OZ.

Opened Zipper

トリプルサスペンション化

2006-03-04 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
折りたたみ自転車のシートポストを交換しました。

標準のシートポストではインサートライン限界まで最大限に上げてもサドル位置が低過ぎて、屈葬状態でペダルを踏む羽目になっていたので、当初からずっともっと長いシートポストへ交換しなければと思っていました。
どれにするかと色々悩んだ挙句、あるオンラインショップでKalloyのサスペンションシートポストで25.4mmのブラックを発見。
長さは30cmのようで必要な長さからするとギリギリですが、25.4mmでブラックのサスペンションシートポストというだけで有り難い。
しかしショップの商品情報を見ていると、シートポスト径が25.4mmが選択できるのは、何か手違いっぽくも見えます。
注文しても「実はショッピングサイトの商品情報の表示間違いで本当は27.2mmしか無いよー」と言われるかも? と心配になりましたが、ダメモトで注文してみるとメーカー在庫ありで受注OKとの連絡が。
良かった。
パーツ価格(税込)作業重量増
Kalloy サスペンションシートピラー
3D forged 6061-T6
¥2,310
送料¥735
標準シートポスト取外し:-345g
シートポスト取付:+480g
+135g




所詮は折りたたみ自転車だし犬の散歩用がメイン用途なので、本気でバリバリ乗り回す訳ではありません。
そもそも前後ダブルサスペンションで、多少の悪路でもそれなりにリアサスが利いててショックは吸収されているので、そんなに不満がある訳ではないです。
しかし何となくシートポストもサス付きにしてい「どーだ、トリプルサスペンションだ」と言ってみたかったのです。
ただそれだけの目的なので、本気サスじゃなくお手軽サスを探してたんですが、選択肢としてはgrungeかPOST MODERNEかといった感じでした。
Kalloyも安くて動きの良いサスのがあるという情報は見かけてたんですが、肝心の商品をオンラインショップで見つけられずにいました。
しょうがないのでgrungeのシルバー25.4mmを買って黒く塗るかと考えていた矢先に、お手頃価格でKalloyのサスシートポストを発見できたのでラッキーでした。



サスペンション・シートポストってどんな構造なのかなーということで、まずは分解。
バネが出てきました…どうやらコレだけのモノのようです。
シートポスト上部が、このバネの上に乗ってるってことなのね。



届いたシートポストを標準のものと並べて比較してみます。
標準のシートポストは25cmなので、Kalloyの方が5cm強長いんですが、インサートラインも長いため、突き出し部分は3cmくらいしか長くありません。



しかし金具のタイプが違っていて、標準は左右から挟むのでシートポスト上端に付きますが、Kalloyの方はフツーのヤグラで取り付けるためシートポストの上に乗せる感じ。
なので、サドルのレールまでの高さは以前の16.5cmから22.5cmに+6cmアップになりました。
以前、最適なサドル位置を計測したときは、+7cmが必要だったので、残念ながらこれでは1cm足りません。
しかしサドルも交換予定で、新しいサドルは厚みもあってレールまでの距離も開いているため、サドル交換だけで+2cmは期待できるのでした。
なのでシートポスト交換+サドル交換で、理想のサドルポジションに設定できそうです。

実はその交換するソフトタイプのサドルも既に手元に届いていたりしますが、シートポストとサドルを同時に換えてしまうと、それぞれ単独でのありがたみが実感できないかも知れません。
なので、まずはシートポストのみ交換。
コレでしばらく乗ってサスペンション・シートポストの乗り心地を味わってから、次にサドル交換という目論見です。

最近雨続きで自転車で外へ出ていないのでまだ試していませんが、部屋の中で乗ってみてちょっと心配なのは、サスペンション・シートポストが沈み込む前に、リアサスの方が利いてしまっている気がすること。
もしかしてサスペンション・シートポストはまるっきり無意味だったか…もうちょっとソフトになるよう調整しておこう。