高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

TO BE A SPEAKER OF NATURE

2022-11-07 13:47:35 | 日記
本日は、自然学校の校舎事務所にひとり・・・。ちょっと底冷えしていますが、薪ストーブ点けるほどでもなし。この冬に向けてスタッフ諸君やボランティアさんのお手伝いもあって、薪は十分にありますが・・。

数日前に、NEOS創設メンバーの中核だった、今やブイブイバリバリの起業実業家のMYM君がやってきて、いつものように若手スタッフやアタシにシャワーの如く刺激をふりかけて旋風のように去ってゆきました。
やれ、「たかぎさんは、何をしたいんですか?」「げんきないんじゃぁないですか!」と、むかしアタシがスタッフに発破かけていたような言葉を投げられて、激励?されたりなんかされました。
 
確かに・・ですが、一方では、スタッフに「もう、たかぎさんを自由にしてやんなよ」などとも言ってもいるんですが・・、
 
あんまりここに書きたくもないのですが・・、今年68歳になる身としては、仕事的にはそして私のやりたいことにおいては、八割方は達成してきたなあ・・という、気持ちがあり、以前のような覇気は失せてはおりますが・・、もういいんじゃあないかな、なんて気持ちが実はあります。 新しいことを成就させる猛烈なエネルギーとそれには10年はかかるという思いもあって、余生をのんびりでいいんじゃぁないという感じなのですが・・。 先日、東北旅に同年の三重県で福祉型NPOを展開している御人と二人旅をして、一日目は同じく青森で自然学校とペンション経営をしているTKDさんのところに宿泊して、爺さん三人で今までのふりかえり、これからの話に花咲いて・・・、 爺さんモラトリアムをお互いに確認するようなこともありまして(アタシだけか??)・・・。
 
MKI師匠のように「アタシはあそびますでぇ!!」と、言い切って今を過ごすほどに、どこかなれない、だから爺さんモラトリアムでもある・・・。  しかし、あがいても仕方がない。 
 
と、言う中で、高校生のH君が「小学5年生の時に体験学習に来て森が好きになり、高木さんにお会いしたい」と、来てくれたり、地域起業に頑張っているIWM君がZoomで、自然学校の経営について相談されたりもして、嬉しくもある日々もあります。
 
TO BE A SPEAKER OF NATURE!! 「自然の語り部であれ!」 この言葉が最近、大いに気がかりでもあります。
この言葉は、数年前に中国で開催された自然環境教育のフォーラムで配られた布袋に大書きされているのですが、なかなかいい言葉だなぁと改めて思うわけです。
 
自然・登山ガイドで週4日はガイドをしていた頃、新聞にコラムを週1で書いてもいました。お客さんと一緒であってもどっぷりと自然の中にでかけている毎日でした。感覚が鋭くなって、登山道でわずか50cmの高低差であっても空気が冷たくなったことを感じることができましたし、つい今しがたにキツネが道を横切ったであろう匂いも感じることができたこともありました。 ホタテや樹木とも会話ができました・・・。 そういう感覚をとりもどしたいなぁ・・・。
 
と、二日前から、とりあえず、朝起きて朝日相手に、体操して新呼吸をしているワタシです。
 
 
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秋の川下り

2022-11-07 11:42:03 | プログラム
また投稿に間が空いてしまった・・・。 


自分の趣味はなんだろう?って考えると、ないんだなあ・・・と、思うのですが、自分の普段の生活をかえりみると、文章書き、それも大したものではありませんが、facebookに始終投稿をしているわけで、これからは、ちょっとカッコつけて、Writingとか言おうかな・・・。の割にはブログ投稿は置き去りで、いつもチェックしてくださる方々にはごめんなさい・・
 
コロナは収まりそうにもなく、北海道でもまた増加傾向のようですが、人の行き来はちょっとずつ増えているようですね。ここ黒松内ぶなの森自然学校でも大勢ではなくても、パラパラと来訪者は続いています。せんだっては、北海道自然学校NEOS時代以来のお客様であるKKIさんが二泊してくださり、秋のブナ林散策と朱太川カヌー下りを体験して頂きました。
むかしに参加してくださったツアーや当時のスタッフ達の思い出話にも花咲き、よい時間をともにできました。こういう機会があることは、自然体験ガイド冥利につきるというもんです。 ありがたやありがたや、ありがとうございました。
 
子どもたちへの体験活動も月に一度は主催募集で続けていますが、ここのところはさっぱりと集まりません・・。 先月などはいつもはたくさん参加者がある「太平洋から日本海への40kmウォークの参加はたったひとりでしたが、その心意気を無駄にしちゃいけないと、チコちゃんがついての二人旅を挙行しました。 10月5-6日の子ども自然体験活動イエティくらぶも四人だけの参加者(そのうちふたりはうちの孫)で、身内キャンプみたいでしたが、「焚き火キャンプ」と銘打って実施しました。少人数だからこそ、ひとりひと焚き火状態で存分に「火遊び」体験をしてもらいました。
 
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