRのフリのコメントを挟んで、巨人の原監督の特集。
最後は、今週の金曜日に開幕するセ・リーグについて、またまたスタジオから南原さんや白井さんなどG-Talkと同じメンバーで、優勝チーム予想や展望などを約5分ほど。
セ・リーグは巨人が強いというのは一致した意見でしたが、白井さんは、城島選手が加入した阪神が他のチームとちょっと違うのでは、とのこと。
黒木さんは、投手力が抜群で若い投手もいる中日が台風の目になるのでは、とのこと。
栗山さんも阪神が違うチームになった感じがする、と言ってましたが、ヤクルトについても「あんまりプラスアルファないんですけども」「若いピッチャーが軸になってくれるんならば来ますよ、こっそりと」。
そして広島も、「昔の広島っぽいね、キチっとした野球に変わってきてますから」。
で、最後は「全部いいんですよ、ナンチャン」(笑)。
結局全部いいんかい!!と思わずツッこみを入れたくなってしまいましたが(笑)、南原さん以上に気遣いの人の栗山さんらしい予想でありました(笑)。
ちなみに南原さんは、

栗山 「横浜、ナンチャン、尾花さんが」
南原 「横浜、僕注目してるんですけども、オープン戦今結果出てませんけども(と言いながら泣くマネ)」
全員 (笑)

ということで、取材に行った横浜に注目をしているようです。
で、最後は、

栗山 「ナンチャンどこですか?優勝は?」
南原 「優勝は・・(モニターに映っている巨人と阪神の文字の辺りを指し)ここらへんですけども(笑)」
全員 (笑)
南原 「注目は(横浜の辺りを指差し)ここらへんですから」
栗山 「そうですよね(笑)」
南原 「えぇ(笑)、いよいよ、ね、金曜からセ・リーグ開幕いたします、こちらもですね、皆さんのほうで見ていって今年はどこか注目しましょう」

というやり取り・・栗山さんの「ナンチャン」連発で番組は終了(笑)。
野球ファンもお腹一杯になる、プロ野球一色の『Get』でありました(笑)。
ちなみに、G-Talk(他のスタジオでのトークも)にLIVEの文字はありませんでしたし、説明のテロップが画面に出たりしていましたので、スタジオのトークは録画だったようです。


あ、それから、『Get』に出演したアスリートが語った言葉をまとめた『勇気がもらえる145の言葉』という本が、3月31日に発売になるそうで。
番組の途中に、南原さんが本を持ち宣伝をしてました(今回は『狂言でござる』の宣伝はありませんでした・笑)。



『Get Sports』 2/21

2010年02月25日 | Get Sports
約1ヶ月ぶりに『Get』出演の南原さん。
前回はVTRの出演だけでしたので、ニュース&スポーツに生で出演となると・・・いつ以来だっけ?
う~む、よく憶えてないほど♪お久しぶりね~♪でありますが、クルクル回ってハイポーズのCM前のミニミニコント(笑)も久しぶりに見れましたし、栗さんとのツーショットも久しぶりに見れて何よりでありました(笑)。
それからこの日は、昼は島根で舞台、と思ったら夜は東京で生放送と、怪人20面相もビックリの神出鬼没っぷりを発揮していた南原さん(笑)。
西から東へと強行日程での移動&お仕事、ホントにお疲れ様でありました。


『Get』本編は、まずは、"横浜・尾花高夫新監督×南原清隆 打倒巨人(秘)再建の方程式とは?"と題した、南原さんPresentsの横浜ベイスターズの特集。
1週間前に(放送日の1週間前だと、現代狂言の公演の合間の2月14日ごろかな?)、沖縄の横浜キャンプへ取材に行った南原さん。
ホテルの部屋のドアをノックして「失礼しま~す」と言いながら尾花監督のもとへ。
いつものように両手でガッチリ握手をしたあと、尾花監督にいろいろな話を聞いていた南原さんでしたが、

南原 「あ、横浜けっこういい資料ありますか?」
尾花 「ありますよ、ありますよ」
南原 「あ、そうですか、やっぱり資料好きですか?」
尾花 「楽しいですよ(笑)」
南原 「アッハハハ」
尾花 「見てて楽しい」

という感じで、和やかな雰囲気のなかインタビューをしてました。
南原さんと尾花監督は以前から面識があったけ??初対面にしてはよく話が弾んでたし・・という感じでありましたが、そんな疑問はとりあえず置いといて。

尾花監督は、'95年以来投手コーチとして4つのチームを渡り歩き、4度日本一に導いた投手再建のスペシャリスト。
その尾花さんが横浜の監督に就任して掲げるスローガンは、Analyzing Baseball:分析野球。
アナライジング・ベースボール・・ということは、尾花監督はアナライザーということか(笑)。
さすがに、「サ・ナ・ダ・サ・ン」とは言わないと思いますが(笑)(でも、尾花監督はヤマトの真田さんに似てなくもないな・笑)、アナライザー尾花監督によると、「(横浜の)失点100点は減らせると思います」「投手力は良くなると思います」「それは自信あります」。
いわく、三浦大輔投手が昨シーズン11勝していながら巨人には1つも勝てなかったのは、1番から4番までは打率1割5分で抑えているのに、5番から8番の打者には3割7分も打たれているのが原因。下位打線に対しての攻略法を見つければ、「今年は勝てますよ」とのこと。
で、こういう分析を始めたきっかけについては、

南原 「これはどういうきっかけでこういうふうに分析の・・」
尾花 「いや、結局自分自身が選手のときに、へぼピッチャーだったわけじゃないですか」
南原 「そんなこと・・僕覚えてますよ~」
尾花 「(笑)、勝つように、どうしたらいいんだろうなぁとかっていって」
南原 「はい」
尾花 「で、自分で、要するに自分の投げたチャートをもらうわけじゃないですか」
南原 「はいはいはい」
尾花 「試合に投げたやつね、それをこう調べてて、けっこう色んな面白いことが出てきたりしたので」
南原 「はい」
尾花 「だから選手に伝えるのは、数字で言ってあげると」
南原 「はい」
尾花 「説得力があるんですよ」
南原 「うんうん」

とのことでした。
数字で言うと説得力がある、というのは確かにその通りだな~という感じでしたが、それよりも気になったのは、南原さんが「僕覚えてますよ~」と言っていた話について(笑)。
自らへぼピッチャーだと言っていた尾花さんに、すかさずフォローの言葉を入れるあたり、さすが気遣いの人南原さんという感じでありましたが(笑)、肝心の「覚えてますよ~」話は(たぶん)バッサリカット(笑)。
南原さんの、尾花投手思い出の名場面話を是非とも聞きたかったところではありますが、今回は聞くことが出来ず残念無念でありました(笑)。


南原さんはホテルで尾花監督に話を聞くだけではなく、ベージュのパンツに黒のハーフコートを着て、キャンプも取材していろいろな選手にインタビューもしてました。
三浦投手に練習の雰囲気を聞いたり、練習の合間のユニフォーム姿の尾花監督に、ピッチャーがピッチング練習の前にトスバッティングをしていることについて、

南原 「それは先に、こういう疲れた状態に?」
尾花 「そうそうそう、要するに力があまってると上体ばっかりで投げるじゃないですか」
南原 「はいはいはい」
尾花 「それを要するに疲れさせて力任せのピッチングにならないように」
南原 「わかりました」

という話を聞いたり。
それから、今シーズン抑えから先発に転向し次期エースとして期待される山口俊投手のピッチング練習も、南原さんはネット裏から真剣な顔で見学(尾花監督のすぐ後ろという絶好のポジションに南原さんは陣取ってました・笑)。
で、その山口投手にも今シーズンの抱負などの話を聞いていましたが、インタビューの最後には、

南原 「お父さんが関取だったので」
山口 「はい」
南原 「やっぱりその、下半身の粘り強さとかあるんですか?」
山口 「ま、一応、小っちゃい頃に相撲してたんで」
南原 「あぁ」
山口 「そのおかげで多少はあるのかなっていう」
南原 「今後の」
山口 「はい」
南原 「先発期待してます」
山口 「はい、ありがとうございます」
南原 「ありがとうございました」
(両手で握手して礼をしたあと、山口選手のお尻を触り)
南原 「お尻、大っきいっすね~」
山口 「ありがとうございます(笑)」
南原 「ハッハ、ハッハ、ハッハ」

