高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

帯広いただきますカンパニー

2019-01-16 14:06:05 | プログラム 研修、講演等

1月14-16日は帯広のいただきますカンパニーのスタッフ研修に行ってきました。 今や飛ぶ鳥も落とす勢いのインタープリター業界のリーディング会社です。自然ガイドではなくて、農業・畑のガイド分野を開拓して、観光客が北海道農業にふれる活動領域を創ってきた会社です。 ご縁があって(社長の井口さんは、旧ねおすの仕事をしてもらったこともありました。当時から将来は自然ガイドのノウハウをもって畑のガイド業を産みだそうと企画をあたためていたんでしょうね・・・。)

カンパニーの研修仕事は3度目?4度目かな?? もう自らがガイド希望者を集めて研修し育てるノウハウをお持ちで、むしろ私たちが研修を受けたいところもあるのです・・。今さら、あたしなぞが研修することはなんでしょうとと、考えた末に、ガイドトークのスキルアップ研修。7,8年前はマイブームで盛んに研修手法に使っていた、舞台俳優さんのトレーニング方法であるシアターゲーム手法を使っての一日研修でした。 帯広は黒松内からは冬場は遠いので、前日入りの後泊の3日間。スタッフの皆さんとも交流を深めることができました。

研修内容としては、ジェスチャーなどを交えないバーバルコミュニケーションが中心。

自分の声の高低、強弱を評価確認する、強く届く声や滑舌の練習法、立ち姿を見せる訓練。心を込めて広告文章を読む、2対1の会話、相手を読むトランプ並びのイニシアティブ課題達成型活動、思いを込めてひとことを発し、その状況がどのような状況下で発せられたかを聴く人に想像してもらう活動など・・。 いつもと違う研修をしたいという注文でしたので、そんな流れ内容でした。私より年配の方も多くいらっしゃったのですが、皆さん開かれた方々だったので、研修は順調に、そして楽しんで受講してくださいました。

ふりかえりでは、「ジェスチャーを使わない説明はとても難しい →だから身体をつかったノンバーバルコミュニケーションが大事であることに気づいた」という、直接的に私が意図していなかった「ねらい」に気づかれた方も複数いました。 社長から事前に「成長した畑のガイドさん達をみてほしい」という、自信あふれる言葉があったのですが、まさに、ひとつの学びから複数の気づきを自らが学びとれる、「学びの汲み取りリョク」が優れたスタッフ・ガイドさんがいる質の高さに驚かされました。

講師・ファシリテーター冥利に尽きる研修会となり、私も楽しかったです。

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