高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

学びの目標は非認知能力を養うことか?

2018-12-27 16:43:10 | 主義・主張

将来、AIに多くの仕事が取って代わられる・・。 ヒトだけができることはなんだろう? ということで、数値化ができない、ゼロとイチだけで表せないようなことがらに対する非認知能力に注目が集まっています。

「非認知能力」には、大きく2つの力があるそうです。ひとつめは、自尊心、自己肯定感、自立心、自制心、自信などの「自分に関する力」。そして、もう一群は一般的には社会性と呼ばれる、協調性、共感する力、思いやり、社交性、良いか悪いかを知る道徳性などの「人と関わる力」です。

 つまるところ、これらは、私たちが実践してきた子どもの自然体験活動のイエティくらぶや長期村で元来、目標にしていた養うチカラです。そのうえにあるのがDSR(Donika Suru Ryoku)であるわけです。.これらの力は「社会情緒的スキル」ともいわれ、特に乳幼児期に身につけておくと、将来に渡って幸せな生活を送ることができる源泉となるチカラといわれています。

日本の幼児教育では、もともと心の教育を大切にしてきました。しかし、近年、測ることができる能力(読み書きや計算といった知育教育など、モンテッソリー教育の手仕事も順序よくできるできないで測ることができる能力だと思うなあ・・)が重視されがちでしたが、最近になり、AIと比較して「非認知能力」が注目されるようになりました。 このことをあらためて、考え直さんと自然体験活動のゆくえは萎んでしまいかねないなあ・・・。

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