というやり取り(笑)。
ピッチャーに「お尻が大きい」というのは最大の褒め言葉ですので、セクハラではないということを念のため申し上げておきます(笑)。


あとは、尾花監督の選手育成の方程式についての話・・素質×ヤル気(心がけ)×考え方(意識)=仕事の質。
素質が一流でヤル気も一流、考え方一流の選手は、仕事の質は超一流。
素質が二流でも、ヤル気が一流で考え方が一流の選手は超一流にはなれないけど一流にはなれる。
プロ入りして9年目の寺原投手は、尾花監督いわく、15勝以上して当たり前なのに二桁勝てばいいというような「考え方に甘えがあるんですよ」。素質は一流で速い球を投げられるのに楽してカーブばっかり投げてる、とのこと。
そんな寺原投手にも南原さんはインタビュー。
南原さんの「(尾花監督に)寺原の速球を見てくれといわれてみたんですけども」「「本格派だったんですね」という質問に、寺原投手は「変わらないといけない」「考え方をもっと変えないと」「15勝ちたいですね」と答えていて、尾花流投手再建術は早くも効果を上げている感じでした。

他にも、打者を想定した投球のシュミレーション練習をしていた小林太志投手のピッチャングを見学&インタビューしたり、野村弘樹コーチに話を聞いたり(南原さんの姿は映っていませんでしたが、「はい」という声が南原さんだった・・と思います)、精力的に取材をしていた南原さんでありました。

最後は、

尾花 「我々は野球をすることが仕事じゃないって言ったんですよ」
南原 「ほぉ」
尾花 「我々の仕事は勝つこと、試合に勝つことが仕事だと、プロフェッショナルである以上ね、我々の向こうにあるのはファンなんだっていうことですね、だから最大のファンサービスは、これも勝つこと」

という、ホテルの部屋での尾花さんの話で、南原さんPresentsの企画は終了。
約17分の特集でありました。



続いては、栗山さんが取材した、ヤクルトの青木宣親選手の特集。
栗さんも沖縄のキャンプ地へ行き、青木選手にバッティングの話を聞いていましたが、青木選手いわく、
ボールの軌道に対してバットをフラットに振る。
テニスのラケットのように面を意識してボールを捉える。
左腕(後ろの腕)を打つときに身体から離さない。
とのこと。
バットをボールの軌道に・・云々という話は、以前日ハムの稲葉選手も「ボールのラインにバットを入れてあげる、それがいちばん芯に当たりやすい、ヒットになりやすいバット軌道だと思うんですよね」と、同じようなことを話していましたが、この理論は一流打者の間で広がりつつあるそうで。
それから、後ろの腕を身体から離さない、というのは、先週の『Get』でも城島選手が話していましたし、一流打者が行き着く先は皆同じ、というのが興味深いところであります。



スタジオのG-Talkは、南原さん、栗山さん、中西さんの3人。
LIVEの文字がありませんでしたので、ここは録画だったようです。
まずは、横浜キャンプを取材した南原さんから「チームの雰囲気が変わった」「確実に強くなってます」というような話があり、その後は、青木選手が話していたボールの軌道にフラットにバット振るを、実際にやってみよ~のコーナー(笑)。
スタジオに用意されたバッターボックスに南原さんが立ち、

栗山 「じゃ実際にね、言葉遣いは別として」
南原 「はい」
栗山 「どんなふうに打ったら確率がいちばん高いのか」
中西 「うん」
栗山 「当然ボールの軌道に長くバットがいたほうが当たる確立が高いってことですよね」
中西 「そうですよね」
栗山 「で、どういうことかちょっと実際にナンチャン」
南原 「はい」
栗山 「やってみていきましょう」
南原 「いきましょう、今までダウンスイングの主(ぬし)といわれた僕が」
中西 「ハハハハ」

というやり取りとともに実践スタート(笑)。
"うどんの国の王子"は聞いたことがありますが、"ダウンスイングの主"っていうのは初耳だな~(笑)。
いつから言われてるんだ?というのが気になるところではありますが(笑)、その話はとりあえず置いといて。
まずは、栗さんがボールが付いた棒を持ち、それを南原さんが、ボールに最短距離でバットを出すダウンスイングで一振り。
ボールが付きの棒をひざまずいて持ち南原さんの前に差し出していた栗山さんの姿は、子供の相手をするじいやのように見えなくもありませんでしたが(笑)、兎にも角にも、さすがダウンスイングの主と言われていただけに、いい感じのダウンスイングでありました(笑)。
で、今度は、青木選手が話していた、ボールの軌道にバットを入れるスイングをやってみることに。
栗山さんから「ボールの後ろにバットを入れる感じ」と言われ、バットを振った南原さんは、

栗山 「すっごいもう綺麗に(ボールの)軌道が(バットが)入れる、出てますよね」
中西 「自然に何かね、フラットにこう入ってますよね」
南原 「なってますか」
中西 「綺麗、すごく綺麗に入ってますよ」
南原 「あの、今までの感じと違うんですよ、だから「打つぞ」っとなると(力を入れて)こういう感じなんですけども、入れるとなると、「はい」」
(もう一度栗山さんが持つ棒の先のボールを軽く打つ)
南原 「っとなんか」
栗山 「そうすると自然に(バットの)芯と(ボールの)芯がぶつかってるじゃないですか今」
南原 「はい」

と、感心しきりの様子。
去年の5月に放送した稲葉選手の縦振り理論の特集・・青木選手と同じように「ボールのラインにバットを入れてあげる」という稲葉選手の話をスタジオで実践をしていたときも、南原さんは、同じように感心して同じような話をしていたような気がしますが・・・。
このへんは、初めて見る視聴者にもわかりやすく、ということで、さも初めて聞きましたというふうにやっていたのでしょう。
さらに続けて、今度はティーバッティングで実践をする南原さんでしたが、

栗山 「じゃあ、今の形でナンチャン、実際に今度ボールを打ってもらおうと思うんですけど」(と言いながらティーバッティングの道具を南原さんの前に置く)
中西 「あぁいいんじゃないですか」
南原 「やってみるか」
栗山 「軽くでいいので」
南原 「はい」
栗山 「ボールの後ろに入れるイメージで、打ってもらって・・」
南原 「打つ感じじゃなくて、ボールを後ろに入れる」
栗山 「入れる」
(ティーの上に置かれたボールを軽く打つ南原さん)
中西 「おぉ~!綺麗じゃないですか、今」
栗山 「これね、そう、ティー、実はナン・・哲っちゃんね、打つの難しいんですよ」
中西 「これ、綺麗ですよ今の(笑)」
栗山 「芯、今一発でいったじゃないですか」

中西さんからは感嘆の声が上がり、栗山さんも中西さんのことを「ナンチャン」と言い間違いそうになるほどのナイスなバッティング(笑)。
ただ、南原さんが打った瞬間にカメラが切り替わり、ボールがどんなふうに飛んだのかは画面では確認できず。
南原さんがどんなナイスな球を打ったのかはわかりませんが、二人がこれだけ褒めていたくらいですから、いいバッティングだったのは間違いない・・のでしょう(笑)。
その後、ボールの軌道にバットを入れるフォームで、何球かティーバッティングをしてした南原さん。
ナイスバッティングをして、中西さんから「あぁ!素晴らしいじゃないですか」とまたまた感嘆の声が上がったり。
いまいちジャストミートしなかったときでも、栗山さんからは「大丈夫でしょ、大丈夫でしょ」とフォローのお言葉(笑)。
その言葉を聞いて、南原さんは「大丈夫大丈夫、行けます行けます」とすっかり前向きな子になっていましたが(笑)、

