OZ.

Opened Zipper

文庫版「模倣犯」全5巻の体積

2005-12-30 00:41:22 | 読書
先日、犬のユニも連れて車で買い物へ行った帰りのこと。
途中の公園のところで自分とユニだけ降ろしてもらい、ユニの散歩がてら歩いて帰ることにしました。
嫁さんと息子タイトは本屋へ寄ってから帰るとのこと。

公園でちょっと走り回って遊んだ後、歩いて帰る途中、電話に着信が。
本屋に寄っていた嫁さんからの電話で、「模倣犯の文庫が出てるけど、買っとく?」という確認でした。
宮部みゆきの大ファンですが、文庫しか買わない主義なので、ハードカバーのまま売れ続けていた模倣犯は未読のままでした。
喜んで「買っといてー」と頼んでおきます。

帰宅してみると、嫁さんが買っておいてくれた文庫版「模倣犯」が置かれていたのですが、何だか妙に塊が大きい…全5巻?
もしかしてハードカバーの上下巻と値段的には大差無いんじゃ?
と思って、反射的に電卓叩いて計算してしまいました。

ハードカバー(小学館)
 模倣犯 上:1,995円
 模倣犯 下:1,995円
 ━━━━━━━━━
 合計    3,990円

文庫(新潮社)
 模倣犯 1: 821円
 模倣犯 2: 620円
 模倣犯 3: 701円
 模倣犯 4: 781円
 模倣犯 5: 781円
 ━━━━━━━━━
 合計    3,704円

やられた、286円しか差がない。

しかし文庫に固執する理由は、値段だけじゃなく体積もあります。
本棚のスペースを不当に占拠されたくないのです。
しかし文庫とは言え、全5巻ともなるとなかなかの体積です。
体積面でもハードカバーの上下巻に匹敵するんじゃなかろうか。

まるで文庫に固執する自分をあざ笑うかのような全5巻構成でした。
やるな宮部みゆき、やるな新潮社文庫。

そんな文庫全5巻を早く挑みたいのですが、今はまだ真保裕一の「誘拐の果実」が読みかけなのでした。
年末年始も色々と忙しそうなので、模倣犯を読み始められるのはきっと年明けでしょうね。


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