ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

久しぶりの木曽路

2008-12-15 18:02:13 | 旅行・秘湯・巡礼 
今回の旅は、近所の人の集まりである「喜楽会」の親睦旅行である。
一日目は、長野道から松本城などを見学して、昼神温泉に泊まった。
朝、昼神温泉を出て清内路峠にさしかかったら小雨がみぞれになってきた。
峠のトンネル手前では雪になり、少しではあるが積もってきた。
山は雪化粧でまっ白、葉の落ちた木々の枝は霧氷のように綺麗になっている。
そう言えば、もう12月も中頃だから山に雪が降っても不思議ではない。
路面を心配しながら峠を超えて、トンネルを出たら雪でも雨でもない曇り空。
天候次第で予定も変わるところ、いよいよ久しぶりの木曽路の散策になる。

まずはバスから降りて、妻籠宿を懐かしくそぞろ歩くことになる。
日曜日とはいえ、まだ午前中も早いので、人が少なくちょっと寂しい感じ。
何はともあれ、澤田屋でお茶をいただき、銘菓「木曽老木」を求めた。
再度バスに乗って、次は馬籠峠を越えて馬籠宿の散策である。
宿場町の最上部で下車し、徒歩で宿場を見学しながら歩いて下って行く。
左右に古い家並みが続くこの馬籠宿は、元々長野県の山口村であった。
それが、隣の中津川市と合併して岐阜県に編入されたのだが・・・・。
木曽路の代表的ところが岐阜県ではちょっと・ちょっとである。

石畳の旧街道を下りながらの散策、薄日もさしてきて寒くはない。
かつて散々立ち寄ったお店に寄ってみたが、店主の島崎爺さんは留守だった。
予定の1時間少々が、すぐに過ぎてしまい、土産を手に馬籠を去ることに。
木曽は材木の産地でもある。銘菓の名前の元になった「木曽の五木」がある。
五木とは、檜、サワラ、翌檜、ねず、そして高野槙であるが・・・。
「我が家に5木全部はないが、その内の3木だけはある」と、ひげ爺の独り言。
5木ではないが、島崎の爺さんから届けられた「いちい」が元気に育っている。

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