(ティーの上にボールを置こうとして落としてしまう栗山さん)
栗山 「あぁ、ごめんなさい」
南原 「これね・・」
(中腰のまま落としたボールを拾おうするが拾えずに、よろけて床に手をつく栗山さん)
南原 「大丈夫ですか?」
栗山 「すいません(と言ってティーの上にボールを置く)」
南原 「いろんな意味で」
栗・中「(笑)」

というやり取りも(笑)。
栗山さんは、南原さんのためにティーの上に早くボールを置こうと焦っていただけで、別に足腰が弱っていたわけではないので大丈夫・・だと思います(笑)。
最後は、

栗山 「今年は、ナンチャン」
南原 「はい」
栗山 「常識を、何か覆すものをどんどんね」
南原 「今までのセオリーをね」
栗山 「はい」
中西 「セオリーを覆す」
栗山 「ぜひ」
南原 「これが、栗さんいきますよ、これまたこれで」(と言いながら、手を拳銃の形にしてカメラに向けて撃つポーズ)
栗・中「ハハハハ」

というやり取りで(笑)、約7分間のG-Talkは終了。
南原さんがやっていたポーズは、もしかしてフィギュアのキ○・ヨ○選手のマネなのかな?(笑)
う~む、イマイチわかりづらい南原さんの一発ギャグ(モノマネ?・笑)でありました(笑)。
それから、今回スタジオでやっていたバッティング実践は、去年の稲葉選手の特集のときにも同じようなことをやっていましたので、目新しい理論ということはありませんでしが、バットを最短距離に出して一点で捉えるダウンスイングではなく、ボールの軌道にバットを入れるスイングのほうがバットとボールが当たる確立が高くなる、というのは改めて聞いても納得の理屈です。
青木選手や稲葉選手が実践しているこのスイング・・ボールの軌道にバットを入れるスイングが、これからのバッティングの常識になるのかもしれません。
で、それをいち早く紹介しているこの番組は、さすが、目の付けどころが『Get』であります(笑)。



続いては、サッカー日本代表の特集。
東アジア選手権で3位になるなど、ここ最近良いとこなしの日本代表について、"日本は何をすべきなのか!?スタジオで緊急提言!"ということで、またまたスタジオからのG-Talk。
ただ、南原さんと栗山さんはスタジオではなく控え室。
で、

南原 「今夜はですね、中西さんがスペシャルゲストを迎えて」
栗山 「はい」
南原 「日本代表の窮地を救う具体策!具体策ですよ大事なのは」
栗山 「聞きたいですね」
南原 「はい」
栗山 「ただナンチャン」
南原 「はい」
栗山 「何で僕らここ居るんですか?」
南原 「まぁ私たちもですね、いちファンとして」
栗山 「あ、なるほど」
南原 「ちょっと距離置いて冷静に見てみようということで」
栗山 「(大きくうなずきながら)はい」
南原 「はい、さぁじゃあ、スタジオの哲さん、お願いいたします」
栗山 「お願いします」

というやり取りとともに、G-Talkがスタート。
中西さんとゲストの名波さんが日本代表について討論をしている様子を、画面の左上のワイプの中から(控え室のモニターで)見ている南原さんと栗山さん。
スタジオの討論を聞きながら、南原さんが栗山さんに何やら話しかけたり、真剣な顔で話を聞いていたりリアクションを取ったり、声は聞こえてきませんでしたが、確かに南原さんと栗山さんはいちファンになって・・いや、いち視聴者になって話を聞いてました(笑)。
スタジオでの討論の内容・・東アジア選手権の敗戦は心配ない?岡田JAPANの方向性は間違っていない?などの話しについては、全面的に割愛しますが、途中、控え室にいる南原さんから、「日本人はあぁいうふうにパスまわしとかでね、すごい型に入れるのが、型が好きじゃないですか、だからやっぱり意外性のポンってあったりとかするのはダメなんですか?パスとかで、向こうが「あぁ」っていう、型に入れると向こうは「あ、次は大体こうなる、こうなる」と読めてくるんじゃないのかなと思うんですけども、どうなんですかね?」という質問もはさんだりして、討論はつつがなく進行。
ただ、最後に、

南原 「あとやっぱり、(試合の)中盤からこう入ってくるようなキラーな選手、展開を変えるような選手は誰かいますかね?」
名波 「う~ん、そのムチャぶりはどうですか?」
南・栗 「ハハハハ」

というやり取りも(笑)。
南原さんの「型に入れるパス・・云々」という質問は打ち合わせどおりだった(?)ようですが、この質問は打ち合わせなしの不意打ちだったようで(そんなにムチャぶりでもないと思うけどな~・笑)。
ちょっと困っていた感じの名波さんでしたが、中西さんがすかさず「僕は石川直宏と森本選手に期待しているんで」とフォローして、事なきを得ていました(笑)。


という感じで、今回の『Get』は最初から最後まで出ずっぱりだった南原さん。
あ、それから番組の最後には、南原さんは『狂言でござる』の宣伝もしました(ホントに最後の最後まで出ずっぱりだな~・笑)。
鼓の音のBGMをバックに、スーツに革靴ですり足をして、カメラの前にスススっと歩いてくる南原さん(笑)。
で、本を持ち、「えぇ、『狂言でござる』という本を私が作りました、今発売中でございます。もしもよかったらですね、サイン入りで抽選で5名様にプレゼントしますので、どんどんどんどんこちらまでご応募ください。この中にはですね、真っ直ぐな立ち方とかですね、オーラの出し方というのも書いてあります。よかったら見てやってください。(狂言ふうの喋りで)それでは(と言ってまたすり足でカメラから遠ざかり、少し離れたところで立ち止まって振り返る)」と、噛むこともなくしっかりと宣伝をしてました(笑)。
ちなみに、プレゼントの応募は2月23日の消印有効とのことでしたので、残念ながら今からでは間に合いませんので、悪しからずご了承ください。


・・・久しぶりに南原さん大活躍の巻だったので(笑)、長々と書いてしまいました。
最後までご静聴ありがとうございました&ご苦労さまでありました(笑)。



『Get Sports』 1/24

2010年01月26日 | Get Sports
ニュース&スポーツへの出演はなかった南原さんですが、『Get』本編にはVTRで出てました。
約1ヵ月半のご無沙汰、♪お久しぶり~ね~♪であります(笑)。

まずは、この時期恒例のビッグスポーツ賞の授賞式。
それぞれの賞のトロフィーを授与してる場面がダイジェストで流れたり、スポーツ紙などでも話題になっていたゴルフの石川遼選手と埼玉西武の菊地雄星選手が対面する場面などが流れたあと、Get Sports賞を受賞した小宮山さんに南原さんがトロフィーを手渡してる場面も約13秒ほど流れてました。
はにかむように笑って壇上に上がっていた小宮山さんに(王子と呼ぶにはちょっと歳を取ってる感じですが・笑)、南原さんが「おめでとうございます」と言いながらトロフィーを授与。
その後、南原さんが何か言って小宮山さんが笑ってる場面なども映像では流れていましたが、ナレーションにかぶさってどんなやり取りがあったのかは聞こえず、ちょい残念でした。
それから、受け取ったトロフィーを何か珍しいものでも見るように小宮山さんがまじまじと見ていたのが面白く、ちょっと笑ってしまいました(笑)。

続いては、こちらも恒例になっている授賞式会場からのG-Talk。
ゲストは、体操世界選手権・個人総合で日本人史上最年少で金メダルを獲った内村航平選手、レスリング世界選手権8連覇の吉田沙保里選手、世界水泳100メートル背泳ぎ金メダルの古賀淳也選手の、世界選手権金メダルトリオ。
そして、南原さん、栗山さん、中西さんという、いつものGetMC陣も壇上に勢ぞろい。
ちなみに、栗山さんと中西さんは普通のタキシード姿でしたが、南原さんの衣装は、黒っぽいスーツ(襟は濃紺)とベスト、シャツも襟と同じような色の濃紺で、蝶ネクタイではなくグレーにドット柄(?)の普通のネクタイっぽいタイをしてました。
う~む、お馴染みのスカーフふうのタイをしたタキシードは去年で卒業で、2010年は新境地を開拓しようとした・・のかどうかはわかりませんが(たんにスタイリストさんの好みかも・笑)、濃紺のシャツを着ていた南原さんは、白シャツのタキシーズに挟まれいい感じで目立ってました(笑)。

