高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

精二郎ブナ

2007-10-22 22:09:34 | 日記

 
黒松内の森林管理局のMさんが発見し、私達も6月に子どもの体験活動で会いに行ったブナの正式計測に同行してきました。

自然学校の正門前方、朱太川の対岸の小高い山、丸山の中腹にあるブナです。名づけの親になれるということで、子ども達と相談し、半ば強引に、自然学校の立地する地区の開祖の一族である小池一族の人物から名をとって・・「精三郎ブナ」として、Mさんに報告し、一部の書類にはもう載ってしまっていました・・・・。 そして、本日、正式計測とあいなり、役場、森林管理局、研究者、町民15名ほどで出かけることになっておりました。

私は、命名した者として・・お呼ばれしたのですが・・・

MMUに、その方の裏調査を頼んで出張に出たのですが・・・帰って来て、大変なことが起こっておりましたぁ!!

実は・・・、

精三郎ではなかったのです・・
地域の方も、「地域ゆかりの人の名前がつくのは嬉しい。見に行きたい!!」
と・・・
あたぁtatatatata 大失敗!!

地域の氏神様である熊野神社建立に土地を寄進した方の名前なのですが、正しくは、小池精二郎さん(神社にお祭りされている名前と漢字)だったのです。

あっちにもこっちにもウソつくわけ行きませんし、黙っているわけにも行きませんし・・・、

そして・・今日当日・・
皆さんにお会いするまで、小心者の私は アーどうしたもんだと悩んでいましたが、事実は、事実あきらめて、やって来たMさんに正直にお話ししました。

「あっ、そうですか。 もう報告してあるんだけど、訂正しましょう」
サラリと 応えてくださいました。

アー良かったなあ

精二郎ブナ
胸高周囲 355cm  樹高 21m  北海道第4位の巨木でありました。

ちなみに第1位は、上ノ国の530cm、第2位は瀬棚の440cm、第3位は黒松内歌才の360cm

北限のブナ巨木です!!


コメント (3)
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秋です・・・。

2007-10-21 15:15:25 | 日記

昨日の森のガイドは、久しぶりに歌才のブナ森へ16名の皆さんとでかけました。普段あまり山歩きをしていない方々でしたが、ゆっくりの森の散策を楽しんでいただきました。ブナの黄葉はもう1週間以降が見ごろでしょうか。

 そんな中、普通は赤くなるハウチワカエデが今年はほとんど黄色なのです!!

留学生の親御さん、親戚の皆さんはお昼前後にみなさんお帰りになりました。最初の頃のように・・・その後、ホームシックになってしまう子はいなくなりました。

**
今日の森のようちえんは、5組の親子が参加。「木の実のようちえん」でした。
うーん・・・まむのリス姿がよかったですねぇ。 スタッフの進行も慣れて来て、安心してみていられるようになりました。

今日の様子は、こちらをご覧ください。 http://blog.goo.ne.jp/haruneos3/e/cc3dbc4deddb635ff23af1cd0eb81bd6

                  
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学芸会

2007-10-21 15:08:50 | 日記


山村留学先の白井川小学校の学芸会でした。子ども達のお母さん、お父さん、おじいさん、おばあさんもたくさんお泊りに来てまして、賑やかな週末です。

小学生16人、中学生5人との合同学習発表会です。
小学生は、1年生から6年生まで一緒に劇でした。 喧嘩をしていた三毛猫と黒猫のグループが力をあわせて人間に立ち向かう話しなのですが、ミュージカル仕立てで、これまた完成度がかなり高い!!!  感動をして私も観劇させてもらいました。

都会の学校では、ひとりの出番はホンの少ししかありませんが、全員が同じくらいのセリフ(これも結構多い!!)もあります。主役だけが目立ってしまうことはありません。皆が主役になれたものでした。 そして、この子にもあの子にも 同じように表現する力があるものだと、子どもの潜在能力に驚かされました。

小さな学校ならではの、これまたすばらしい学習成果でありました。

***
午後は、私は森のガイドがあり、見ることはできなかったのですが、縄跳びや一輪車の演技もあったそうです。これもなかなかのできばえだったようです。

またまた 夕方からはPTAの懇親会。いろいろな方とお話しができました。
途中よりカラオケが始まり・・・ 歌う羽目に・・・

ちょっとヤバイ写真を写メされてしまった・・・
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帰松

2007-10-20 00:24:37 | 日記
今日の研修は、7対1のコミュニケーションで朝のお目覚めをして、頭を活性化し、ちょっと深い面倒なことを皆さんに考えてもらいました。

① 子どもと大人の違い・・・
② 命とは・・・??

午後には、武者小路実篤さんの詩「一個の人間」を全員で読む。 この詩は中学2年生あたりの教科書にも出ているようですが、その意味を考えると実に深い・・・。その土壷にはまるように・・・受講生は作者の思いによりそおうとしていました。 中学生にこの詩を教えることができる教師はすごいなあ・・・。

そして・・
二つ玉の低気圧による大荒れの北海道に夜10時過ぎに帰ってきました。

明日は、白井川小学校と中学校の学習発表会(学芸会)。留学生の親御さん、ご親戚がたくさん到着してました。 ちょっと歓迎の一杯会。

***
グラッチェは ちょっと大きくなったようでした。

コメントに迷惑メールが増えていたので、受付中止をしていました。管理ができないPC環境から戻りましたので、再びコメント投稿が今晩からできます。
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演劇風味

