脳科学者中野信子さん曰く・・・。
思春期から25歳くらいまでに発達する脳の共感性や意思決定、社会的行動をつかさどる機能。
①眼窩前頭皮質 思いやりの領域 人が傷つくことを言わないとか、誰かが悲しむと自分もつらくなる・・・。
②背外側部皮質 合理的な判断をつかさどる。 損得勘定をする領域。 子どもはあまりしない・・・。
③上側頭部皮質 社会性をつかさどる。 まわりの空気を読んで自らのふるまいを決める。男性より女性の方が発達が早い。つまり、上手に
嘘をつける・・・?
これらの発達には、脳も食物によって作られるので、まずは、長い時間をかけた健康的な食生活が必要。そして、脳を休ませる(寝る)ことだそうです。「しっかり食べる」「早く寝る」は、これら大人に必要な能力を育むに土台となる脳力を養うことになります。
そして、健全な刺激を脳に与え続けることが大切、つまり、コミュニケーションです。共感力や同情心、社会性はひとりでは身に付かない、希薄な人間関係よりもコミュニケーションの相手は多い方がいい。
子どもの反抗期は、中野先生は、この脳の発達期間に起こる現象だと解いていらっしゃいます。
なあるほどであります。
つまり、よく食べよく寝て、みんなとよく遊ぶ長期自然体験活動は、これらの脳皮質を育むにも、とてもいい活動であると思うわけであります。
http://www.asahi.com/articles/ASH945GJ4H94UEHF00V.html
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