G-Talkは、ステージの後ろに用意された大きなモニターに映し出された9つの言葉・・"懺悔""会いたい""メダル"等々の中から選んだ言葉を元にトークをしてしまたが、最初は、

南原 「さぁ、この(モニターに出ている言葉の)中に我々が」
中西 「聞きたいことを」
南原 「えぇ、質問しますので」
中西 「はい」
南原 「皆さん方どうでしょう、まずは」
中西 「はい」
栗山 「ナンチャン」
中西 「南原さんからどうぞ」
栗山 「何か」
南原 「(モニターを見て)じゃあ、"譲れねぇ!"ってやつを」
栗山 「譲れねぇ(笑)」
南原 「やっぱりアスリートは、譲れないものを持ってると思いますので」
栗山 「はい」
南原 「ここは譲れないというこだわりを教えてください、じゃあ、まずはじゃあ、内村選手」
栗山 「はい」
南原 「ま、内村と南原が揃うと・・」
(会場から笑い、壇上の内村選手も笑)
中西 「ハッハハハ」
栗山 「そっちですか(笑)」
南原 「(真面目な顔で)えぇ」
(画面右下に内村さんの写真と内村光良というテロップ、"内村"のとこだけ赤字)
栗山 「そっちじゃないと思う(笑)」
南原 「よく、よく言われませんでしたか?大丈夫でしたか?」
内村 「言われました(笑)」
南原 「言われました」
(会場・笑)
内村 「はい」
栗山 「ちょっと嬉しいですか?内村さん」
内村 「会えて嬉しいです、はい(笑)」
(会場・笑)
南原 「ニックネームは何だったんですか?」
内村 「小学校のときですけど」
南原 「はい」
内村 「ウッチャンと呼ばれてました」
南原 「呼ばれてました」
栗山 「あぁやっぱり言われてますか」
南原 「ご迷惑をおかけいたしました(と言って一礼する)」
内村 「いえいえ」
南原 「えぇ、僕も(笑)、テレビから「内村選手、内村選手」って言ったら人ごとじゃない気がして」
中・栗「ハハハハハハ」
南原 「ドキドキしたんですけども」

というやり取り(笑)。
内村さんに成り代わり、「ご迷惑をおかけしました」というご挨拶をしていた南原さん(笑)。
内村選手がホントに迷惑だった・・かどうかは兎も角として(笑)、テレビを見ていても人ごとじゃない気がしていたもう一人のウッチャンと対面が出来、ご挨拶もちゃんと出来て何よりでありました(笑)。
そんな、ドキドキして南原さんが見ていた内村選手(笑)の譲れないものは、「演技の美しさ」だそうで。
「日本人の選手は美しい演技で世界からも定評がある」とのことでしたが、壇上では、

南原 「じゃあここでね、えぇ、実演をしてもらいたいと思います」
栗山 「あ、実演ですか?」
南原 「実演、はい。じゃあウッチャン前のほうに」
中西 「ハハハハ」
栗山 「お願いします」
南原 「お願いします」
(椅子から立ち上がり舞台中央へ出てくる内村選手、南原さんが内村選手に近づき)
南原 「あ、やっぱり内村、この内村選手も」
栗山 「二人で」
中西 「二人でじゃあ」
栗山 「二人でこう(南原さんを内村選手のほうに促す)」
南原 「色白です」
栗・中「ハハハハハ」
(会場・笑)

というやり取りも(笑)。
内村姓の人は皆色白なのかな?という疑問も湧いてきますが、あと、栗山さんもわざわざツーショットになるようにしなくでも別にいいんでないの?とも思いましたが(笑)、それはそれとして。
靴を脱いで足先を見せ実演(というか説明)していた内村選手いわく、演技をしているときは常につま先を伸ばしている、とのこと。
足が地面から離れたらつま先を伸ばせと昔から言われてきたので、跳馬などの助走で走ってるときでもつま先は伸びてると思う、とのことでした。
そんな内村選手の話を聞き、南原さんは、

南原 「じゃあお風呂に入るときもやっぱりこうちょっと伸ばしながら」
(会場・笑)
内村 「いや、それはないです(笑)」
南原 「それはないですね」

ってなことを言ってましたが、内村選手はアッサリと否定(笑)。
お風呂に入るときもつま先を伸ばし、お湯加減を足先でツンツンしながらみていたら、こまわり君みたいになってしまいますので、「それはないです」と内村選手が言うのも当然といえば当然です(笑)。
ちなみに、吉田選手の譲れないものはタックル。古賀選手はスタートのリアクションタイム、とのことでした。


南原さんに続いて、栗山さんが選んだ言葉は"原動力"。
"世界選手権金メダルその原動力は何ですか?"という質問に、古賀選手は、北京五輪出られなくて落ち込んだが選手や親、コーチに励まされて結果が出たので、周りに対する感謝の気持ちが原動力になっている、という答え。
さらに栗山さんが古賀選手に、「腕の長さとか長く見えるんですけど」という質問をすると、

古賀 「僕は、え~と、他の選手より少し腕が長いっていうふうに言われてます」
南原 「ホントですか?ちょ、ちょっと・・」
栗山 「はい」
(椅子から立ち上がり腕を伸ばす古賀選手)
南原 「僕もけっこう長いほうですよ(と言って古賀選手に近づく)」
栗山 「ナンチャンちょっと比べてもらって」
南原 「わかりました」
(正面を向いて両腕を水平に伸ばす古賀選手、南原さんは古賀選手のほうを向いて体をピタっとくっつけ同じように両腕を伸ばす)
中西 「ちょちょちょ(笑)」
栗山 「ハハハハハハハ」
(会場・笑)
中西 「ダンスじゃない(笑)」
栗山 「ダンスじゃない(笑)」
(笑っている古賀選手)
南原 「長っ!」
栗山 「長いですね」
南原 「ホントだ」
栗山 「ホントだ、すごい長い」
(体の向きを変えて正面を向き両腕を水平に伸ばす南原さん、古賀選手も南原さんのすぐ後ろで同じように両腕を伸ばす)
栗山 「はぁ~~」
南原 「(手のひら一つ分くらい長い古賀選手の腕を、首を左右に振りながら見て)あら!?」
古賀 「タイタニックみたいですね、これ」
中西 「あ、けっこう・・」
南原 「タイタニックみたいってギャグ飛ばしました」
(会場・笑)

ってな感じで、今度は腕の長さの比べっこの実演(笑)。
南原さんは古賀選手と向き合って手の長さを比べるという小ボケをやってみたり(笑)、古賀選手が言っていた「タイタニックみたいですね」というギャグの反応がイマイチだとわかると、すかさず「ギャグ飛ばしました」とフォローして会場を沸かせたり、MCとして大忙しという感じでありました(笑)。
それから、原動力についての質問では、

吉田 「そうですね、私もやっぱり回りの方の支えとか、一緒に練習してる後輩たちに負けないっていう」
栗山 「あぁ~」
吉田 「今でも負けたくない」
栗山 「勝ち続けるの大変ですよねぇ」
南原 「吉田選手(オリンピック)3連覇・・もう2連覇ね、したらもういいんじゃないかと思うんですけども」
吉田 「(笑)いや、3連覇を」
南原 「3連覇を目指すその原動力何なんですかね」
中西 「何ですか」
南原 「ちょっと、ウッチャン聞いてみたいよね」
内村 「はい」
吉田 「ウッチャン(笑)」
(会場・笑)
内村 「(笑)」
南原 「何なんですかね」
吉田 「やっぱりあの~、誰もが成し得てない」
南原 「はい」
吉田 「目標っていうか、そういう達成をしたいですね」
南原 「はい」
吉田 「3連覇っていうのは日本の女子選手はまだいないので、3連覇した選手は」
栗山 「あぁ~」
南原 「やったことがないことに対するモチベーションが」
吉田 「はい、上がりますね」
南原 「ま、その資格があるわけですからね」
栗山 「そうですねぇ、なるほど」
南原 「はい」
栗山 「ウッチャンは?」
南原 「えぇ、もうすっかり」
(会場・笑)
内村 「あの、僕もやっぱり大学の仲間とか家族の応援ですね」
栗山 「あぁ~」
南原 「応援が」
内村 「はい」

