高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

阪神・淡路大震災

2008-01-18 00:06:49 | 日記
今日は阪神淡路大震災があった日・・・

当時、私たちは札幌に住んでいました。
何か重大なことが起こったなあと感じたまま過ごして・・17日の日中になり、札幌の朝日新聞社の掲示板に貼られてい新聞に驚愕したことを思い出します・・・・

この災害は、自分史の中では、大きなターニングポイントであったと今思います。
当時・・・私は、ある会社の中で 北海道自然体験学校NEOSを始めていました。同様な活動をしている人や団体とネットワークを広げ始めた時でした・・・。 でも、その頃、私は、ネットワーク、そしてコミュニティというものの 意義や意味まで考えが及ばない人でした。


そのころ私は、映画「ガイアシンフォニー」の自主上映を年明け前から企画しており・・・確か、震災後の1月下旬に札幌で上映したと記憶しています。 動くことができなかった私は、その収益の一部と会社にお願いして、私が関係していたボランティア組織に寄付したことがありました。

私が知り合い初めていた人たちはボランティアで次々と被災地に入ってゆきましたが、私は自分の問題、所属していた会社との関係で・・・結局・・動きませんでした。

一方、震災後に開催した、上映会には400人もの人たちが集まってくれました。自分の周りしか見えなかった私にとって、この映画にこんなにもたくさんの、私が知らない人達が集まってくれたことにとても驚きました。 もちろん、映画の力ですが・・、 ひとつのきっかけにより起こる、「ネットワークキング」という活動の意味と意義を痛烈に体験させらた出来事となりました。

たまに当時の人達に出会い、その「時」の話になると・・、ボランティア活動に入った人、行かなかった人、それぞれにそれぞれの思いがあり、今だからこそ、昇華されて、お互いの「その時」を話せることがあります。

阪神・淡路大震災は、私達のような活動をしている当時の者にとって、心の中に落されたことがいろいろあります。 そして、それは、その後のそれぞれの活動に影響があった、大きな出来事であった人は多いようです。


震災の前後に私の周りに起こったできごとを思い出すと・・・、今でも、あの当時の自分を思い出し、今の自分を調律できる・・・ 

 自分は 今、何をすべきか・・

そういう できごとでした・・・。

尊い命を落とした方々に・・・合掌。
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