2007-10-19 01:33:12 | 日記


研修三日目の東京。
私にとっては暑い。会場のオリンピックセンターはたくさんの人に利用されていますが、Tシャツ一枚なのは、私一人しか見当たらないなあ。

本日は演劇トレーニング手法をアレンジ。2対1の会話、一言に思いを込める、広告の対象者を考えて読む、宮沢賢治を身体で読むなど他者の気持ちを察する、ひいてはわかる・共感できる力を養うトレーニングをしました。

賢治の作品は、さらっと読み流すとわかりにくい表現がたくさんあります。その表現の面白さが彼の作品の面白さでもあるのですが・・・、今回は、「やまなし」を題材にしました。 その中でも 例えば、次のような表現は にわかにその情景を想像しにくいです・・。

日光の黄金は夢のように水の中に降って来ました。
青光りのまるでぎらぎらする鉄砲玉のようなもの
ラムネの瓶の月光がいっぱい透きとおり天井では波が青白い火燃やしたり消したり
月光の虹がもかもか集まりました

これをただ読むだけでなく身体全体で表現しながらグループで読むのです。
すると・・・
その情景がわかってくるのです。

****

こんばんは、一人。日ハムvsロッテ戦を観戦。
優勝。\(^^)/

窓開けて布団もかけずに寝ていたら、寒くてさすがに目が覚めた。

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いつもと違う日

2007-10-18 00:19:19 | 日記
今日はいつもに増していろいろあっ日でした。
講師にかのNさんをお招きし私も参加者となって、ちょっとスピリッチュアルに自己に焦点をあてるワークショップ。私も精神バランシングをする一日をすごせました。

夜は実弟とたぶん十年ぶりだろうか、刺しで飲みお互いの空白を埋める機会を持てました。

宿に帰ると、部屋に大きなゴミ袋が置いてありました。昨夜は見覚えのないバスタオルが干してあったので、二日連で誰かと間違って意地悪されているようで気味悪るし。フロントへクレームつけました。

まあ、寝るしかないな
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東京二晩目

2007-10-16 23:43:51 | 日記

まどからは、新宿方面なのでしょうか・・高層ビル群が見えます。 普段、緑の中に暮らしているので、ほんと・・まったく別世界です。 そんな中で、自然学校の指導者養成講習をやってます。

◆自然学校指導者養成講習
50代からその子どもの世代も含む10名で「人間の理解」という一見重々しいテーマのワークショップをやってます。名は重いですが、参加者が楽しみながらも、自分を見つめる機会を得られるよう努めています。キーワードは

自己受容、自己認識、自己理解、他者理解、自己評価、自律、ジョハリの窓、イニシアティブ、フィードバック、自己開示
◆放課後
夕方六時まで講習。その後はインタビュー取材を受けました。夕飯は近所の居酒屋で日ハムvsロッテをTV観戦。残念!

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東京

2007-10-16 00:38:22 | 日記
今週は東京。
時々やってくる巨大都市ですが、この夏をいつにもまして精魂込めて北海道の田舎で生きていたせいなのでしょうか、歳のせいなのでしょうか、見えるもの、感じる事が変化しているなあ・・。

都会だけに流れているのではと思う違和感あるTV広告、賑わっているようでコミュニケーションが孤立個別化している街・・、

息子と下北沢で会いました。いろいろ 更におもう晩。そんな都会で、自然学校指導者養成講習を明日から四日間担当します。

自己矛盾の発覚露呈も進みそうだなあ


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グラッチェ

2007-10-14 10:30:04 | 日記


札幌からの帰り、娘のMIHAと待ち合わせてからラブラドールを引き取りにゆきました。

結局、名前は・・・・
グラッチェ

夜遅く、戻ってきたので、子ども達との対面は翌日となりましたが・・、
そして・・
朝から皆、大興奮です。





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オルタナティブな教育

2007-10-14 10:17:50 | 日記
札幌3日目・・・。
今日は、きょういく 関係の一日でした。

午前中は、子どもの教育支援活動の展開を考えている方のご相談に乗る。事業計画の作り方、そのプレゼン(テーション)の方法について私のできる範囲のアドバイス。

そんな午後は、全国社会教育研究大会の実行委員会。来年の8月末に社会教育についての大きな研究集会が札幌で開催されます。全国持ち回りで、すでに47回も開催がされている歴史ある研究集会で、今年の開催地大阪には全国から1000名近くが集まったそうです。これまで、各地の社会教育を担当する自治体、職員が受け入れ事務局をするケースが多かったそうなのですが、今回は、北海道大学など大学関係者が事務局の中心となり市民協働する形で開催されます。 これ事態が「社会教育」の新しい風なのかもしれません。

開催の呼びかけ人には名前を連ねていましたが、いまひとつ全貌がわからなかったのですが、今回実行委員会に参加したので、この活動の背景を含めて理解を深めることが出来ました。そこで、正式に実行メンバーに加わることにしました。

この研究大会は、社会教育の行政関係者や研究者が中心に行われ、徐々に市民団体にも声がかけられて、その参画者が増えてきたのでしょう。研究分科会の作り方は、教員の教育研究集会の作り方に似た物も感じました。

一方、社会で「人」に関わる活動をしている団体・人は、環境、子ども、高齢者、福祉、障がい者、まちづくり、人権・・・と現在ではたくさんいますが、この大会への参加はまだまだ少ないようにも感じました。

 そして、期待されていた、環境関係の分科会の世話人ではなく、「多様な学びの場づくり」というようなテーマの分科会を作らせてもらいたいと事務局に提案してゆくつもりです。
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