と、栗山さんまでも、内村選手のことを普通に「ウッチャン」と呼んでました(笑)。
ただ、栗山さんの「ウッチャン」の言い方が、南原さんのように(普通に皆が呼ぶように)ウッチャンの"ウ"にアクセントを置くのではなく、平板に「ウッチャン」と言っており、ちょっと呼び慣れてない感じもしましたが(笑)。
あ、でも、ウッチャンナンチャンと言うときは、「ウッチャン」は平板に言いますので、栗山さんの呼び方はあながちおかしくはない・・のかもしれません(笑)。


あとは、体操の世界選手権で金メダルを獲ったことについて、南原さんからの、周りからも当たり前だよなとか言われて大変だったのでは?という質問に、「やってるこっちはすごいしんどいのになぁ」と内村選手の本音が垣間見れる答えがあったりしつつ。
最後は、ロンドン五輪へ向けた決意を、「まずは内村選手」と南原さんに言われ(ここは真面目に話を聞くモードでしたのでウッチャンとは呼んでませんでした・笑)、内村選手から順番に話してました。
内村選手は、とりあえず代表に入ることを目標にこの2年間みっちり練習していこうかなと思っています。
吉田選手は、(オリンピックのときは)30歳になるので怪我や体調に気をつけて3連覇を達成したいと思います。
古賀選手は、まだオリンピックに出場したことがないので、まず代表に入らないといけない。一歩ずつ進んでしっかり代表に入って本戦でしっかり結果が出るように頑張っていきたいと思います。
とのことでした。
そして、

南原 「ねぇ、皆さんロンドンオリンピックへ向けてますけども」
栗山 「はい」
南原 「一歩一歩進むことがね」
中西 「うん」
南原 「大事だと、またGet Sportsでも、その日々の歩みをレポートしてみたいと思いますので、よろしくお願いします。本日は真にありがとうございました」

というやり取りで、授賞式会場の壇上で行われたG-Talkは、約10分で終了。
南原さんは普段、内村さんのことを「ウッチャン」と呼ぶことなんてあまりないのに(笑)、この日はやたらと「ウッチャン」という言葉が連呼されていた、今年最初の『Get』でありました(笑)。



あとは、ダーツの岡田まゆみ選手の特集。
スピードスケートのワールドカップ、ソルトレークシティー大会の中継録画。
でした。



『Get Sports』 12/6

2009年12月07日 | Get Sports
ニュース&スポーツへの出演はなかった南原さんですが、『Get』本編には1ヶ月ぶりに生で出演してました。
う~む、生で出るなら、何でニュース&スポーツには出てなかったんだ?(ちなみに栗山さんも『Get』本編には出てました。あと、ニュース&スポーツに出ていた中山アナは『Get』本編には出演せず)。
何故いつもの構成と違っていたのか、この日だけだったのか等々、気になるところではありますが、とりあえずこの話は置いといて。


まずは、"FIFAワールドカップ対戦国決定!!サッカー日本代表徹底討論スペシャル"と題した、スタジオからのG-Talk。
南原さん、栗山さん、中西さん、ゲストにはセルジオ越後さん、松木安太郎さん、堀池巧さんといういつものメンバーに、岩本輝雄さん、ナ波浩さんの二人が新たに加わり、楕円のテーブルを囲んで、

南原 「さぁ、来年6月から、FIFAワールドカップ南アフリカ大会のグループステージの組み合わせが決定しました」
中西 「はい」
南原 「ねぇ、注目の岡田ジャパンはですね、カメルーン、オランダ、デンマークと対戦することになりました」
栗山 「はい」
中西 「はい」
南原 「栗さん、これ(組み合わせ)聞いてどうでした?」
栗山 「まぁあの、素人ですが」
南原 「はい」
栗山 「ものすごくショックを受けました」
南原 「なるほど」
栗山 「強すぎますよね、回りが。ナンチャンもそう思われなかったですか?」
南原 「(真面目な顔で)僕は、日本にとってはほぼ死の組に入ったなと思いましたけども」
中西 「(笑)」
栗山 「(笑)ですよね(笑)」
南原 「アハハハハ。さぁ、今夜はですね、ベスト4というね(目標を)掲げてます」
栗山 「はい」
中西 「はい」
南原 「それにはまぁ、これを突破するのが、予選を突破するのが」
栗山 「そうですよね」
南原 「目標になるんですけども、ま、世間ではいろいろとね、いろんな風評いってますけども、我がGet Sportsではですね」
栗山 「はい」
南原 「(大きな声で)等身大で語ってもらえる方に」
中西 「(笑)」
南原 「お集まりいただきました」
栗山 「そうですね、本音で(笑)」
南原 「はい」
栗山 「はい」
南原 「えぇ~~よろしくお願いします」
全員 「お願いします」
(中略)
中西 「Get Sportsは相も変わらず」
南原 「はい」
中西 「こんな時間に生放送で」
南原 「生放送で」
中西 「ガチ討論をやって(笑)」
南原 「録り直し無しでございます」
(スタジオ・笑)
南原 「自分の発言に責任を持ってください、はい」

というやり取りとともに、G-Talkはスタート。
皆でグループリーグの勝敗予想や、日本がグループリーグで対戦するカメルーン、オランダ、デンマークの分析、日本の戦い方は?どんな準備が必要なのか、切り札となる選手は?等々の話を約30分していましたが・・・。
中山アナがいなかったせいか、代わりに中西さんがよく喋ってゲストに話をふったりして、普通のサッカー番組みたいになっていたので、討論の内容は全面的に割愛します。
中西さんもサッカー企画で張り切るのはわかりますが、もうちょっと南原さんも交えて話をしなきゃ、ただのサッカーマニア向けの討論番組になってたぞ、『Get』はサッカー好きな人だけが見てる番組じゃないんだから・・・と、一応、苦言を呈しておきます(笑)。
ちなみに、セルジオさんのグループリーグの日本の勝敗予想は3戦全敗で(いわく、これくらい強いグループに入った、相手と日本を比べたらこれくらい差がある、この3戦全敗という予想を変えることが日本が言っている「世界を驚かす」ことになる)、予想通りの辛口勝敗予想でした(笑)。


あとは、
ゴルフの石川遼選手の特集。
大学野球の選手の特集。
でした。



『Get Sports』 11/1

2009年11月03日 | Get Sports
3週間ぶりに『Get』出演の南原さん。
しばらく見ない間に髪の毛も伸び、ついでに揉み上げも長くなって、リアル南々見?という感じになっていましたが(笑)、それは兎も角として。

最初は、"南原&栗山 現地取材 日ハムVS巨人 日本シリーズ徹底検証"と題した日本シリーズの特集。
特集のタイトル通り、南原さんは日本シリーズ第1戦を札幌まで観に行っていたようで。
番組は「我々はこの頂上決戦のいくつかのプレーに注目、そこには今回の日本シリーズの行方を左右するあるポイントが隠されていた。Get Sportsでは、南原、栗山が札幌ドームへ。さらに日本ハムを知り尽くした男、白井一幸をゲストに迎え、第1戦、第2戦の戦いを完全分析。原巨人、去年の雪辱を晴らし7年ぶりの日本一に輝くのか。それとも日本ハムが王者の称号を奪還するのか。今宵、日本一の行方を徹底検証」というナレーションととも始まりましたが、その合間にバックネット裏の記者席で真剣な顔で試合を観てる南原さんが2秒くらい映ってました(このあとのG-TAlkの合間にも「あ~~!」と言いながら試合を観戦している南原さんの映像が8秒ほど流れ、テレビに映っていた南原さんの札幌ドーム観戦記は計10秒ほどでした・笑)。
ちなみに、記者席の南原さんは紺のスーツ、白地に水色のストライプのシャツに青いチェックのネクタイ姿。
それから、このときの南原さんは髪の毛を耳の辺りにかけていたせいか、長い揉み上げは細めでひょろひょろっとしてました(笑)。

