高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

夏に崖になるところ

2019-01-14 09:38:06 | 黒松内・寿都

冷え込みましたが、良く晴れた朝です。

自然学校の裏山(通称 作開三山)が白銀に輝いています。写真は天狗岳、右へ作開山、観音岳と続きます。800m前後の低山なのですが、まるで高山のように望まれ(臨まれ?)ます。

作開は、サッカイと称します。漢字つらから見ると和人が開拓した場所のような和名です。地域でもそう伝わってはいるのですが、アイヌ語の研究者の説によると、北海道の地名の多くはアイヌ語発音から由来しているそうで、そのルーツを探るときは、現表記の漢字を音訓読みをしてみてみるといいと教わりました。

作開→さっかい → さくひらく→サッピラとして読み解くと sakku →夏を表す発音 pira →崖を表す発音 とすると→ 夏に崖となるところ

という意味にとれます。 冬の間は雪で白銀の山ですが、雪が溶けると、頂上付近は黒く崖が遠望できます。

私は、この地はかつてサッピラと称されていたんじゃあないかと考えています。

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