今度こそ、書きたかったことに書くためにドーパミンを分泌しよう!!
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子どもに遊びが必要な理由。
子どもに遊びがどうして大切なのか、の質問に対する私なりの回答がいくつかあります。
① 創造力を養うために必要な源泉「好奇心」を大いに育む
② 遊びは体験活動であり、多くの情報(人との接し方、自然事象、他者の考え方、価値観、人生に必要なことの最も基礎的な事柄さまざま)を直接的に獲得するものである。
③ かくれんぼや鬼ごっこのような逃げ隠れする遊びは、子どもが自らの安全管理能力を獲得するために必要な遊び
④ また、隠れ通せた、逃げ通せた、発見した、捕まえたという基本的な行動から得た達成感は、自尊感情を育み、自己の行動に自信をつけさせる。
などがあるのですが、今朝、起きがけにはたと気がついたことがあります。昨日の幸福ホルモンの話に続くのですが・・・
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子どもの頃、学校から帰り夕食までの時間は、今考えると2時間程度のものであったと思うのですが、なんだか、随分と長い時間遊んでいたような覚えがありませんか? 小学校の休憩時間は、わずか10分もないのに校庭へ出て、大いに遊んでチャイムが鳴ると教室に書け戻って来ました。でもね・・、よくまあ、10分で遊べたもんだと思います。それだけ、集中して密度の濃い時間の使い方をしていたんで、十分(とはいかないか・・)に遊べた気分になって、リフレッシュして次の授業を受けられたのだと思います。
つまり、昨日の論法からいうと、その遊びによって、ドーパミンやセロトニンを一気に分泌していた。「遊ぶ」という行為の課程で、実は幸福ホルモンがたくさん分泌されます。
生きてゆくということは、般若心経でも諭されていますが、実にとてもたいへんな行為です。ですから、いかに、幸福ホルモンを分泌できるか、それもさまざまなシーンで分泌できるような、脳の構造を作ってやらないと、困難なことにたくさんぶつかる、「生きる」というたいへんな行為を乗り切って行けないんじゃあないかと思うのです。
ですから、幸福ホルモンを分泌できる脳の構造をつくるために、子どもの時に、幸福体験、それも小さな幸福感(満足感、達成感、リフレッシュ感、笑う、心地よいと思う、新しい発見に驚く、美しい物にであう、集中するなど)を味わえる、たくさんの体験による経験の積み重ねが重要なのです。それは、「遊び」の中にあります。すると、それが、困難に直面した時に乗り越える力の源泉を育くむトレーニングであると言えると思います。
だから、「遊ぶ」ってことは、健全な脳内環境を作ることに絶対に必要なんです。とくに子どもは・・・。
遊ぶ時は徹底的に遊ぶ・・そんな身体環境をぜひ、親御さんは子ども達に提供してください。
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8月下旬から 朝日新聞で4回連続での子どもに関するコラムを書きます。このことを整理して書くかな・・。 しかし、字数は600字。「少な!!」
私の遊んできた脳が、ためされる時であります・・・
チャン チャン