まずは、スタジオのG-Talk。
南原さん、栗山さん、中西さんに中山アナといういつものメンバーに白井一幸さんをゲストに迎えて、

南原 「さぁ、1勝1敗になりました日本シリーズですけども」
栗山 「はい」
中山 「はい」
南原 「スタジオにはですね、日本ハムファイターズの前ヘッドコーチ、白井一幸さんにお越しいただいています。よろしくお願いします」
全員 「よろしくお願いします」
白井 「よろしくお願いします」
全員が一礼
南原 「いや~、栗さん」
栗山 「はい」
南原 「今年の日本シリーズ面白いっすね~」
栗山 「もう語りたいシーンがいっぱいあるわけなんですけれども(笑)」
南原 「ねぇ~、僕は今日、いや、昨日生で観させてもらったんですけども」
栗山 「はい、ご覧になって」
南原 「振り返ってね、考えてみたら、日ハムの選手のことがどんどんどんどん頭に浮かぶんですよ」
(バックネット裏で「あ~~!」と言いながら試合を観戦してる南原さんのVTRが流れる)
栗山 「あぁ~~」
南原 「何であんなふうに出来るんだ?とか、あんな若さで何であんなベテランみたいな動き出来るんだ?とか、中にはメジャーリーガーみたいな雰囲気もった人もいたりとか」
栗山 「はい」
南原 「このへんの秘密をね、(白井さんは)知り尽くしてますから」
栗山 「ジックリと聞きたいですよね」
南原 「ジックリ聞きたいですけども、はい」

というやり取りとともにスタート。
画面には"LIVE"の文字が出ていましたので、この日のG-Talkは久しぶりに生放送だったようです。


白井さんによると、今回の日本シリーズのポイントは"相手が嫌がる野球"。
巨人も日ハムも相手が嫌がる野球をやっているが、「ファイターズがファイターズらしく嫌がる野球を実践出来てるように思いますね」とのこと。
ちなみに、相手が嫌がる野球とは、相撲に置き換えると大型の力士に対して小兵の力士は何をやられたらいちばん嫌がるだろうと考え、がっぷり四つに組むのではなく動き回って相撲を取るように、相手の嫌がることをやりながら勝機を見出していく。巨人は大型力士で日ハムは小型力士、日ハムは機動力を使ったり守備をしたりして戦っている、とのことでした。

そんな話のあとは第1戦のハイライトをVTRで振り返り、ポイントになる場面の話をあれこれと。
5回裏に田中賢介選手が追い込まれたあと9球粘ってカウント2-3からヒットを打った場面について、白井さんいわく「2ストライクになれば本人は徹底して粘ろうという意識がある」。
2ストライクのあと粘ろうという意識は田中選手だけではなく、1,2戦でカウント2-3になった回数は、巨人は計4回、日ハムは計13回だった、というデータを中山アナが説明をしていましたが、う~む、そんなデータを見つけてくるあたりはさすが『Get』、目の付け所がSHA○P、いや、Getです(笑)。
で、白井さんによると、「この2-3は偶然に出来てるんじゃなくて、選手たちが意識をしてこのカウントを作っていくということなんですよ」とのことでした。
さらにその説明として、

白井 「例えばね さっきの2-1からの田中賢介選手ね」
南原 「はい、はい」
白井 「これピッチャーは2-1から甘い球打たれるわけにはいかないわけですね」
中西 「うん」
白井 「で、ピッチャー有利ですからきわどいとこ投げるわけですよ」
南原 「はい」
白井 「で、投げたピッチャーは「よし!」と思ったのをポンとファウルされるわけですよね」
中西 「うん」
南原 「はい」
白井 「で、「よし!」と思ったのをきわどいの(球)を見送られるわけですよね」
南原 「うん」
白井 「で、気が付いてみたら2-3ですよ」
南原 「うん」
白井 「で、2-3になってるともうフォアボールは出せないわけですよね」
南原 「はい」
白井 「特に田中賢介選手足が速いですから」
南原 「はい」
白井 「ということはフォアボールは出せない、さっきまで厳しいボールを投げれてたのに今度はもうストライクを投げざるを得ないと」
南原 「いつのまにか逆に追いこまれてる」
白井 「そうなんですよ、で、甘いボールが来てそれをヒットを打つというね」
南原 「イヤらしい!」
全員 (笑)
南原 「やったと思ったら急に、こっちに不利になっちゃって、やらいしな~」

という話も。
う~む、確かに、こんなふうに粘る日ハムは、南原さんの言うようにイヤらしい打線です。


それから、9回裏にクルーン投手から田中賢介選手がセーフティーバントを決めた場面については、

白井 「これね、クルーン投手がマウンドに立った瞬間に田中賢介選手はね」
南原 「うん、何を思ったんですか?」
白井 「向こう(クルーン投手)はフォアボールやっぱり出したくないわけですよ」
南原 「はい、はい」
白井 「ていうことは、こっち(田中選手)はフォアボールを取りたいわけですよ」
南原 「うん」
白井 「じゃあ、初球まず見ていこうということですよ。だからど真ん中見送るわけですよ」
南原 「ど真ん中、はい」
白井 「向こう(クルーン投手)は、「あ、見てくるのかな?もう一球ストライク投げようかな」と思うところに、自分がバント苦手ですよ、守備が」
南原 「はい」
白井 「そこにバントの構えをされるわけですから投げる瞬間に「あっ」っと思ってボールになってるわけですよ」
南原 「(笑)」
白井 「で、1-1のカウントです」
中西 「リリースする前に(バントの)こういう動作されただけで「あっ」と思って」
白井 「えぇ、もうイヤな(気持ち)っていうのがもうありますからね」
中西 「あぁ~、はい」
南原 「だから辛口の野村さんも言ってましたもんね、(野村監督のマネで)「あれは良いプレーだよ」」
全員 (笑)
南原 「言ってましたよね」
中西 「言ってました言ってました(笑)」

というやり取り(笑)。
白井さんによる心理分析に感心しつつも、あまり似てない南原さんの野村監督のモノマネに思わず笑ってしまいました(笑)。


あと、7回表の巨人の偽装スクイズについては、白井さんいわく、「これは見事なタイミングでしたね」「守ってる選手はこの作戦を事前に考えてない限り対応できないですよ」「(巨人は)相当練習してますよ」「けっこう難しいプレー」とのことでした。
ちなみに、テレビの解説をしていた野村監督はこのプレーについて、「(こんなプレーに)引っかかるほうも引っかかるほう、若いバッテリーだから仕方ないか・・」と、こちらではかなり辛口なことを言っていて、実況の中山アナと解説の栗山さんを困らせてました(笑)。


続いては、第2戦をハイライトで振り返ってあれこれと話をしていましたが、3回裏に稲葉選手のホームランから5連打で日ハムが4点を取った場面では、VTRを見ながら、

南原 「これ、これが日ハムですよね」
栗山 「そうですよね」
南原 「これ、ど・・何でこう(打線が)繋がっていくんですかね?」
白井 「えぇこれね、皆さんよく「繋がる繋がる」って言うんですよね」
南原 「はい、はい」
白井 「これ技術だけじゃないんですよ」
中西 「ほぉ~」
白井 「さっき田中健介選手がね、粘って粘ってっていうとき・・」
中山 「その話、後で!後でお願いします」
白井 「あ、そうですか」

というやり取り。
南原さんは興奮し過ぎたのか、ちょっと先走って質問をしてしまったようで(笑)。
そんな興奮気味の南原さんとは対照的に冷静に進行を考えている中山アナに制止され(笑)、VTRを見終わったあとは、まずはバントについての話。
2回の表裏にそれぞれバントを試みて、巨人の亀井選手はバント失敗、日ハムの鶴岡選手は初球を成功させたことについて、白井さんは「成功と失敗だけでなく一球目に決めるところがファイターズのすごさ」。
白井さんによると、バントの成功率は7割5分まで行けばオッケー。
中山アナが説明していたデータでは、シーズン中のバント成功率は、巨人は6割9分6厘で、日ハムは8割9分4厘。
そんな高いバント成功率を誇る日ハムの中でも、森本選手は43回バントを企画してすべて成功。
白井さんいわく、ネクストのバッターも一回でバント決めてくれると流れよく打席に立てる、(バントを失敗して)カウントが動いてくると監督もエンドランや盗塁をしてみたくなって最初と違う作戦を立てて上手くいかないこともある、とのことでした。


そんなバント話のあとは、先ほど南原さんが先走って質問してしまった、打線の繋がりについての話に。
3回裏に稲葉選手がファールで粘って9球目をホームラン、続く高橋選手が初球をセンターオーバーのツーベースを打ったことについて、

南原 「初球って」
中山 「はい」
栗山 「そうですね」
南原 「これは何かやっぱ意味があるんですか?」
白井 「そうです、あるんですよ。前のバッターが粘って次、初球打つっていうのね」
南原 「はい」
白井 「これがね、繋がるということなんですよ。さっき途中になりましたけどね」
南原 「はい」
白井 「このファイターズの選手は何をやってるかっていうとね、技術だけで繋がってるんじゃないんですよ、意識を共有出来てるんですよ」
南原 「意識・・はい」
白井 「例えば稲葉選手2ストライク追い込まれました、ね、彼もう必死で粘って、これ何とか出塁すればですね、チャンスが繋がるであろうと思って必死で粘った中で最後上手く振ってホームランですよ」
南原 「はい」
白井 「じゃあ高橋選手は、稲葉選手があれだけ粘ってくれてる、(ホームラン打たれて)ピッチャーのダメージ大きい、「よーし俺には初球甘いの来るんだろうな」っていうことで、もう自分は初球を待ってるわけですよ」
南原 「ほぉ~」
白井 「で、例えばね、あれで初球高橋選手が初球ファールを打ったりすると、また追い込まれると、「ここは何とか次のバッターに繋いであげよう」と、粘りだすわけですよ、2ストライク(に追い込まれると)」
南原 「(笑)」
白井 「で、ファールファールで打つと、次の自分の打席にもプラスにもなるんですよ、で、ファールファールでいくと次のバッターにも有利になるんですよ」
南原 「粘るっていうことが、繋がる・・」
栗山 「そうなんですね、ですから例えばね、白井さん、バッターって」
白井 「えぇ」
栗山 「粘ってくれた、じゃあ初球からね、「狙い球決めてしっかり打とう」と思うじゃないですか、次のバッターそういうの見てると」
白井 「えぇ、えぇ」
栗山 「でも、追い込まれるの嫌だから何でもいいから打っちゃおうっていうこともあるじゃないですか、バッターって」
白井 「えぇ」
栗山 「それは駄目なんですよね?」
白井 「えぇ、そうなんですよ、ファイターズの選手はね、初球から積極的にも打ちにいくんですよ」
南原 「う~ん」
白井 「でね、その積極性が違うんですよ、ストライクに来たのを全部打つのが積極性ってファイターズは考えてないんですよ」
南原 「ほぉ?」
中山 「考えてない」
白井 「考えてないんですよ、初球を積極的に打つのは自分が得意なコース、打てるコースだけを打つことが積極的」
南原 「はい」
白井 「で、打てないコースのストライクを見送るのは「積極的な見逃し」って言うんですよ」
中山 「積極的な見逃し(笑)」
南原 「意識がすごいですね」
中西 「そこまでちゃんと区分けしてるんですね」
白井 「えぇ」

という白井さんの解説。
そして、

南原 「じゃあここにですね、ちょっとバットがあるんで」
(皆で立ち上がって階段状のセットを下りて、スタジオに用意されていたバッターボックスに向かう)
中山 「そうなんですよ」
栗山 「理論はわかりますからどうしたら出来るのか、ということを」
南原 「どうやって・・まずね、粘れるっていうのが」
中山 「はい」
南原 「2ストライクからフォアボールを取れるっていうのが」
中山 「はい」
南原 (バットを持ちながら)「これはね、ちょっと、あの、考え方が目から鱗で、革命的なことなんで(笑)、僕とかファウルとか出来なかったんですけども」
栗山 「ファールって難しいですよね」
南原 「難しいです、難しいです」

というやり取りとともに、南原さんがバットを構え、白井さんがボールが付いた棒を持ちながら粘り方の解説をしていましたが・・・。
実際にやってみる前に、「目から鱗」とか「革命的」とか、ここでも先走ったことを言ってしまっていた南原さん(笑)。
たぶん、リハーサルで白井さんの話を聞いてかなり「目から鱗」だったので思わず口に出てしまったのだと思いますが、やる前からそれを言っちゃうのは興奮し過ぎです(この後の話を聞いて、私もかなり「目から鱗」だったので南原さんの気持ちもわかりますが・笑)。

白井さんいわく、
ファールを打つとき、グリップを出してバット残す打ち方だと外角のボールに対応できないし、変化球が来ると泳いで内野ゴロになってしまう。
なので、打つポイントを右足の前あたりに意識するようにして打つ。
そうすると絶対にファールにしかならない。
右足の前にポイントの意識があると、真ん中の球が来ればセカンドの頭を超えるヒットになったり、外角の変化球は泳いで打ってもレフト前ヒットになったりする。
グリップを前に出してファールを打ちに行くと他のボールまで打てなくなる。
日ハムの選手は2ストライクになると右足の前まで呼び込んで打つ。
日ハムの選手は練習から常にそういうことを意識している。
その技術があれば2ストライクに追い込まれても怖くないので、打てないストライクゾーンのボールを積極的に見逃すことが出来る。
2ストライクになれば日ハムの選手はやることがハッキリしてる。
カウントを作っていき甘くなった球をしっかり打っていく。
とのことでした。
そんな白井さんの話を、実際にバットを構えて振ってみながら体感し、大感心の様子で聞いていた南原さん。
そして、そんな二人の様子をニコニコと微笑みながら見ている栗山さん(笑)。
南原さんが感心してるのが嬉しくて仕方ない、という感じの栗山さんにちょっと笑ってしまいましたが(笑)、これも親心(?)ということなのでしょう(笑)。
で、さらに、

南原 「(相手が)嫌がる野球ですけども、整理された野球ですよ、何をやるべきかってわかってる野球ですよね」
栗山 「そうですね、迷わないですよね、何にもね」
南原 「(改めて感心したように)へぇ~~!」
栗山 「2ストライクになったあとのアプローチの仕方を徹底的にそうやって教えていくわけですね、選手たちに」
白井 「そうですそうです、それがあるから見送りも出来るということですよね」
南原 「はぁ~」
白井 「で、次のバッターにも繋がっていくということですよ」
南原 「これ、ちょっと革命的なこと言ってますよね」
栗山 「はい」
白井 「よくね、野球界ではね」
南原 「はい」
白井 「スポーツ界では、「おい、思い切って行けよ!」って言うでしょ」
南原 「思い切って行けよ、聞きますね」
白井 「「集中して行けよ」って言うでしょ」
南原 「はいはい、はい」
白井 「何に思いっきりやるのか、何に集中するのかがないと、思い切りも集中力も出ないんですよ」
南原 「何に思いっきり集中すればいいんですか?」
白井 「2ストライクになったら、2ストライクアプローチを徹底してやっていこうということですよ」
南原 「2ストライクアプローチ」
白井 「我々は2ストライクになって、こういうボールを呼び込んで打つことを(白井さんがボールを持ち南原さんがバットをゆっくり振る)2ストライクアプローチと言うんですよ」
南原 「はい」
白井 「それを徹してやると、自然にファール(で)粘れて、カウントが出来てピッチャーを追い込んでいけるということです」
南原 「で、嫌らしくなるということですね」

というやり取りがあり、本日二度目の「革命的」発言をしていた南原さんでありました(笑)。


その後、栗山さんから「ホントは(席に)移動しなきゃいけないんですけど、あと、バント、白井さん、何でバントが一発で決まるのか・・」という発言があり、今度は白井さんから南原さんがバントの仕方を習っていましたが・・・。
これは栗山さんのアドリブだった・・のかな?
白井さんの話に大感心&大喜びだった南原さんを見て、気を良くした栗さんがさらに南原さんを喜ばそうと思った・・かどうかはわかりませんが(笑)、栗山さんの提案により最後はバント実践。
白井さんいわく、バッティングは(構えたときに)動きが大きいが、バントはほとんど動かないので難しい。
なので、固くならないために構えたときにバットを動かしタイミングを取る、そしてボールが来たときに足を動かす。
とのことでした。
そんな白井さんの話を聞き、南原さんが実践してみますが、けっこう上手くやってみせる南原さん(笑)。
白井さんからも「あ、そうなんですよ」とお褒めの言葉。
さすが、以前『NANDA!?』でバントの名手の川相選手と宮本選手から実際に習っていただけのことはある、という感じでした(笑)。


あとは、第3戦のポイントの話などを少しして、約25分のG-Talkは終了。

今回は普通に野球の話を長々と書いてしまいましたが、白井さんの話はホントに目から鱗で、南原さんと同様私もテレビの前で大感心してしまいました(笑)。
日ハム打線は繋がる・・云々という話は何度も聞いたことがありましたが、何で繋がるのか理論立てた白井さんの話を聞いて大いに納得。
それから、粘ってファールを打つ方法や、何に集中するのか、という話も理に適っていてこちらも大納得&大感心でした。
こんな話を聞いたら、南原さんが先走って話したくなるのも仕方ない、という感じの(笑)、興味深くて面白い話満載のG-Talkでありました。



その後は、
フィギュアスケートの織田信成選手の特集。
ゴルフの池田勇太選手の特集。
プロレスラーの棚橋弘至選手の特集。
でした。



『Get Sports』 10/11

2009年10月13日 | Get Sports
この日は東京プリンスホテルで踊ったり司会をしたりしていたはずの南原さん(笑)。
でも、ニュース&スポーツにも当たり前のような顔をして出演してました。
これまでも舞台のあと何食わぬ顔で生出演をして、栗山さんから「ナンチャン」を連呼されていたことはことは何度かありますが(笑)、今回もまたまた連チャンでのお仕事お疲れさまっす、であります。
あ、それから、CM前のミニミニコントでやっていたのは、社交ダンスのポーズだった・・のかな?
それとも、この日特集していたフィギュアのポーズだったのか・・。
う~む、イマイチわかりづらかったですが、そんな細かい話はとりあえず置いといて(笑)。


まずは、フィギュアスケートのグランプリシリーズが今週末から開幕するということで、"真央VSヨナ勝利のポイント徹底検証!"と題しフィギュアについてスタジオからG-Talk。
佐野稔さんをゲストに迎え、南原さん、栗山さん、中西さん、八木アナというメンバーで、

南原 「さ、今年もですね、早いものでフィギュアスケートの季節がやってきましたねぇ」
中西 「うん」
南原 「さ、ということでね、今回スタジオは、グランプリシリーズ解説、佐野稔さんにお越しいただきました。よろしくお願いします」
栗・中「よろしくお願いします」
佐野 「よろしくお願いいたします」
南原 「佐野さんを見ると、あ、冬が近づいてきたなと」
栗山 「ハハハハ、そうですね(笑)」

というやり取りとともにG-Talkがスタート(笑)。
確かに、佐野さんの顔を見ると、もうそんな季節か・・としみじみして、♪冬が来る前に~と思わず歌いたくなってしまいます(笑)。
あ、それから、G-Talkの中では、"ISU:国際スケート連盟"というような説明のテロップが何度か出ていましたので、この部分は録画だったようです。

スタジオには、浅田選手が去年のグランプリファイナルのフリーの演技でトリプルアクセルを決めたときの等身大分解写真のパネル・・右から左にジャンプしながら3回転半してる浅田選手が1枚のボードに連続して写っているパネルが用意され、それを見た南原さんからは「おぉ~、テレ朝気合入ってますよ」というツッこみ(笑)。
ちなみに、このパネルは浅田選手が跳んだ高さも距離も忠実に再現したものだそうで。
踏み切りから着氷までが約3.7m、最高到達点約2.5mを再現したパネルは、ちょっとした映画館のスクリーンくらいありましたので、確かに気合も入りお金もかかってる感じでした(笑)。
そんな等身大パネルを目の前にした南原さんは、「これね、やっぱテレビで見てるのと、実際に見まして・・これ、この高さ跳んでんですよね!?」「だって・・(あの高さまで)いかないですもん」と言いながら実際にジャンプをしていましたが、浅田選手が跳んでいる2.5メートルまでは遠く及ばず(笑)。
トリプルアクセルの等身大写真を間近で見て、そのすごさを実感してる様子の南原さんでした。

そんな南原さんと前後して、栗山さからは(グランプリシリーズフランス大会に浅田選手とともに出場するキム・ヨナ選手に勝つためには)「どうしたらいいんですか?何をすればいいんですか?」という質問があったり(佐野さんの答えは「ポイントはトリプルアクセルになると思うんですね」)、中西さんからは「(トリプルアクセルは)具体的にどうやって跳ぶものでどういうメカニズムになってるんですか?」という、打ち合わせ通りナイスな質問(笑)があったりして、佐野さんによるトリプルアクセルの話に。
VTRを見たりパネルを使ったりして解説していたトリプルアクセルの話は、専門的な内容が多かったのでバッサリと割愛させていただきますが、浅田選手がすごいということはよくわかりました(笑)。
パネルを使っての解説の途中には、

佐野 「(パネルの右端に佐野さんが行き)、このへんのところで(写真には写ってないけど分解写真の前に浅田選手は)こんなふうになってるはずなんです(と言いながら左足を前に出しジャンプの体勢に入る姿勢を再現)。片足ですけどね、ちょっと今私バランス・・ちゃんと私(テレビに)映ってる?
南原 「映ってます映ってます映ってます」
全員 (笑)
佐野 「右足意識してるのわかりますか?」
南原 「いやいや、佐野さんから真央ちゃんに変わる感じがしますよ」
全員 (笑)

というやり取りや(アウストラロピテクスから人間に変わっていく写真のように、佐野さんから真央ちゃんに上手いこと変わっていく様子もスタジオで再現されてました・笑)、

南原 「これね、僕思ったのが、浅田真央ちゃんってやっぱり可愛いとかね、なんかこう、センスがあるとか思うんですけど、アスリートですね」
佐野 「いやいや」
南原 「相当なアスリートですね!」
中西 「じゃなきゃ跳べないでしょこんなに」
南原 「いや、改めてそう思いましたよ」

というやり取りもあったりして、約16分のG-Talkは終了。

南原さんの言うように浅田選手がアスリートであるということは間違いないと思いますし、トリプルアクセルは難しくそれを跳ぶ浅田選手がすごい・・今シーズンはショートプログラムも含め3回トリプルアクセルを跳ぶそうで、それもすごいというということも今回の話を聞いてよくわかったのですが・・・。
トリプルアクセルを跳べばキム・ヨナ選手に勝てる、という話の展開には、ホントにそうなの?という疑問も。
難しい技にチャレンジする浅田選手と、浅田選手より技術的には下でもプログラム全体の完成度で勝負してくるキム・ヨナ選手、点数的にはどっちが有利?という話などを聞いてみたかったのですが、そういう話題は出てこずちょっと残念。
それから、トリプルアクセル以外のコンビネーションジャンプ・・浅田選手は少し前の大会では3回転-2回転のコンビネーションジャンプを跳んでいたけど3回転-3回転にしなくて大丈夫なの?という疑問もあったのですが、今回はトリプルアクセルの話に終始していて、そのへんの話も聞けずじまい。
わざわざ等身大パネルまで用意してテレ朝の気合の入れようはよくわかりましたが(笑)、トリプルアクセル以外の話も聞きたかったな~、という感じのG-Talkでありました。


あとは、フィギュアスケートの織田信成選手、中野友加里選手の特集。
プロゴルファーの藤本麻子選手の特集。
でした。